葉菜子&鶴ハルナ「これからも一緒にさまよい続けようぜ!」ムロパナコ&ハルナ・バッ・チーン時代からの盟友初対談インタビュー解禁

2021年7月22日 / 18:00

 2018年【WACK合同オーディション】候補生として予測不可能な言動で注目を集めたアユナ・C(仮名)とリソリソ(仮名)。その後、ムロパナコとハルナ・バッ・チーンの名でそれぞれ2期BiSとGANG PARADEのメンバーとしてアイドルフリークからカルト的な人気を集めるも退所、今現在は葉菜子と鶴ハルナの名で各々の道を歩んでいる彼女たちが、その歴史上初となる対談インタビューに応えてくれた。

 オーディション時から「モーニング娘。の辻ちゃん&加護ちゃん」に例えられるほどの自由奔放な幼女コンビとして愛されてきたものの、デビュー以降は別々のグループで活動していた為「またふたりの絡みが見たい」といったファンの声は多く、しかしそれぞれのタイミングでWACKを退所し、もう二度とふたりの共演は叶わないと思われていた。しかし、葉菜子が自身の活動休止前最後のワンマンライブ直前インタビュー(https://bit.ly/3yU3I2V)を行った際、

 「ハルナとの対談インタビューやりませんか」と提案してくれ、その場に葉菜子が鶴ハルナを呼び出し、今回の対談が実現。ふたりはしばらく疎遠だったそうだが、葉菜子は「活動休止する前にハルナと再会して話しておきたい」と思い、ハルナもまた「葉菜子とこのタイミングで語り合えるなら」と突然の要望に駆けつけてくれた。自分らしく生きる道をサバイバルする若き異端児同士の対談、ぜひご覧いただきたい。

◎葉菜子&鶴ハルナ@初対談インタビュー

<私は友達だから、友達のファンにはハルナのことを分かってほしい>

--まさか葉菜子の活休宣言インタビュー直後にこんな展開になるとは。

葉菜子:これから、かのお騒がせモンスターが来ます!

--お互い様じゃないですか(笑)。お騒がせモンスターがお騒がせモンスターを呼び出しました!

葉菜子:いや、お互い様だけど、私とはまた別のジャンルのお騒がせモンスター! 私がドラクエのお騒がせモンスターならハルナは……なんだろう? パックマンのお騒がせモンスター! 私、ハルナと1年以上会っていないんですよ。去年の春ぐらいから会っていないんで、本当にひさしぶり。ハルナがギャンパレを辞めるときに相談を受けていて、私はメンバーにもファンにも謝罪というか、自分の意思を伝えたほうがいいとずっと言っていて、でも何も言わずに辞めちゃって。だから私がハルナに対していちばん厳しかったかも。もしかしたらファンの人たちの中では「私がいちばん寄り添っていた」と思われていたかもしれないけど、実はめっちゃ怒ってました。「ハルナが反省するまで私は連絡取らない」って言って、実際に今日まで連絡取っていなかったし……

--では、なんで、今日再会しようと思ったんですか?

葉菜子:やっぱりハルナはファンの人にちゃんと想いを伝えたほうがいいと思って。私は友達だから、友達のファンにはハルナのことを分かってほしいじゃないですか。どう想っているのかを知ってほしいから……。あ、ハルナ来た! 本日の主役でございます!

鶴ハルナ:いやいやいや……おつかれさまです! ひさしぶりに会えて嬉しい。でも急に呼びされたから何の準備もできてないし、ちょっと怖い(笑)。

葉菜子:ハルナ、いつギャンパレ辞めたっけ?

