【米ビルボード・ソング・チャート】BTS「Butter」通算9週目の首位、リル・ナズ・X&ジャック・ハーロウ初登場2位

2021年8月3日 / 11:15

 BTSの「Butter」が通算9週目の1位を獲得した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 先週1位に返り咲いた「Butter」は、今週も112,900と高セールスを記録してデジタル・ソング・セールス・チャートでも同9週目の1位を獲得。ストリーミング・ソング・チャートでは40位から44位にランクダウンしたが、前週と同率の3,050万回を記録して、エアプレイ・チャートでは21位をキープしている。

 2021年度のチャートでは、初登場の1月23日から3月13日まで計8週をマークしたオリヴィア・ロドリゴの「drivers license」を上回る首位獲得最長記録を更新。昨年の1月18日から3月28日までの11週を記録した、ロディ・リッチの「ザ・ボックス」以来の9週を超えるタイトルとなる。

 惜しくも「Butter」から1位を勝ち取ることはできなかったが、2位にはリル・ナズ・Xとジャック・ハーロウのコラボレーション「インダストリー・ベイビー」が初登場した。初週4,060万回を記録して、ストリーミング・ソング・チャートでは1位に、10,900を売り上げてセールス・チャートでは6位にそれぞれデビューしている。

 リル・ナズ・Xは、歴代最長の19週1位をマークし、2019年の年間チャートを制した「オールド・タウン・ロードfeat.ビリー・レイ・サイラス」、同年9月に最高5位を記録した「パニーニ」、そして今年の4月10日付チャートで1位に初登場した「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」(今週8位)に続く4曲目、ジャック・ハーロウは、2020年7月11日付チャートで最高2位をマークした「ホワッツ・ポッピンfeat.ダベイビー、トリー・レーンズ、リル・ウェイン」以来、2曲目のTOP10入りとなる。

 ストリーミング・ソング・チャートでの首位獲得は、リル・ナズ・Xにとって「オールド・タウン・ロードfeat.ビリー・レイ・サイラス」(20週)、「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」(2週)に続く3曲目、ジャック・ハーロウは初の快挙を達成した。

 「インダストリー・ベイビー」はR&B/ヒップホップ・ソング・チャートと、ラップ・ソング・チャートでも今週1位にランクインし、どちらもリル・ナズ・Xが「オールド・タウン・ロード」に続く2曲目、ジャック・ハーロウは初のNo.1タイトルを獲得している。

 同曲のプロデュースを手掛けたカニエ・ウェストにとっては、プロデューサーとして通算22曲目のTOP10入りで、その内訳2000年代が14曲、2010年代が7曲、2020年代では初のランクインとなる。自身の楽曲がチャートインしたのは2003年のデビュー曲「スルー・ザ・ワイヤー」(最高15位)だが、プロデューサーとしての楽曲を含めると初のランクインは最高8位をマークしたジェイ・Zの「Izzo(HOVA)」(2001年)で、最後にTOP10入りしたのは2019年に7位を記録した「フォロー・ゴッド」だった。

 先週まで9週連続で2位をキープしていたオリヴィア・ロドリゴの「good 4 u」は、今週ついに3位へ順位を落とした。先週4位にダウンしたザ・キッド・ラロイとジャスティン・ビーバーのコラボレーション・シングル「ステイ」は同位をキープ。エアプレイは25%増加の2,760万回、セールスは11%増加の8,500にそれぞれ上昇し、いずれも今週最も伸びた曲に贈られるAirplay Gainer、Sales Gainerを獲得している。同曲が収録されたザ・キッド・ラロイのデビュー・アルバム『ファック・ラヴ』は、デラックス盤のリリース効果を受けて今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で自身初のNo.1を獲得した。

 デュア・リパの「レヴィテイティングfeat.ダベイビー」は3位から5位にランクダウンしたが、エアプレイ・チャートでは通算6週目の1位をキープしている(8,040万回)。なお、ゲストのダベイビーは7月23日から25日にかけて開催された音楽フェスティバル【Rolling Loud】で、同性愛嫌悪発言と受け取れる問題発言し大炎上を起こした。デュア・リパ本人も自身のSNSでその発言を非難するなど、その騒動以降ダベイビーが参加したリミックスのエアプレイは急落している。

 以下、ドージャ・キャットの「キス・ミー・モアfeat.シザ」が5位から6位、エド・シーランの「バッド・ハビッツ」が6位から7位、BTSの「Permission to Dance」が7位から9位、オリヴィア・ロドリゴの「deja vu」が9位から10位にそれぞれランクダウンした。Hot 100では順位を下げた「deja vu」だが、ポップ・エアプレイ・チャートでは3位から2位に最高位を更新し、1位の「good 4 u」とワンツーフィニッシュを飾っている。1992年に集計がはじまったポップ・エアプレイ・チャートで1位と2位を独占したのは、以下のアーティストに続く7組目の快挙。

マライア・キャリー(1995年/1週)
アウトキャスト(2004年/2週)
ファレル・ウィリアムス(2013年/2週)
イギー・アゼリア(2014年/3週)
ホールジー(2019年/3週)
アリアナ・グランデ(2021年/1週)

 なお、1位と2位にランクインした楽曲がいずれもゲスト・クレジット(デュエット、もしくはフィーチャリング・アーティスト)のないタイトルは、7組中オリヴィア・ロドリゴのみで史上初の快挙となる。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは8月6日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「Butter」BTS
2位「インダストリー・ベイビー」リル・ナズ・X&ジャック・ハーロウ
3位「good 4 u」オリヴィア・ロドリゴ
4位「ステイ」ザ・キッド・ラロイ&ジャスティン・ビーバー
5位「レヴィテイティング」デュア・リパfeat.ダベイビー
6位「キス・ミー・モア」ドージャ・キャットfeat.シザ
7位「バッド・ハビッツ」エド・シーラン
8位「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」リル・ナズ・X
9位「Permission to Dance」BTS
10位「deja vu」オリヴィア・ロドリゴ


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