カーディ・B、娘に「WAP」を聴かせなかったことへの批判に反論「私は子どものために音楽を作ってるんじゃない」

　カーディ・Bが、「WAP」を聴きながらワインを飲んでいるところへ、幼い娘のカルチャーちゃんが部屋に入ってきたため、慌てて音を消した瞬間を捉えた動画が最近拡散された。

　卑猥と言っても過言ではない内容のミーガン・ジー・スタリオンとのコラボ曲である「WAP」を、自分の子に聴かせたくなかったカーディのとっさの行動に対し、アンチのTwitterユーザーたちがこぞって批判した。中には、「あんたの娘は聴いちゃだめだけど、他のみんなの娘ならいいんだ？@iamcardib そうか、了解！ずっと言ってきたけど、あんたって自分が所属しているあのクソゴミ・レーベルと共に計略を推し進めようとしてるよね。ムカつく」と投稿した者もいた。

　カーディはこのツイートに反論する形で、2021年1月4日に自身の見解を投稿した。「いいかげんこういうのやめなよね！私はジョジョ・シワじゃないんだよ！私は子どものために音楽を作ってるんじゃないの、大人のために音楽を作ってるの。自分の子どもたちが何を聴くかとか見るかについては親の責任でしょ。私はとてもセクシャルな人だけど、自分の子どもの前ではそうじゃない。他のあらゆる親がすべきことをしているだけ」と彼女は苦言を呈している。

　また、別のツイートで彼女は、「ストリッパーのお母さんだっている。エンターテインメント（を提供する）ために一晩中アソコを揺らして、トゥワークする。だからって自分の子どもの前でもやってるのかって、そんなわけないでしょ！こんなこと議論しようとしてんじゃないよ。ほとんど常識でしょ」と、アダルト業界で働く母親たちの立場も代弁している。

　2020年8月にリリースされた『WAP』は、女性ばかりの豪華ゲストが多数登場するミュージック・ビデオも話題を呼び、1週間で9,300万回という驚異的なストリーミング再生記録を叩き出した。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で初登場1位を記録した同曲は、カーディにとって3曲目の全米No. 1シングルとなった。一方で、2歳のカルチャーちゃんは、「WAP」よりも断然児童向けアニメの『ペッパピッグ』に夢中のようだ。