東京オリンピック開催の年・1964年生まれのアーティストたち! 

2021年7月12日 / 18:00

東京オリンピック開催の年・1964年生まれのアーティストたち!  (okmusic UP's)

「お・も・て・な・し」から早8年。おそらく7月21日には、開会式に先立って一部競技がスタートする予定。思っていたのとは違ってしまったけれど、きっと後にも先にもない特別な五輪になるはずだから、テレビの前で心の中で、声援を送る思い出の夏にしたいものです! そこで今回は遡ること1964年(昭和39年)、前回の東京オリンピックで日本が湧いた年に生まれたアーティストの名曲をご紹介! 柔道競技会場として建設された今やライヴの聖地・日本武道館の開館や、カルビーかっぱえびせんが発売開始したのもこの年。芸能界では、ジミー大西、真矢ミキ、高橋克典、温水洋一、山口智子、阿部寛、内村光良…とかなり豊作だけど、音楽界も唯一無二の存在が目白押し!
「ピンクスパイダー」(’98) /hide with Spread Beaver

【hide/12月13日生】あれから23年がすぎて、56歳のhideはどんなだっただろう…。時々そんなことを考えるけれど、きっとシブいチョイ悪オヤジになっているんじゃないか? そんな妄想の中でも未だにワクワクさせてくれる楽しませ屋の彼が、X JAPAN解散後にhide with Spread Beaver名義でリリースした2作目となるのが「ピンクスパイダー」だ。前作「ROCKET DIVE」、次作「ever free」との三部作として、“希望”“挫折”“再生”のメッセージを込められている。奇しくも亡くなった数日後に発売日を迎えたこともあり、いろんな感情や憶測や注目で印象的な曲ではあったかもしれないけれど、全てを突破っても破壊的にカッコ良い! 始まり方なんてもうゾクゾクする! これが23年前の曲!? 2006年にRIZE、2013年には倖田來未、大澤誉志幸がカバー作品をリリースするなど、どの時代にもショーゲキを与えられる不滅のカッコ良さに、改めて彼のセンスの良さを実感。hide、あなたの楽曲は令和の世界にも響き続けていますよ!
「地平線 Ma」(’21)/AJICO

【浅井健一/12月29日生】20年振りくらいにBLANKEY JET CITYのMVを観たら、感じたことのなかったベンジーこと浅井健一のセクシーさに一瞬で目と耳を奪われ、当時の自分にはまだ早かったんだな…と気づいた10分前(笑)。そんな浅井が2000年からわずか1年で活動を休止した幻のバンドAJICO。Vo.UA、Vo&G.浅井健一、B.TOKIE、Dr.椎名恭一の4人が、なんと20年の時を経て今年4月より活動を再開! 5月に発売されたEP『接続』のリード曲となる「地平線 Ma」のMVが公開されたんだけど、これがカッコ良い…! 飛び込んでくるクールで印象的なリフの上で、ハモるふたりの声が絶妙なエロさを醸し出していて、全体的に成熟した良質な大人のロックを聴かせてもらった気分。8月31日には、先日終了したツアーの追加公演が仙台PITで予定されているので、AJICOの音楽で酔いしれて終わる夏ってのもいいかもしれない♪
「Woman“Wの悲劇”より」(’84) /薬師丸ひろ子

【6月9日生】今ややさしいお母さん役といったイメージの薬師丸ひろ子だが、1980年代に大ヒットを連発した角川映画の顔として活躍し、その主演を務めた作品の主題歌を自身で歌唱した4作目となるのが「Woman“Wの悲劇”より」。映画『セーラー服と機関銃』で機関銃を乱射した後の“カイ・・カン”というシーンが有名だけど、個人的には“顔ぶたないで! 私女優なんだから!”という『Wの悲劇』の台詞の方が刺激的で、それは楽曲においても同じかもしれない。この曲のもつ独特な浮遊感や透明感、限りなく終わりに近い悲しくも美しい世界、そんな感覚とはまた別に、最後までずーっと一音浮いているような歌いづらいマイナー感。その全てが彼女の声とうまく融合して、すごく神々しいような気さえしてくる一曲。ちなみに、作詞は松本 隆、作曲・呉田軽穂(松任谷由実)、編曲・松任谷正隆。ユーミンは、自分が作った中でこの曲が最も好きなんだとか。そりゃいい曲のはずだよ(笑)。
「アンダルシアに憧れて」(’89) /近藤真彦

【7月19日生】もう間もなく57回目の誕生日を迎えるマッチこと近藤真彦。8年ほど前、テレビ局内で偶然すれ違ったマッチにびっくり! 何がって、当時50歳手前の年齢でこんなに生でカッコ良いのか!?と。そんな彼のヒット曲なんて腐るほどあるけれど、異色感あって印象的なのは1989年にリリースされた30枚目のシングル「アンダルシアに憧れて」。あの伝説のバンドTHE BLUE HEARTSのギタリストのマーシーこと真島昌利のソロデビューシングルでもあるこの曲を、真島の翌月に発売。それまで聞いたこともなかった“アンダルシア”という言葉が、スペイン南部の州の名前だと知ったのは自分が海外旅行に行き始めてからで、真っ青な空に白い壁…曲のイメージはむしろシチリアのマフィアの世界のようだけど、ここに憧れてたのか…。そんなことを思いながら、まるで映画を一本観終えたみたいな感覚にしてくれる一曲。
「ultra soul」(’01)/B’z

【稲葉浩志/9月23日生】B’zの稲葉浩志と言えば、ストイック、短パン、雨男、そして誠実な人、個人的にはそんなイメージ(笑)。いや、歌がうまいとか声量がすごい、なんてことは言うまでもないことなのでね。以前知り合いから、行きつけのお店が稲葉さんと一緒(つまり常連同士)で、有名な人なのにすごく律儀でちゃんとした人だって聞いたことがあって。世界中にはまれに、天が二物を与えちゃったパーフェクトな人がいるんだなと。そんな稲葉さんのパワーが炸裂していて、一番知名度のあるB’zの曲ってやっぱり「ultra soul」なんじゃないでしょうか? 『世界水泳選手権2001』の大会公式テーマソングに起用され、他にもプロ野球選手が登場曲として使用するなど、スポーツや一体感を高めたい場面ではこれ以上の曲はないはず! なのでぜひ、テレビ観ながら要所要所で叫んみよう“ウルトラソウル(ハイ!)”
TEXT:K子。

K子。 プロフィール:神奈川・湘南育ち。DIE IN CRIESで“音楽=音を楽しむ”ことを知り、好きな音楽の仕事がしたい!とOLをやめてオリコン株式会社に9年所属。どっぷりの反動で旅行業界に転職後、副業で旅・エンタメ関連のWEBで執筆するも、音楽への愛が止められず出戻り人に。愛情込めまくりのレビューやライヴレポを得意とし、ライヴシチュエーション(ライヴハウス、ホール、アリーナクラス、野外、フェス、海外)による魅え方の違いにやけに興味を示す、体感型邦楽ロック好き。


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