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2021年3月23日、ジャスティン・ビーバーが米ロサンゼルス郡ランカスターにあるカリフォルニア州刑務所を訪問した。凶悪犯罪者用の刑務所内で神学プログラムに参加している受刑者と面会し、信仰に基づいたイニシアチブについて知ることが目的で、妻のヘイリーと自身の教会の牧師であるジュダ・スミス(Judah Smith)も同行した。
ジャスティンは、州刑務所のThe Urban Ministry Instituteと、Paws for Life K9 Rescueプログラムに関わっている受刑者と会話を交わした。Paws for Lifeとは、兵役経験者用の介助犬のトレーニングを受刑者が行う取り組みだ。
この訪問を機にジャスティンは、新型コロナウイルスの感染拡大により服役中の親族に会えない家族を運ぶためのバスを手配することを約束した。彼は、「決して忘れない、人生が変わるような体験でした。彼らの話を聞き、彼らの信仰の厚さを見ることができたのはとても光栄でした」と4月1日に声明で述べている。
ジャスティンの刑務所訪問は、非営利団体Anti-Recidivism Coalition(ARC)との協力のもとに実現した。元受刑者のサポート・ネットワークであるARCやOne Communityを設立したスコット・バドニックが、刑務所の取り組みについて知ってもらいたいとジャスティンを招待した。
バドニックは、「信仰がジャスティンの人生を変えたことを知っていましたし、アルバム“ジャスティス”のリリース前後の彼のインタビューを聞いたこともあり、ランカスター刑務所に招待し、刑務所内で教会によって救われて劇的に変わった男たちにぜひ会ってもらいたいと思いました。ジャスティンはオープンな心と途方もないスピリットで来てくれて、変化と贖罪の物語の数々に加え、男性たちが宗教的なプログラムを拡大したい、地域に恩返ししたいと願っていることなどを積極的に興味を持って聞いてくれました。ジャスティンとヘイリーとジュダは訪問後にいくつもアイデアを出してくれましたし、受刑者たちからは多くのコレクトコールを受け、彼らの訪問が大変な1年のあとに喜びをもたらしてくれたことを伝えられました」と声明でコメントした。
『ジャスティス』=“正義”と名付けられたニュー・アルバムにちなみ、ジャスティンはPropellerを通じてさまざまな団体への支援をファンに呼びかけている。支援することでコンサート・チケットやサイン入りギターなどが当たるJustice in Action(正義を行動で示す)キャンペーンが展開中だ。
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