桑田佳祐、『週刊文春』連載終了を発表「音楽活動に専念!!」

　桑田佳祐が、『週刊文春』で連載中の「ポップス歌手の耐えられない軽さ」を2021年4月いっぱいで終了することを、自身のレギュラーラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』内で明かした。

　2020年1月より連載が始まった「ポップス歌手の耐えられない軽さ」では、自身の過去の記憶や体験から現在の音楽界や社会情勢に至るまで、音楽を中心に据えつつも、ありとあらゆるテーマが縦横無尽に桑田独特の文体で綴られてきた。連載期間が奇しくも世界がコロナウィルスに見舞われた2020年に重なったことから、「未曾有の事態の最中、一流の音楽人は何を考えたのか」を記した、ある意味、貴重な記録文書になったと言える。

　そんなコロナ禍における桑田佳祐からのメッセージとも言える連載が終了し、今後はより一層、新曲制作をはじめ、音楽活動に専念するという。桑田は連載を執筆することで、自身の糧となることが多くあったとラジオ内で語っており、今年の元旦には「新曲を届けたい」とメッセージを発信していただけに、今後どんな音楽を届けるのか、桑田の活動続報に期待したい。

◎番組情報
『桑田佳祐のやさしい夜遊び』
毎週土曜日23：00～23：55、TOKYO FM系列でオンエア
※radikoのタイムフリーで番組を1週間聴くことが可能