ハリー・スタイルズ、コンサート会場近くでの銃乱射事件を受けて公演をキャンセル

　ハリー・スタイルズが2022年7月3日に予定していたデンマーク・コペンハーゲンでのコンサートが、会場近くのショッピング・モール内で発生した銃乱射事件により中止になった。この事件では3人が死亡、3人が重傷を負った。

　AP通信によると、コペンハーゲン警察のソーレン・トマセン警視正は、スカンジナビア最大のショッピング・モールの一つであるField’sでの銃撃の後、22歳のデンマーク人男性が逮捕されたと記者団に語った。警察は、他の人物が攻撃に関与した形跡はないと述べているが、捜査は継続中だ。トマセン警視正によると、犠牲者には40代の男性と2人の“若者”が含まれていたとのことだが、それ以上の詳細は明らかにされていない。

　事件が発生した日の夜に【ラヴ・オン・ツアー】の一環としてコペンハーゲンのロイヤル・アリーナで公演が予定されていたハリーは、同日にTwitterに声明を発表した。彼は、「コペンハーゲンの人々と共に、僕も心を痛めています。この街が大好きです。人々はとても温かく、愛に溢れています」と綴り、「犠牲者とその家族、そして傷ついた皆さんために打ちのめされています。一緒にいられなくて残念です。どうかお互いをよく気にかけてください」と呼びかけた。

　ハリーは7月5日のパリ公演からツアーを再開する予定だ。