SUGIZO(LUNA SEA)、ソロキャリア初となるライヴアルバム『LIVE IN TOKYO』リリースが決定

2020年7月8日 / 14:15

ライブアルバム『LIVE IN TOKYO』告知用アートワーク (okmusic UP's)

SUGIZOが、9月30日(水)にソロキャリア初の試みとして、ライヴアルバム『LIVE IN TOKYO』をリリースすることを発表した。同作は9月16日(水)にオフィシャルファンクラブ先行発売も決定している。

今回、音源化されるのは、2019年、豪華ゲストを招いて行われた自身初のBirthday公演『SUGIZO 聖誕半世紀祭~HALF CENTURY ANNIVERSARY FES.~』のうち、本人のライヴパート。新型コロナウイルスの影響で発売が延期となっていたが、このたびリリース日が決定。うち4曲が、自身の誕生日である7月8日(水)に先行配信されることとなった。

『SUGIZO聖誕半世紀祭』は、50歳の誕生日前夜・当日の2日間にわたって中野サンプラザで開催され、SUGIZOは両日全く異なるセットリストを用意。今作はDay1、Day2を別ディスクに収めた2枚組で、ゲストの京(DIR EN GREY、sukekiyo)、GLAYのTERUとTAKURO、清春らを招き入れたセッションも含め、全曲が収録される。この3組はソロ20周年記念アルバム『ONENESS M』のゲストでもあり、それぞれの参加曲を披露した。通常盤の他、豪華盤は2Daysから厳選されたライヴ映像作品Blu-ray、写真集も内包する特製ブックレットを封入した特別仕様となり、オフィシャルファンクラブ先行販売及び、HMV&Loppi限定商品となる。

SUGIZOのソロライヴは基本的に、電子音楽に生演奏を絡めるスタイルで行われ、自身はギター、ヴァイオリン、ごく限られた曲数ではあるが歌唱、近年はリボンコントローラーを手にモジュラーシンセサイザーをも操る。ダンスミュージックを基軸に、音楽性はアンビエント、サイケデリックトランス、ロック、ジャズ、ファンク、クラシック、現代音楽、民族音楽……と多彩で、あらゆる要素が分断なく融合した魅惑の混沌。社会への憤怒をぶちまけたような轟音インダストリアルから、宇宙空間を浮遊するかのごとき神秘的アンビエント、救済を体現するかのような静謐な祈りのバラードまで、彼の深遠な精神性はノンストップで心身に訴え掛けてくる。

生楽器のみのバンド編成に比べ、プログラミングされた電子音楽をベースとするライヴは偶発性に乏しいイメージがあるかもしれないが、彼のそれはインプロヴィゼーションを重視したスリルに満ち、その時間、その空間ならではの一回性が強い。アルバムに刻まれているであろう、オーディエンスとの魂の呼応で高まっていった会場の熱気、エネルギーに溢れた空気感は、コロナ禍でライヴ本来の醍醐味を味わえないでいる今、貴重な記録であり大きな喜びとなるはずだ。

アルバムタイトルは、彼が少年時代に大ファンで聴き込んでいたという、PIL(Public Image Ltd)の中野サンプラザ初来日公演を収めたライヴアルバム『ライヴ・イン・TOKYO』へのオマージュ。また、自身と同様、エレクトロニクスに生演奏を重ねるスタンスのYMOやJAPANのライヴアルバムを愛聴してきたことも、今作の制作を後押ししたという。LUNA SEA結成30周年、ソロとしては23年というキャリアを積み重ねたSUGIZOの新たな挑戦に、ぜひ触れてみてほしい。
ライブアルバム『LIVE IN TOKYO』
2020年9月30日(水)発売

【豪華盤】(2CD+Blu-ray)

¥8,470(税込)

◎CD2枚組 (聖誕祭2Daysセットリスト全18曲)

◎Blu-ray (聖誕祭 2Daysから選曲したライヴ映像作品)

◎特製ブックレット (聖誕祭写真集+ロングインタビュー)

※SUGIZOオフィシャルファンクラブSOUL’S MATE先行販売 (9/15より順次発送予定)

※HMV&Loppi限定販売 (9/30発売)

【通常盤】(2CD)

¥3,850(税込)

<収録曲>

■DISC1

(Day1 2019.7.7.)

1. IRA

2. MESSIAH

3. Lux Aeterna

4. Proxima Centauri

5. 絶彩 feat. 京

6. ENOLAGAY RELOADED

7. TELL ME WHY?

8. DO FUNK DANCE

9. Synchronicity

■Disc2

(Day2 2019.7.8.)

1. 禊

2. TELL ME WHY NOT PSYCHEDELIA?

3. NEO COSMOSCAPE

4. FATIMA

5. 巡り逢えるなら feat. TERU & TAKURO

6. Decaying

7. DO-FUNK DANCE

8. VOICE feat. 清春

9. The Voyage Home


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