鶴ハルナ:去年の2月とか。1年半ぐらい前かな。

葉菜子:私は「どうして辞めちゃったか」知りたいと思っているファンが今もいると思っていて、それが聞きたかったの。

--もう核心に迫るんですね(笑)。

<「もうダメだ。死のう」と思うところまで行っちゃったんです>

鶴ハルナ:ハルナもそれは「話さなきゃいけない」と辞めたときから思っていたし、そのせいで困ったり悩んでいる人がめっちゃいることも分かっていたし、自分も好きなアイドルやアーティストが急にバッて辞めたら「どうしてなの?」って思うから、ファンの方々が理由を聞きたい気持ちもすごく分かるし……だから自分でも「すごく申し訳ないことをしているな」と思ってたの。でも、あれから時間も経ったし、こういう機会を頂いたから正直なことを話してしまうと……いろんな人の心を揺さぶり過ぎるかもしれない、心配させることが増えてしまうかもしれない状況に陥っていて。簡単に言うと、私が精神的に参ってしまったんですよね。それで病院にも通うようになって、ご飯も食べられなくなっちゃって、それぐらいメンタル的に落ちちゃって、自分でも「なんでこんなことが出来ないんだろう?」と思うんだけど、どうしようも出来なくて「あーもう!」みたいな。それで何か迷惑をかけてしまっても何も言葉にできないぐらいのメンタルだったから「もうダメだ。死のう」と思うところまで行っちゃったんです。

--それで突然辞めることになってしまったと。

鶴ハルナ:それでママにも「死にます」って連絡したら「じゃあ、ママもいっしょに死んであげる」って言ってくれて、それでケータイも何もかも置いてふたりで熱海に行ったんですよ。結果、そのママの優しさに救われて今こうして生きているんですけど、あのタイミングでこんな話をファンのみんなに伝えたらメンバーや事務所の方々にも迷惑をかけると思ったし、あんな状態になってしまった責任は私にあるから、これまで平賀さん(この記事のインタビュアー)にもインタビューの提案は何度も頂いていましたし、私からも「話さなきゃいけないな」と思ってインタビューのお願いをしたこともあったんですけど、関係者の方にも「やっぱり正直なことは言えないな」と思って今日まで先送りにして黙っていたんです……。それは本当にごめんさい。ファンの皆さんに対しても「本当にごめんなさい」という気持ちです。

--いえいえ、そういう状況があったのなら仕方ないです。でも、この記事を読むファンの人たちもそうかもしれないけど、今こうして本音を聞けて良かったなとも思います。

鶴ハルナ:そう言ってもらえると有難いです。でも、そんな感じで突然辞めてしまったので、ギャンパレのカミヤサキさんのラストライブが中野サンプラザであるとツイッターで知ったときも、その瞬間に自分は「どういう気持ちでいたらいいんだろう?」と思って。いろいろあったから正直に「好きです」と伝えていいのか分からなかったし、でも自分はギャンパレのおかげで今があるし、たぶん心残りもあるし、同時に申し訳ない気持ちもあるし、感謝の気持ちもあるし、本当に心の底から「おめでとう!」と言いたかったし、でもそれが言えない。そんな複雑な感じで過去を引きずっちゃっていたからツラかったんですけど、でもあのライブの前日にメンバーにLINEしたんですよ。そこで正直な想いをぜんぶ話したんです。「ああいうことがあって、あのときはこういう感じになっていて」みたいな感じで。でも「ギャンパレは私にとって青春だったし、あの日々がなければ今はないと思っているから」って「申し訳ない」という気持ちと一緒に伝えました。

<アイドルはプロデュースされている。でも自分の意思も貫かなきゃいけない>

--素直な心境と貴重なエピソードをありがとうございます。今の話を聞いてどんな気持ちになりました?

葉菜子:一生残る! なんなら私も同じじゃないですか! 私もBiSでの日々は一生残るんですよ!

鶴ハルナ:良い思い出だし、最近はギャンパレの曲も聴くし。

葉菜子:あ、そうなんだ! 私は(BiSの曲は)一生聴かない(笑)。

鶴ハルナ:私は最近、ムロたちのBiSの解散ライブの動画観たよ?

