秦 基博、自身最大のツアーが札幌公演にて終幕

2013年6月11日 / 14:30

4thアルバム『Signed POP』を携え、2月20日の千葉県文化会館を皮切りに始まった秦 基博の全国ツアー「HATA MOTOHIRO“Signed POP"TOUR 2013」。29都市31公演、4ヶ月間に渡るツアーが6月10日(月)札幌・ニトリ文化ホールで最終日を迎えた。チケットは軒並みソールドアウトで動員数は6万人を超えるなど、秦にとって過去最大規模のツアーとなった。

最終日、超満員の会場の中、秦が登場すると歓声と拍手が沸き起こり「グッバイ・アイザック」からライブはスタート。「Signed POP TOUR 2013にようこそ! ツアーとしては約2年振り、札幌にやってきました。皆さん楽しんでください!」と冒頭挨拶をし「トラノコ」「鱗(うろこ)」、そして『Signed POP』から「May」「現実は小説より奇なり」を演奏した。

中盤では「アイ」を弾き語りで、「虹が消えた日」「恋の奴隷」「花咲きポプラ」をそれぞれバンドメンバーが入れ替わっての小編成によるアコースティック・ヴァージョンで披露。途中、ご当地ネタを持ち寄ってお客さんと答え合わせをするという今ツアー定番のMCコーナーがあり、道民にはお馴染みの、ある有名菓子メーカーのCMソングを観客全員が大合唱する和やかな一幕もあった。

「エンドロール」で圧巻のバラードを聴かせたあと、「ひとなつの経験」「自画像」と、最新アルバムの中でも異彩を放つ、4つ打ち~ファンクというアグレッシブなナンバーで客席は総立ちに。ライブ終盤を畳み掛けるように、「ヨコハマタイヤBluEarth」CMソングとしてO.A中の「Girl」、ギターをエレキに持ち替えて演奏した「FaFaFa」で場内を一気にヒートアップさせ、シングル「初恋」「Dear Mr. Tomorrow」を立て続けに演奏すると、いよいよ本編最後の曲へ。

MCでは、「今回約2年、じっくり時間をかけて『Signed POP』というアルバムを作り、久々のバンドツアーを行いました。タイトルにもなりましたが「署名入りのPOP」「自分流“秦 基博”が奏でるPOP」を大きなテーマとして作った作品で、今の社会、暮らしの中で自分なりに感じた事を掘り下げて作っていったので、聴いてくれる人がどのように受け取ってくれるか不安な思いもあったけれど、このツアーに足を運んでくれた方、そして今日もこんなにたくさんの人がこの場に集まってくださって一緒に思いを共有できたことが、僕にはアルバムを作った意味に思えます。本当にどうもありがとう」と語り、観客からも温かな拍手が贈られた。

そして、「『Signed POP』の“Signed”にはもう一つの意味があって、音楽、自分の歌を通して皆の中に“サイン”、“しるし”の様なものを残せたらと思っていて、例えば街を歩いている時自分の曲のワンフレーズを思いだしてくれて楽しくなったとか、切なくなったとか、苦しくなったとか、皆が日々抱えている感情に自分の曲が寄り添えるなら、それこそが自分自身が歌を作っている意味になるんじゃないかなと、そんなことを思いながら、今日もずっと歌っていました。同時に、僕から投げかけるだけじゃなく、皆からもたくさんのサイン、しるしをもらった気がします。これを歌、そして音楽に変えて、また皆に会えるように、新たな作品を作り続け、そして歌い続けていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えると、最新アルバムの中でもラストナンバーとなる、秦自身の思い入れが強い「綴る」で締めくくられ、会場は感動に包まれ大きな拍手が起こった。

鳴りやまない拍手の中、アンコールで再び登場。弾き語りで「Hello to you」を歌い終えると、河村“カースケ”智康(Dr)、鹿島達也(B)、皆川真人(Key)、久保田光太郎(G)という今ツアーを支えた凄腕バンドメンバー達を呼び込み、5月29日リリースの最新シングル「言ノ葉」を披露した。「この曲は、新海誠監督の最新作『言の葉の庭』という素敵な作品との出会いから生まれた曲です。今日もそうですが、僕らには沢山の出逢いがあってその一つ一つが今の自分というものを作りあげているんじゃないかなと、そんな事を強く思って書きました。出逢ってきた人たちに自分は何を言えるのか、言葉にならない想いがここ(胸)にあるような気がしますが、それが上手く口には出せなくても、でもそんな想いを歌にしたのが「言ノ葉」という曲です。ツアー中にやり取りをしながら、このメンバーでレコーディングをしました。新曲「言ノ葉」を聞いてください。」と曲に込めた想いを述べた。

同曲は、劇場アニメーション『言の葉の庭』(ことのはのにわ)のイメージソングとして制作したもので、エンディングテーマ「Rain」(原曲:大江千里)のカバーともに、『言の葉の庭』の世界観と連動した作品となっている。5月31日に劇場公開が始まった『言の葉の庭』は、現在大ヒット上映中なので是非チェックして欲しい。

その後、「月に向かって打て」「水無月」を披露し、Wアンコールの「シンクロ」弾き語りを含む約3時間以上を超えたLIVEは無事終了を迎え、「HATA MOTOHIRO“Signed POP”TOUR 2013」は大盛況の中、幕を閉じた。

「HATA MOTOHIRO“Signed POP”TOUR 2013」
6月10日(月) ニトリ文化ホール セットリスト

【セットリスト】

M1.グッバイ・アイザック

M2.トラノコ

M3.鱗(うろこ)

M4.May

M5.現実は小説より奇なり

M6.アイ

M7.虹が消えた日

M8.恋の奴隷

M9.花咲きポプラ

M10.エンドロール

M11.ひとなつの経験

M12.自画像

M13. Girl

M14.キミ、メグル、ボク

M15.FaFaFa

M16.初恋

M17.Dear Mr.Tomorrow

M18.綴る

<Encore>

M19.Hello to you

M20.言ノ葉

M21.月に向かって打て

M22.水無月

<Double Encore>

M23.シンクロ


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