ローリング・ストーンズ初期を記録した幻のフィルムが復活

2012年9月20日 / 18:54

ローリング・ストーンズの初期黄金期を記録した幻のドキュメンタリー・フィルム『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』が、『ザ・ローリング・ストーンズ / チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』として復刻し、DVDやブルーレイ、さらに結成50周年記念スーパー・デラックス・ボックス・セットに含まれ、全米で11月6日(日本で11月7日)にリリースされる。

 1965年9月、「サティスファクション」のヒットを踏まえアイルランドの2都市で行なった公演の模様を収めた同フィルムは、前年のビートルズ映画『ハード・デイズ・ナイト(邦題:ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)』の成功を受け、当時のマネージャー、アンドリュー・ルーグ・オールダムがピーター・ホワイトヘッド監督、グリン・ジョンズ音楽エンジニアを雇い製作したドキュメンタリー映画だ。

 本作はノイズを取り除くなどのクリーンアップをしたのみならず、50分のフィルムを長編化し、全体の60%を占める新たな映像を加えているという。また、「ザ・ラスト・タイム」や「サティスファクション」、「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」など6曲を丹精こめてリミックスするなど、苦労を重ね完全なものに仕上げており、その結果、ローリング・ストーンズ初期のエネルギッシュあふれるステージとファンの熱狂ぶりを感じ取れる。実際、「アイム・オールライト」では興奮したファンがステージに駆け上がり、メンバーに次々とタックルし演奏がフィニッシュできていないシーンもある。

 また、ツアー中の彼らを様々な側面から撮影しており、サイン会やホテルの部屋でふざける姿や、作曲風景(ミック・ジャガーとキース・リチャーズが「シッティン・オン・ア・フェンス」を最終チェックしたり、ビートルズやエルヴィス・プレスリー、ファッツ・ドミノらの曲を聴いて参考にしている場面)なども見られる。

 本作はリリースに先駆け、9月29日の【ニューヨーク・フィルム・フェスティバル】で披露され、同じくウォルター・リード・シアターで10月3日にアンコール上映される。また、10月5日にはニューヨークの92ストリートYで一般公開プレミア上映が行なわれ、オールダムとスティーヴン・ヴァン・ザントのトーク・ショーもあわせて実施される予定だ。


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