蒼井翔太、3年ぶりとなったツアーのファイナル公演のレポートが到着

2022年2月13日 / 00:00

2月12日(土)@東京・東京ガーデンシアター photo by 上飯坂一 (okmusic UP's)

蒼井翔太が2月12日(土)に東京・東京ガーデンシアターにて、ライブツアー『蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coR』ファイナル公演を行った。2020年に開催予定だったツアーがコロナ禍で全公演中止となったため3年ぶりのツアーとなった。核を表す”coRe”には、アーティスト・蒼井翔太としての表現の確固たる部分を意味し、文字通りそれを体現するパフォーマンスを魅せるものとなった。今回は2月12日(土)に東京・東京ガーデンシアターで行われた公演をレポートする。

ダンサブルなイントロとともに、ステージ上の巨大なLEDスクリーンに過去のMusic Videoなどのビジュアルが次々と映し出される演出でライブがスタート。観客の手拍子に応える形でステージ上段に蒼井が登場すると、「いくよ!東京ファイナル!」と呼びかけてオープニングナンバー「Tone」を伸びやかに歌い上げる。ビビッドなオレンジのラインが映えるジャケットスタイルの衣装で、続いてデビュー曲「ブルーバード」を披露。ダンサーと息の合ったパフォーマンスから一転、3曲目にはライブでも定番となった激しいロックナンバー「Eclipse」を、ボーカルテクニックで魅せながら一気に世界観に引き込んでいく。

最初のMCでは「たくさんの皆さんの協力のおかげで今日を迎えることが出来ました!まずは感謝を伝えさせてください。本当にありがとうございます!」。とツアーを走り抜けることができた喜びを示しながら、ライブを心待ちにしていたファンへの素直な感謝の思いを打ち明けた。

人気楽曲「絶世スターゲイト」で美しいハイトーンボイスを聴かせると、本ツアーで久々の歌唱となった1stアルバム収録の「タッチ ツー テイク トリコ」ではペンライトを振りながら観客をリードしていく。次への曲間では、蒼井のリングコール風の掛け声に合わせて6人のダンサーが1対1のダンスバトルを繰り広げる楽しい演出も。深く被ったハットが目を惹くモノトーンの衣装に着替えた蒼井がステージに登場すると、エモーショナルなバラード「Powder snow」を披露。LEDに映し出される雪と照明のコントラストで会場が幻想的な雰囲気に包まれる中、続く「月下の華」でも艶やかな歌声を響かせた。そして、続くMCでは「蒼井翔太をきっかけとして皆さんの出会いがあることは本当に素敵だと思います。僕は、歌や声や演技で皆さんを癒すことが出来ればと思っているのですが、今後も自分の声を最大限に活かして、皆さんの心とそして生活に寄り添っていければと思います。ほわっとしゃべっておりますけれども、それではここでビシッと雰囲気を変えたいと思います!」と話した。

ダンサーを従えて披露したのは、サビで手招きをする振り付けが印象的な「Checkmate」。さらに自身も出演するドラマ『REAL⇔FAKE 2nd Stage』のエンディングテーマでもある「硝子のくつ」とパワフルなダンスナンバーが続く。「今日は予報では雪が降りそうだったんです。実際に2日前にはちらちらと雪が降り始めていて、スタッフさんからも『またやったな』と言われる瞬間もありました(笑)。蒼井翔太は本当に極度の雨男で、楽しみな日には雨が降ってしまうジンクスもあるんです。」今回のツアーではMCでのトークも普段より多く、この3年間会えなかったぶん、最近あった出来事やツアーの小話を自然体でファンに楽しく話す様子も微笑ましい。そして、自身のフェイバリットカラーでもある紫をタイトルに持つ「MURASAKI」を披露、曲中のセリフや和テイストの演出を織り交ぜながら優雅にパフォーマンスし、ここで一度ステージを後にする。

幕間のムービーでは、リズムゲーム風のネタを取り入れながらのクラップ練習で観客の笑いを誘い、遊び心あふれる細かな演出も忘れない。

映像明けの後半戦、ナポレオンジャケットに様々な柄の生地を組み合わせた、淡いブルーを基調とした中性的な衣装に着替えた蒼井が再びステージに登場、和ロック「零」を激しくも艶やかに歌い上げ観客を圧倒する。パンツスタイルに早変わりして披露したのは華やかなR&Bナンバーの「flower」。楽曲の進行にあわせて、モノクロからカラフルな花に色づいていくステージLEDの映像演出も印象的だ。蒼井らしい繊細なパフォーマンスに魅了されたあとには、疾走感あふれるデジタルナンバー「UNLIMITED」で一気に会場を盛り上げた。

「最後まで突っ走って行きたいと思います!サイリウムを持つも良し、一緒に振り付けを真似するも良し、ぜひ皆さんにブチあがって頂きたいと思います!」と披露した最新シングル「give me ♡ me」では、サビのキャッチーな振り付けと息のあったフォーメーションダンスで盛り上げ、会場のボルテージはこの日最高潮に。そして、「ありきたりの言葉かもしれないけど、離れていてもずっと繋がっている、同じ空の下で皆さんと一緒に過ごしているという思いが沢山込められた曲です。今日の楽しい思いを次に会う時まで、皆さんの中でシェイクシェイクして、思いを大きくしてまた再会できたらと思います!」と述べた蒼井。本編を締めくくった楽曲はコロナ禍のステイホーム時期にアコースティックセッション動画も公開された楽曲「Shake Shake! Together!」。初披露となるライブバージョンではダンサーも参加し、サビのチアダンスや間奏に決めポーズを取り入れたアイドル風の振り付けで、会場にハッピーなオーラを振り撒いていく。コール&レスポンスのない中でも会場には笑顔が溢れ、確実な一体感をもたらした。

アンコールの拍手に応える形でステージに再び登場した蒼井は、ツアーTシャツのアレンジ衣装にチェンジ。スポットライトの下、歌い出しアカペラで「奪えないもの」を披露。メロディアスなダンスバラードを堂々と歌い上げた。さらに自身の決意表明の楽曲でもある「Existence」では、その存在感を現すようなしなやかで強いパフォーマンスで魅了。そして、「これが本当に最後の曲です!またいつか再会しましょう!ここからがスタートです!」という言葉と共に、ラストに披露されたのは「START!!」。”ここからがスタート”というポジティブで心強いメッセージを込めた楽曲で、改めてファンとの絆を確かめ合った。

まだまだ様々な制限がある世の中で、満を持して開催された本ツアーだが、改めてアーティスト・蒼井翔太の表現がいかに一貫しつつも自由なものであるか、パフォーマンスという形で目の当たりにできたことだろう。“変わらず変わる”より良い進化をし続ける蒼井翔太にこれからも注目したい。

photo by 上飯坂一、小境勝巳

【セットリスト】

〜OPENING〜

01.Tone

02.ブルーバード

03.Eclipse

04.絶世スターゲイト

05.タッチ ツー テイク トリコ

06.Powder snow

07.月下の華

08.Checkmate

09.硝子のくつ

10.MURASAKI

〜BRIDGE MOVIE〜

11.零(ゼロ)

12.flower

13.UNLIMITED

14.give me ♡ me

15.Shake Shake! Together!

<ENCORE>

16.奪えないもの

17.Existence

18.START!!


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