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今週の洋楽まとめニュースは、エド・シーランに関する話題から。2022年4月22日、エド・シーランが自身の『=(イコールズ)』に収録されている「2ステップ」のリミックス版のミュージック・ビデオを解禁。リル・ベイビーをフィーチャーした新バージョンは、シーランにとって5枚目のスタジオ・アルバムからの5曲目のシングルで、MVには彼にとって非常に特別な意味が込められている。
この映像は昨年ウクライナの首都キーウで撮影されたもので、ダウンタウンの広場で何千人もの人々がコーディネートされたダンスをする様子や、横断歩道を渡るシーラン、お辞儀をする人々の群れの中からリル・ベイビーがバースを披露する姿などが映し出されている。このMVのYouTubeでの配信による収益はDisasters Emergency Committee(災害緊急委員会)のUkraine Humanitarian Appeal(ウクライナ人道支援アピール)に寄付されるとのことだ。
エド・シーラン、昨年キーウで撮影した「2ステップ」リミックス版MVの収益をウクライナ人道支援に寄付へ
2022年4月19日にショーン・メンデスは、自身のTwitterに投稿したメモ・アプリの長文メッセージで、人前で本当の自分でいることに苦労したり、仕事で成功しているにもかかわらず十分に達成感を得られずに悩んだりしている自身の不安感についてファンに率直に語った。
このメッセージの中で彼は、「これだけの成功を収めても、自分が失敗していないと感じるのは難しいというのが正直なところです。自分にないものに集中し過ぎ、自分がしていることを見るのを忘れている。ありのままの自分は、圧倒されていて、刺激を受け過ぎているんです(笑)。あと、これも本当ですが、僕は大丈夫ですから。ただありのままを伝えて、ありのままでいようとしているだけです。僕がこれを言うことで、誰かの心に響くかもしれないと思いたいんです」と綴っている。
この投稿のあとショーンは、メモで自信喪失について綴ったものの、自分は大丈夫であると再度強調し、メッセージをシェアした目的は、自分と同じように感じている人を助けられる可能性があるからだと述べた。
ショーン・メンデス、長文メッセージで不安感を吐露「自分が失敗していないと感じるのは難しい」
2018年に死去した米ラッパーの故マック・ミラー。彼の命取りになった過剰摂取をする前にフェンタニル入りの錠剤を供給した罪で起訴された男が、2022年4月18日に約11年の禁固刑を言い渡された。
米ロサンゼルス連邦裁判所の審問で、オーティス・D・ライト連邦地裁判事は、ライアン・マイケル・リーヴィス被告に懲役10年11か月を言い渡した。この判決は、彼がフェンタニルの配布に関する1件の有罪を認めることで検察側と合意してから6か月後に下された形だ。
偽のオキシコドン錠剤を麻薬密売人に提供し、最終的にその売人がそれをミラーに売ったことを認めたリーヴィスに対し、連邦検察は当初12年7か月の求刑をしていた。リーヴィスの弁護士は、5年が相当であり、より長期間の監視下での釈放がふさわしいと主張していた。
故マック・ミラー、死因となった偽造薬物を供給した男が懲役10年11か月の実刑判決
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、ジャック・ハーロウの新曲「ファースト・クラス」が1位に初登場。2022年5月6日に発売予定の2ndアルバム『カム・ホーム・ザ・キッズ』からのリード・シングルとして4月8日にリリースした同曲は、インスタグラムやTikTokでのプロモーション効果もあり、昨年の10月23日付でトップに立ったリル・ナズ・Xとのコラボ「インダストリー・ベイビー」に続く2曲目、ソロ曲としては自身初の1位を獲得した。初登場1位獲得は史上60曲目、2022年では先週No.1デビューを飾ったハリー・スタイルズの「アズ・イット・ワズ」に続く2曲目の快挙だ。
「ファースト・クラス」は、初週5,460万回を記録してストリーミング・ソング・チャートでも同1位にデビュー。週間ストリーミングとしては2022年最大の記録で、2021年9月18日付でドレイクの「Way 2 Sexy feat.フューチャー&ヤング・サグ」が記録した6,730万回以来の数字を打ち出した。初週のストリーミング数としても、 2021年11月27日付でテイラー・スウィフトの「オール・トゥー・ウェル(テイラーズ・ヴァージョン)」が記録した5,440万回、2021年10月30日付でアデルの「イージー・オン・ミー」が記録した5,390万回のいずれもわずかに上回っている。
【米ビルボード・ソング・チャート】ジャック・ハーロウ初登場1位、2022年最大の週間ストリーミング記録
そして、アルバム・チャートでは、リル・ダークの『7220』が2週目の首位を獲得した。3月26日付で1位に初登場した『7220』は、翌4月2日付で2位にダウンした後、9日、16日と3週同位をキープして、今週4週ぶりに首位へ復帰した。
4位には、ジャック・ホワイトの新作『フィア・オブ・ザ・ドーン』が初登場。本作は、いずれも同チャート1位を獲得した1st『ブランダーバス』(2012年)、2nd『ラザレット』(2014年)、3rd『ボーディング・ハウス・リーチ』(2018年)に続く4枚目のスタジオ・アルバムで、TOP10入りは最高8位を記録したコンピレーション・アルバム『アコースティック・レコーディングス 1998-2016』(2016年)を含むソロ5作目、自身がメンバーとして活動したザ・ラカンターズ、ザ・デッド・ウェザー、ザ・ホワイト・ストライプス(それぞれ3作)の作品を含めると、14作目のランクインを果たしたことになる。
【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ダーク首位返り咲き、ジャック・ホワイト初登場4位
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