the chef cooks me、コロナ禍で制作された新曲「The Music」配信リリース

　the chef cooks meの新曲「The Music」が配信リリースされた。

　同曲は下村亮介（the chef cooks me）のセルフプロデュース作品。コロナ禍に自分を支えてくれるリスナーやファン、共に音を奏でるミュージシャン仲間やスタッフの存在を改めて尊く感じたことで、完成させた楽曲とのこと。ジャケット写真とMVは写真家の山川哲矢が手掛けている。

◎下村亮介（the chef cooks me） コメント
音は、音楽は、目には見えないからこそ、不確かで不思議で魅力的だ。
物体が振動して、波のように空気を揺らし進み、空間の固体や液体も伝い、反射しながら、最終的に僕らの鼓膜を揺らしてはじめて「音」として認識される。
つまりは、同じ物体の振動で発生した「音」を誰もが同じように捉え聞いているわけではないはず。
立っている場所、背丈、耳の形、鼓膜の状態。
ある人にはやかましく、とある人には心地良く聞こえることもあるのだろう。
目には見えない不確かなものに戸惑う、2020年4月東京の片隅の自室にて。
そんな当然のことをやたらと熱っぽく確かめながら、社会で起きている出来事、SNSでの誰かの発言にたまに重ね合わせ、照らし合わせたりしながら、この曲の詞を書いた。
この曲を聴いて、それぞれの楽しみ方で音楽に想いを巡らせてもらえたら嬉しいです。
音楽や音楽愛で溢れる人たちが集う場所で気兼ねなく演奏出来る日が一刻も早く来ますように。

◎リリース情報
配信楽曲「The Music」
2020/12/14 RELEASE