ジョシュ・グローバン、バイデン次期大統領の愛犬メジャーのファースト・ドッグ就任記念イベントで歌唱

　現地時間2021年1月13日、愛犬家として知られるジョシュ・グローバンが、ジョー・バイデン次期米大統領の愛犬メジャーのファースト・ドッグ就任を記念してバーチャル開催されたチャリティ・イベントに出演した。ジャーマン・シェパードのメジャーは、ホワイト・ハウス入りする初の保護施設出身のファースト・ドッグとなる。

　バイデン夫妻が、メジャーを引き取った米デラウェア州のアニマル・シェルター、デラウェア動物愛護協会（DHA）とパンプキン・ペット保険が主催したこのイベントは、開催前から6,500人の参加登録があり、10万ドル（約1,030万円）以上の寄付金が集まっていた。このシェルターでは、ペットを持つ家庭に無料でペットフードを提供したり、ペットの医療費を支援する活動も行っている。

　数日前に、この“就犬式”について「@joebiden、どうか僕をこのイベントで歌わせてください」とキャプションし、インスタグラム・ストリーズでシェアしていたジョシュは、当日ピアノを弾き語りしながら、パティ・ペイジの「(How Much Is That) Doggie in the Window」をカヴァーした。1950年代にリリースされ、米ビルボード・チャートで1位になったこの曲は、ペットショップで売っている子犬について歌ったものだが、この日ジョシュはペットを買うのでなく、保護することの重要性を訴える替え歌として披露している。

　ZoomとYouTubeで配信されたイベントは、米NBCの情報番組『TODAY』で知られるジル・マーティンが進行を務めた。