アリアナ・グランデ、最新リップ・オイルが故マック・ミラーとの思い出から名付けられていると話題

　アリアナ・グランデのr.e.m.ビューティー（アール・イー・エム・ビューティー）から発売された最新ラインに含まれていた“pickin petals”と名付けられたリップ・オイルに注目が集まっている。

　アリアナのファンのビューティー・インフルエンサーが、「r.e.m.ビューティーのリップ・オイルの“pickin petals”をゲットしたら、アリアナがマックを思い出させてくれるちょっとしたことを投下し続けていることに気づく」と投稿したTikTok動画がバズったことがきっかけだった。この動画にはアリアナと故マック・ミラーが2013年にコラボした「ザ・ウェイ」がBGMとして使われており、“pickin petals”はその楽曲のマックのバースに登場する歌詞だ。

　このデュエットはアリアナのデビュー・アルバム『ユアーズ・トゥルーリー』からのリード・シングルで、マックは冒頭のバースで、「あの子のことをずっと想っているんだ/シャワーで歌ってみたり、花占い（pickin petals）をやるかのように/あの子は僕が好き？嫌い？ってね」とラップしている。この楽曲は米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で9位を記録し、アリアナとマックはそれぞれのキャリアで初のTOP10ヒットを獲得した。

　この曲をレコーディングしてから4年後にアリアナとマックは交際を始め、その後彼の2016年のアルバム『ザ・ディヴァイン・フェミニン』の「My Favorite Part」で再びコラボした。最終的に二人は2018年半ばまで付き合っていたが、彼が薬物の過剰摂取で事故死する数か月前に破局していた。

　その後彼女は、2019年にリリースした『thank u, next』の楽曲「ghostin」や、大ヒットを記録したタイトル・ソングでも元恋人のことを歌っていた。「thank u, next」で彼女は、数名の元恋人の名前を羅列した歌詞で、「マルコムにありがとうって言えたらな、彼は天使だったから」とマックにも言及した。