マドンナ、ブリトニー・スピアーズとのワールド・ツアーに意欲

　マドンナが、ブリトニー・スピアーズとのワールド・ツアーに意欲を示し、“あのキス”を再現したいと発言した。

　最近配信されたインスタグラム・ライブで、今後世界を巡るツアーをやるつもりはあるのかと聞かれた彼女は、「当たり前じゃない、やらなくちゃ」と述べ、「スタジアムよ、ベイビー。私とブリトニーなんてどう？そうね、彼女がやりたいかどうかは分からないけど、できたらクールじゃない。あの元祖のキスを再現したりしてね」と続けた。

　“あのキス”とは、【2003 MTVビデオ・ミュージック・アワード】で、マドンナ、ブリトニー、クリスティーナ・アギレラ、ミッシー・エリオットがライブ・パフォーマンスを披露した時のもので、当時大きな話題を呼んだ。マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」や「ハリウッド」を含むメドレーが披露されていた流れで、マドンナがブリトニーにキスをすると、カメラが元恋人のジャスティン・ティンバーレイクを一瞬抜き、またステージに切り替わると彼女はクリスティーナにもキスをしていたが、話題になったのはブリトニーとのキスだった。

　マドンナは、#FreeBritney運動が全盛期を迎えていた頃、ブリトニーが13年間管理下に置かれてた成年後見制度の適用を終わらせるべきだと主張していた。2021年11月、米ロサンゼルス高等裁判所により後見は正式に解除された。

　2021年7月にマドンナは、“ブリトニー・スピアーズ”と書かれたTシャツを着たセルフィー画像に、「この女性に人生を返してあげて。奴隷制度はずっと前に廃止されているのに！何世紀にもわたって女性にこのようなことをしてきた貪欲な家父長制に死を。これは人権侵害よ！ブリトニー、私たちはあなたを刑務所から解放しに行くから！」と綴って、インスタグラム・ストーリーズに投稿していた。