葉菜子:えっ? ヤバっ! 観れないんだけど(笑)。

鶴ハルナ:あの状況を今思い返すと、あのときはあのときでいろんなことがあったなって。改めて「難しいなぁ」って思ったり。アイドルって誰かにプロデュースされているわけだけど、でも自分の意思も貫かなきゃいけないわけで……「噛み合わなかったんだなぁ」って。それは誰が悪いとかじゃなくて。

--デビュー前から取材していた身からすると、今そういう話を聞けるのはとても感慨深いです。

鶴ハルナ:始まりがあれば、終わりがある。でも、サキさんのラストライブという大切なタイミングでは、私への気持ちを変に残したままライブしてほしくなかったから、それで前日にLINEしたところもあるんです。それは「大人にならなきゃいけない」という気持ちの表れでもあったと思います。私は私で今出来ることをやっていかなきゃいけないし。

葉菜子:その話も聞きたい! ファンは過去の話も聞きたいかもしれないけど、今とこれからの話も絶対にしたほうがいい!

鶴ハルナ:ギャンパレを辞めてすぐムロと会ったんですけど、そのときにハルナに対して「ファンのことをもっと考えたほうがいい」とか「もっとこういう見せ方をしないとダメだと思う」みたいなことをムロが言っていて。その理由があれから1年経ってやっと分かったんですよ。

葉菜子:あの頃、私がいちばんハルナに厳しくしちゃったなと思っていて。私をすごく頼って相談とかしてくれていたのに、結局、私がいちばん怒っちゃったなと思っていて……

鶴ハルナ:あの時点では、私も全貌をムロに話していなかったから。でも今ここで伝えることができて、ギャンパレのメンバーにも想いを告げることができて、やっと自分の中で過去に決着をつけられた感じはあります。ここに至るまでの日々の中で唯一厳しくしてくれたのがムロなんですよ。で、なんで厳しくしてくれたのか今はよく分かるから……

<ハルナの苦悩「何がやりたいか分かんないから燃えるモノがない」>

--やっぱりふたりは盟友ですよ。今回の対談を実現できてよかったです。

葉菜子:ハルナはこれから何がしたいの?

鶴ハルナ:それがよく分かんなくてさ、毎日悩んでる。分かんないから何も燃えるモノがない。いろんな人の意見を聞いて「こうしたらいいのかな?」って考え過ぎた結果どうすればいいのか分からなくなっちゃった。とりあえず何かやんなくちゃいけないんだろうけど……

葉菜子:ツイッターとかインスタで発信はし続けたいの?

鶴ハルナ:うん。だから「辞めよう」っていう気持ちはないの。

葉菜子:ちなみに、私は活動休止するんだけど……(この記事が公開された現在は活動休止中)

鶴ハルナ:休止すんの!?

葉菜子:うん。私も私でハルナと似たようなところはあって、思い通りに活動できなくて自信を失うこともあったし、でも今は次にやりたいことが見えてきたから、その為の準備期間として活動休止することにした。

鶴ハルナ:違う土俵に立ったというか、以前はプロデューサーの人がいた上で独特な世界で燃えていたから、こうしてひとりになってみると自分で「こうしましょう、ああしましょう」ってプロデュースしなくちゃいけなくなって、それを考えながら先を見せていくのって大変なんだなと実感してる。

--ただ、変なプロデューサーに捕まっても面白くないですよね。

葉菜子:だから私は7月から北海道に帰る。でも、私は自分で上手くやって「絶対に売れる」っていう自信はある。ずっと信念があるからね。ハルナは音楽がやりたいの? それともインフルエンサーになりたいの?

鶴ハルナ:音楽はやりたいと思ってる。ただ、これまで音楽を自ら作っていく環境にいなかったから、どういう風にやっていっていいか分かんないし、それで「何がやりたいか分かんない」という状況に立たされちゃって。

--この記事が公開される頃には終わっているんだけど、葉菜子は弾けないギター1本でワンマンライブをやるんですよ。たぶん、技術的に酷い内容になるとは思うんです(笑)。でも、葉菜子には「伝えたい想い」だけはしっかりあるんだよね。

葉菜子:パッションだけで何とかしようと思ってるから(笑)。

--そういう意味では「何をやりたいか」より「何を伝えたいか」のほうが重要だと思うんです。「何をやりたいか」=手法や手段は、葉菜子で言えば「弾けないけど、ギター1本でやっちゃおう」みたいな感じで、あとから付いてくるモノだから、まずは「何を伝えたいか」から考えたほうがいいのかもしれない。

鶴ハルナ:なるほど。今の話を聞いて分かったことがあるんですけど、私は「何をやりたいか」より「何を伝えたいか」が分かんないんです!

