プリンス・ロイス、新型コロナに感染「若いからといって感染しないわけではない」

　ラテン・ミュージック界のスター、プリンス・ロイスが新型コロナウイルスに感染したことを明らかにし、感染症の危険性を認識するように呼びかけた。

　AP通信とのインタビューで、「スーパーでマスクをしていない人々を見るといらただしいですし、人々が無責任に振る舞い、他人を守る行動を怠っていることに失望させられます」と述べた彼は、そういった自分は大丈夫だという誤った意識が、今回発言する理由だったと話している。

　現在31歳の彼は、「若いからといって感染しないわけではありません。自分の経験が、若者たちや今週末が（独立記念日で）祝日だから出かけようと考えている人々にとって教訓になればと思っています」と続けた。

　インタビューの中で、彼はどこで、どのように感染したかわからないものの、おそらく暮らしている米フロリダ州マイアミのレストランやバーが営業再開した際に外食した時だろうと考えているようだ。頭痛が続いたため検査を受けたものの、その結果には驚いたそうで、彼は「手洗いも気をつけていましたし、マスクも着用していました。今回の一件で目が覚めました」と語っている。

　現在プリンス・ロイスは徐々に回復しているそうで、妻で女優のエメロード・トビアは感染していなかったと述べている。