竹内まりや×広末涼子、23年ぶりのコラボレーション新曲「キミの笑顔」がNHK『みんなのうた』で放送開始

　広末涼子が歌う、竹内まりやの書き下ろし新曲「キミの笑顔」が、12月からNHK『みんなのうた』で放送開始された。

　本作は、広末涼子が過去にインタビューで話していた内容に竹内まりやがインスピレーションを受け、コロナ禍でNHK『みんなのうた』のために書き下ろした楽曲だ。誰かの笑顔で救われ、その笑顔がまた誰かを癒し、そうしてみんなが笑顔になっていくというあたたかな希望に溢れた歌詞となっている。竹内まりやと広末涼子が並んで歌ったコーラスも楽曲にやさしい広がりを与え、歌の最後のフレーズ“Laughter is the best medicine”はまさにいま全世界の人に伝えるべきシンプルで大切なメッセージだ。なお、楽曲の配信も開始された。

　竹内まりやと広末涼子のコラボレーションを振り返ると、1997年に、広末涼子のデビューシングル『MajiでKoiする5秒前/とまどい』をはじめ、4曲が竹内まりやによって書き下ろされた。1999年に公開された映画『秘密』では、主演を広末涼子、主題歌を竹内まりやが担当。2019年に竹内まりやのアルバム『Turntable』時に制作された同名のショートムービーに広末涼子が主演して以来、23年の月日の中で今回のコラボレーションは4回目となっている。

◎広末涼子 コメント
まりやさんと、久しぶりにご一緒させていただくことが嬉しいです。私がいまこのタイミングでうたを歌うなら、昔、私のうたを聞いてくれていた世代と、それを知らない子供ども達の世代、両方にアプローチできたらいいなと思っていました。今回、みんなのうたと、まりやさんと、私という、とても幅や広がりのあるコラボレーションのチャンスをいただけたことがすごく嬉しいです。
新曲「キミの笑顔」は、最初のワンフレーズから心を掴まれて涙が出そうで。まりやさんは、難しい言葉や言い回しを使わないのに、私たちが言葉では表現できない想いを歌で届けてくださいます。
最後の“Laughter is the best medicine”というフレーズにもあるように、人をあたたかい気持ちにさせてくれたり、救ってくれたり、みんなのお薬になるようなうたになっていると思います。たくさんの方に聴いていただいて、元気になってもらえたら嬉しいです。

◎竹内まりや コメント
「みんなのうた」で広末涼子さんが歌う楽曲を私が書くことに決まった時、イメージの中に真っ先に出てきたのは、「たくさん笑っている人ほど痛みや苦しみを知っていると思うんです」という彼女自身の話した言葉でした。
こんな不安な時代だからこそ、世代を超えて誰もが励まされるような温かい楽曲にしたいと願って作りましたが、３児の母親となり４０代を迎えた広末さんの優しく包み込むような歌声によって、それがみごとに実現できました。デビュー曲以来、２３年ぶりに彼女と音楽でご一緒できたことを本当に嬉しく思っています。歌に込めた私達の想いがきっと皆さんの心に届きますように。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
竹内まりや

◎配信情報
「キミの笑顔」　
配信中