一同:(笑)

<これからも一緒にさまよい続けようぜ!>

--いや、でも、今日こんなに伝えたかったことがあったじゃないですか。ハルナがみんなに伝えたかったことは、この1年間の苦悩ですよ。そして、この現状をどうにかしたい切実な想いですよね。だったら「何を伝えたいか分かんない!」ってことを歌でもいいし、動画でもいいし、ただ書き殴るだけでもいいし、表現すればいいんだと思いますよ。

葉菜子:たしかに!

--どんな形でもいいから「何を伝えたいか分かんない!」って発信し続ける。それが1年続いても2年続いてもいいんですよ。その先に伝えたいことが見つかったら、それまでの「見つからなかった日々」が振りになって、めちゃくちゃドラマティックな表現ができるじゃないですか。

葉菜子:そう思う!

鶴ハルナ:私もそうやって自分っていう人間を面白がってほしい。何かをしているハルナが面白いとかじゃなくて、ハルナという物体を面白がってほしいんですよ。あ、スライムと同じだ! スライムも「スライムが何をしているか」じゃなくてスライム自体が面白いから、みんないじくりまわしている。私、分かりました! スライムになりたいです!

一同:(笑)

葉菜子:でもやっぱり「何を伝えたいか分かんない!」って発信することは全然ダサいことじゃないし、やってみたほうがいいと思う。

鶴ハルナ:そうかもしれない。自分自身を発信していきたい。

--世の中、やりたいことも伝えたいことも分からない人のほうが圧倒的に多いですからね。そういう人たちにとっての共感や救済になるような表現も今のハルナならできるかもしれないし。

鶴ハルナ:自分の出し方が分からなくなっていたんですけど、たしかにそういう「何がやりたいか分かんない」という人たちの為にも「私はやるしかない」と思いました。

葉菜子:あと、私、ハルナより年上だけど、全然焦ってなくて。なんなら長くて3年ぐらい北海道に閉じこもろうと思ってんの。だからハルナも焦る必要はない!

鶴ハルナ:私、めっちゃ焦ってたの。

葉菜子:分かるよ。私もおなじ!

鶴ハルナ:「どうしよう? どうしよう?」っていう焦りの積み重ねで、結果こうなってしまった説もあるぐらいで。

葉菜子:めっちゃ分かる、めっちゃ分かる。でも焦る必要はないんだよ、マジで! 今、私たちは人生の初期段階だから!

--あと、今回の対談インタビューでハルナが今まで表に出していなかった想いが世間に伝わるわけじゃないですか。もしかしたら賛否両論が起きるかもしれないけど、そのリアクションが鶴ハルナの肥やしになる。そこでまた何かやりたいことや伝えたいことが生まれるかもしれないし、逆に「休みてぇなぁ」と思ったら「休みてぇなぁ」って言えばいいし(笑)。

葉菜子:本当にそう! 言ったらいい! あの、すみません。昨日食べたポテチキのせいでおなかを下しちゃったみたいで、そろそろ帰ってもいいですか?

--じゃあ、締めましょうか(笑)。では、最後に、葉菜子からハルナへのメッセージをひとつお願いします。

葉菜子:1年前に会ったときと比べて、すごく良い意味で表情が変わったというか、「“やりたいことが分かんない”って分かった」ことが大きいと思っていて。

--なるほど。

葉菜子:だからさ、これからも一緒にさまよい続けようぜ!

鶴ハルナ:そうだな!

Interviewer:平賀哲雄


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