シンディ・ローパー、生パフォーマンス中に希望のメッセージ「助け合えば、何とか乗り越えられる」

　シンディ・ローパーが、米現地時間の大晦日に行われる恒例のカウントダウン番組『Dick Clark’s New Year’s Rockin’ Eve』に出演し、2曲のパフォーマンスを披露した。

　米ニューヨークのタイムズ・スクエアから生中継されたステージで、真っ白なパンツスーツ姿の彼女は、2013年のブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』でもコラボしたビリー・ポーターと共に、1986年の大ヒット曲「トゥルー・カラーズ」をアコースティック・デュエットで披露した。
　
　そして最新曲「ホープ」を披露する前に彼女は、「今年は失ったものが大きかった1年でした。でも私は心の中で、私たちが協力し合えば、とにかく協力し合って助け合えば、何とか乗り越えられると思っています。希望（ホープ）を持っています」と、簡潔ながら前向きなスピーチを挟んだ。

　EDMテイストのアップビートな最新曲「ホープ」は、2017年にミュージック・ビデオが公開され、2019年にシングルとして正式にリリースされた。ベスト盤『ジャパニーズ・ シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-』に収録されている。シンディはこの楽曲を、2020年12月に開催した慈善コンサート【Home for the Holidays】でもパフォーマンスを披露した。豪華ゲストが多数出演する毎年恒例のイベントだが、この2020年版は新型コロナウイルスのパンデミックの影響でヴァーチャル開催となった。