バッドバッドノットグッド、Ovallによる「Signal From The Noise」のカヴァー公開

　待望の最新アルバム『Talk Memory』を2021年10月8日に＜XL Recordings＞よりリリースする人気インスト・バンド、バッドバッドノットグッド（BBNG）。ジョー・アーモン・ジョーンズや南ドイツを筆頭に世界中のアーティストがカヴァー動画を次々に公開しているコラボ企画にShingo Suzuki、mabanua、関口シンゴによる日本のトリオバンド、Ovallが参戦した。

　Ovallは今回、UKのエレクトロニック・プロデューサー、フローティング・ポインツが参加したサイケデリック・ジャズ・トラック「Signal From The Noise」をリアレンジした作品を公開。事前にバンドから提供された楽曲のmp3と楽譜、楽曲から得たインスピレーションのみを頼りにドラム、ギター、ベースを重ねていき、リレー形式で仕上げていったという今回のカヴァー曲は、オリジナルとは全く異なるOvallらしいグルーヴが強調されたアレンジとなっている。

　5年ぶり5作目となる最新アルバム『Talk Memory』は、コラボレーションと即興のライブ・パフォーマンスが作り出す奇跡に焦点を当てており、アルトゥール・ヴェロカイ、カリーム・リギンス、テラス・マーティン、ララージ、モーゼズ・サムニーやサンダーキャットの作品にも参加した女性ジャズ・ハーピストのブランディー・ヤンガーら豪華ゲストが参加。ミックスはディアンジェロ不朽の名盤『Voodoo』をはじめ、ソウルクエリアンズ期のエリカ・バドゥやコモンの諸作に携わり、近年ではカマシ・ワシントンやトム・ミッシュ作品に関わる【グラミー賞】受賞エンジニアのラッセル・エレヴァードが担当。アートワークはルイ・ヴィトンのヴァージル・アブロー率いるAlaska-Alaska TMによって手掛けられている。

　『Talk Memory』の日本盤CDおよびTシャツ付限定盤にはボーナス・トラック「Stepping Through Stars」が追加収録され、解説・歌詞対訳を封入。輸入盤CD/LPとBeatink.com限定Tシャツ付アナログ盤も同時発売となり、各店にて好評予約受付中となっている。

◎リリース情報
アルバム『Talk Memory』
2021/10/8 RELEASE
XL1176CDJP / 2,200円円（plus tax）
※国内盤特典：ボーナス・トラックが追加収録 /解説書・歌詞対訳封入