サム・スミス、【GLAADメディア賞】初受賞を紅茶で祝う

　現地時間2021年4月8日に開催された【GLAADメディア賞】で、サム・スミスの3rdアルバム『ラヴ・ゴーズ』が＜Outstanding Music Artist＞部門で受賞した。

　プレゼンターを務めたケイティ・ペリーは、「この非常に困難な時期を乗り越えるために、音楽は私たちを助けてくれました。ほかにあまり何もありませんでしたしね。私たちのファビュラスな服はハンガーにかけられたまま、毎日毎日スウェットで過ごしていましたし。（服の）サイズが数サイズアップしてしまった人もいますよね、私がそうです、赤ちゃんも産みました」とユーモラスにコメントしつつ、「希望、幸せ、柔軟性、そして単なる逃避を私たちにもたらしてくれたこれらのアーティストたちに敬意を表したいです」と述べてからその場で封筒を開けて受賞者を発表した。

　英ロンドンの自宅から映像で受賞スピーチを届けたサムは、【GLAADメディア賞】を受賞するのが初めてであることに触れ、「毎年これらのアワード番組を見ているので、これをいただけることは自分にとって非常に重要な意味を持ちます。ありがとうございます」と礼を述べた。

　シンプルなネイビーブルーのセーターにメガネ姿のサムは、「世界中の人々にとって、音楽は結束するための力であり続けています。今夜、この部門に、これらのアルバムの数々に目を向けると、私と私たち皆がこの1年を乗り切れたのは、これらのアルバムのおかげだと言えます」と述べてから、マグカップを片手で持ち上げ、「ですから、この紅茶で……ティー・パーティーをしていたんですよ。この部門の全員に紅茶で乾杯させてください。いつか、皆一緒に集まることができて、私も【GLAADメディア賞】授賞式に出席して皆さんとお会いできる日が来ることを願っています」とコメントした。