デヴィッド・ボウイ、キャリアを総括するボックス・セット第5弾『ブリリアント・アドヴェンチャー[1992-2001]』日本盤が12/22発売決定

2021年10月26日 / 16:00

 常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。海外では2021年11月26日に発売となる1969年からの彼の豊潤なキャリアを総括するボックス・セット・シリーズの第5弾作品となる『ブリリアント・アドヴェンチャー [1992-2001]』の輸入盤国内仕様日本盤が、12月22日にリリースされることが明らかになった。

 また、同ボックス・セットに収録されている未発表アルバム『トイ』の3枚組CDボックス・セット『トイ:ボックス』の輸入盤国内仕様日本盤も、デヴィッド・ボウイの誕生日の前日である2022年1月7日に世界同時発売されることとなった。

 1999年発売のアルバム『アワーズ…』に収録されている、琴の音色が印象的なインストゥルメンタル曲のタイトルから名付けられたこの『ブリリアント・アドヴェンチャー [1992-2001]』。

 ここには、この期間にボウイが発表した『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』や、『郊外のブッダ(原題: THE BUDDHA OF SUBURBIA)』(日本盤としては発売されていなかった作品、またアナログ盤としても30年以上入手困難となっていたアルバム)、『アウトサイド』、『アースリング』、そして『アワーズ…』といったスタジオ・アルバムの、オリジナル・プロデューサーやコラボレイターの手による最新リマスター音源を収録したCDに加え、2000年6月27日に英ロンドンにあるBBC RADIO THEATREで行われたライブの模様を収録したライブ・アルバム、アルバム未収録曲や別ヴァージョン、Bサイド曲を収録したコンピレーション作品『リコール5』、そして今や伝説として語り継がれているボウイの未発表アルバム『トイ』といった計11枚のCDが収納されている。

 アルバム『トイ』は、2000年の【グラストンベリー】での凱旋公演後にレコーディングが行われていたアルバムだ。大成功を収めた【グラストンベリー】公演を終えたボウイは、1964年から1971年の間に初めてレコーディングした楽曲を新しい解釈でレコーディングするために、マーク・プラティやスターリング・キャンベル、ゲイル・アン・ドーシー、アール・スリック、マイク・ガーソン、ホリー・パーマー、そしてエム・グライナーからなるバンドと共にスタジオに入った。

 ボウイはいわゆる“オールド・スクール”な手法をレコーディングに取り入れ、バンド・メンバー全員でライブ・レコーディングを行い、その中からベスト・テイクを選んで可能な限り早くアルバムを発表するという、驚くほど先見性のある計画を立てていたのだ。しかし、残念ながら2001年当時は「サプライズ・リリース」という発売形態/コンセプトとそれを支えるテクノロジーがまだ確立されておらず、この『トイ』というアルバムをボウイが望んだように即座にファンに向けて発売することは不可能となってしまう。そこでボウイはさらにその先を見据え、同じセッション時に生まれたいくつかの新曲を仕上げ、新たな作品を創り上げた。それが2002年にリリースされた、ボウイの最高の瞬間を捉えた一つの作品として認知されているアルバム『ヒーザン』だったのだ。

 当初発売が予定されていた2001年から20年という時を経て、ボウイの共同プロデューサーであるマーク・プラティは「“トイ”というアルバムは、喜びや燃え盛る炎、エネルギーを琥珀の中に捉えた瞬間のような作品です」と話している。彼は「音楽を演奏することに喜びを感じている人々のサウンドがここにあるのです。デヴィッドは数十年前の自身の作品を、今までの経験値と新鮮な視点から再検討していました。20年経った今、私も再びこの作品に立ち戻っているのですから、同じ意味を持っているんでしょう」と続け、「彼はよく、“マーク、これは僕たちのアルバムだよ”って言っていました。昔の楽曲を再び掘り下げるこの旅路において、私は彼と共に深くのめり込んでいっていたのを知っていたんでしょうね。ようやくこのアルバムが、私たち全員のものだ、と言えるようになることを非常に嬉しく思っています」と述べている。

 ボウイの誕生日の前日となる2022年1月7日に発売となる3枚組CD『トイ:ボックス』は、この『トイ』というアルバムのスペシャル・エディションとなる作品だ。レコーディング・セッションの“瞬間を切り取る”アプローチは、成長したボウイの顔を持つ赤ちゃん、というボウイがデザインしたジャケット・アートワークにも生かされている。

 この『トイ:ボックス』には、『トイ』アルバムに加え、オルタナティブ・ミックスや別ヴァージョンの音源や、当時のレコーディング・セッション時に収録していたアール・スリックとマーク・プラティによるアコースティック・ギターのサウンドをもとに、ボウイも気に入っていたというヴォーカルとギターのみというシンプルなサウンドを中心に置きつつ所々にエレクトリックをまぶしながら完成させた新たなミックス音源も収録されている。また、この『トイ・ボックス』には、フランク・オッケンフェルス三世が撮影していた未発表の写真を多数掲載した16ページのブックレットが封入されている。

 『ブリリアント・アドヴェンチャー [1992-2001]』に収録されている『BBC RADIO THEATRE, LONDON, JUNE 27, 2000』というライブ音源と、アルバム未収録曲やBサイド曲などを収録した『リコール5』は、このボックス・セット限定のアルバムとなっている。

 2000年6月27日のライブは、【グラストンベリー】でのパフォーマンスの二日後に、セントラル・ロンドンにあるBBCのアールデコ調の劇場で幸運な500人のファンのために行われた。この日のライブ音源は、2000年9月に発売された限定盤3枚組アルバム『BOWIE AT THE BEEB』の3枚目のCDに何曲か収録されていたのだが、フル・コンサートとして発表されるのは今回が初となる。

 また、『リコール5』は3枚のCDにアルバム未収録曲や別ヴァージョン、Bサイド曲や映画のサントラに提供していた曲など全39曲を収録した作品だ。

 このボックス・セットには128ページにも及ぶ(アナログ・ボックスでは84ページ)豪華ブックが同梱されている。ここには、フランク・W・オッケンフェルス三世やニック・ナイト、ジョン・スキャリスブリック、ニーナ・シュルツ・ターナーといったフォトグラファー達による非常に貴重な未発表写真やメモラビリア、そしてブライアン・イーノやナイル・ロジャース、リーヴス・ゲイブレルス、マーク・プラティといったプロデューサーやエンジニアによるライナーノーツ、そして『郊外のブッダ』のコラボレイターであるエルダル・キジルチャイの最新インタビューなどが掲載されている。

 CDボックス・セットには、ゴールド・カラーのディスクが採用されており、各ディスクはオリジナル・アルバムのアナログ盤を可能な限り復刻した紙ジャケットに封入されている。また、LPボックス・セットにはCDセットと同内容の作品を、180グラム重量盤アナログに収録している。

◎リリース情報
アルバム『ブリリアント・アドヴェンチャー [1992-2001]』国内盤
2021/12/22 RELEASE
WPCR-18480/90 / 24,200円(tax incl.)
※輸入盤は2021年11月26日発売予定

アルバム『トイ・ボックス』
2022/1/7 RELEASE
WPCR-18491/3 / 5,500円(tax incl.)
※3枚組CDボックス・セット
※日本盤には解説、歌詞、対訳を掲載した別冊ブックレット付


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