エミネム、RIAAによりシングルが最も多く認定されたアーティストに

　2022年3月8日、アメリカレコード協会（RIAA）によるゴールド＆プラチナ認定プログラムにおいて、新たに7,350万ユニットの認定を受けたエミネムが、シングルで最も多く認定を受けた“ダイヤモンド・キング”となった。

　RIAAのMitch Glazier会長兼CEOは声明で、「これらの賞は、エミネムの芸術に対する確固たる献身と、過去20年間に彼が築いたファンとの永続的なつながりを認めるものです。本日の発表により、エミネムは当プログラムの歴史上、最高の認定シングル・アーティストとなり、珍しい3枚目のダイヤモンド・アルバムが彼の多くの創作業績に加わりました。エミネムと、ハードルの設定をこれまで以上に高くした彼のレーベル・チームの皆さん、おめでとうございます！」とコメントしている。

　エミネムは、アルバムとシングルでそれぞれ3回、合計6回ダイヤモンド・ディスク認定（1,000万枚）を受けており、音楽史上最も売れたアーティストの一人として確固たる地位を築いている。今回新たに認定された7,350万分を追加すると、彼の総認定数は2億2,750万に達する。内訳は、シングルが1億6,600万、アルバムが6,150万で、2005年のベスト・アルバム『カーテン・コール。～ザ・ヒッツ』も最近ダイヤモンド・アルバムの仲間入りを果たした。

　インタースコープ・ゲフィン・A&Mのスティーブ・バーマン副会長は、「インタースコープは、アフターマスと共に、マーシャル（・マザーズ、エミネムの本名）、ポール（・ローゼンバーグ、マネージャー）、そして“シェイディ”・チーム全員によるこの素晴らしい業績を祝福します。録音音楽史に残る偉大な旅に参加できたことを光栄に思います。この最も美しい部分は、旅がまだ始まったばかりのように感じられるということです」とコメントしている。

　エミネムはまた、ジャンルや時代を問わず、1,000万枚以上の売上を記録したアルバムが3作以上ダイヤモンド認定された7アーティストのうちの1人でもある。今回の受賞でエミネムは、ガース・ブルックス（9）、ザ・ビートルズ（6）、レッド・ツェッペリン（5）、イーグルス、シャナイア・トゥエイン、故ホイットニー・ヒューストン（いずれも3）というマルチ・ダイヤモンド・アーティストの面々の仲間入りを果たした。