ブライアン・ウィルソン、キャリア初のソロ・ピアノ・アルバム発売決定

　言わずと知れたビーチ・ボーイズの頭脳であり、1980年代以降はソロ活動も精力的に行っている米音楽界の至宝、ブライアン・ウィルソン。2015年のアルバム『ノー・ピア・プレッシャー』では、ファン.のネイト・ルイスやケイシー・マスグレイヴス、シー・アンド・ヒムなどの豪華ゲストを招いて話題を呼んだが、それから実に6年振りとなる待望のソロ新作『アット・マイ・ピアノ』が2021年11月19日にリリースされることが決定した。

　本作はブライアン自身による全編ソロ・ピアノ作で、ソロ・ピアノによるアルバムはキャリアを通じても今回が初となる。曲目は「神のみぞ知る」、「グッド・ヴァイブレーション」、「素敵じゃないか」といったビーチ・ボーイズ時代の名曲も含め、今年結成60周年を迎えたビーチ・ボーイズからのキャリアを総括するベスト盤的な選曲となる。華麗なアレンジメントと唯一無二の歌声が大きな特徴でもあるブライアンが、楽器や歌を排したソロ・ピアノでどのような音世界を繰り広げるか、ファンの間では大きな話題となりそうだ。

　今回のアルバムについて、ブライアンは「幼い頃リビングルームにはアップライトピアノが置いてあって、12歳の頃から毎日それを弾いていたよ。レッスンを受けたことは無い、完全に独学だった。ピアノが私の人生においてどれほど重要な位置を占めているかは、とても言葉では言い表せられないよ。ピアノは私に安らぎや楽しみ、安心を与えてくれた。いつも私の創造力や競争心をかきたててくれたんだ。幸せな時も悲しい時も私はピアノを弾く。みんなのためにプレイするのも好きだし、一人だけで弾くのも大好きだ。ピアノと、そこから生まれた私の作品は、間違いなく私の人生を救ってくれたんだよ」と語っている。

◎リリース情報
アルバム『アット・マイ・ピアノ』
2021/11/19 RELEASE
UCCM-1267 / 2,860円（tax incl.）
https://brianwilson.lnk.to/PianoPR
＜トラックリスト＞
神のみぞ知る
イン・マイ・ルーム
ドント・ウォーリー・ベイビー
カリフォルニア・ガールズ
太陽あびて
素敵じゃないか
僕を信じて
駄目な僕
スケッチ・オブ・スマイル
サーフズ・アップ
フレンズ
ティル・アイ・ダイ
ラヴ・アンド・マーシー
マウント・ヴァ―ノン・フェアウェル
グッド・ヴァイブレーション