チャート再浮上は大ブレイクの兆し?! Mrs.GREEN APPLEがロングヒット中

2020年4月5日 / 18:00

 今週のHot100は、相変わらずフィジカルのCD、ダウンロード、ストリーミングと、それぞれの楽曲の得意な面がはっきりと分かれて結果に結びついている。逆に言えば、いずれかが突出しないことにはチャートの上位にたどり着けないということでもある。相変わらずOfficial髭男dismやKing Gnuのストリーミングにおける強さは圧倒的だが、少し気になるのが今週22位にチャートインしているMrs.GREEN APPLE「インフェルノ」の動きだ(【表1】)。

 この曲は昨年の7月に配信限定シングルとしてリリースされている。当初はアニメ『炎炎ノ消防隊』の主題歌として認知されており、10月にリリースした彼らの4枚目のオリジナル・アルバム『Attitude』の先行シングルでもあった。よって、7月から10月は20位から30位をキープしており、通常であればその後下降していってもおかしくはない。しかし、この曲は粘りを見せて2019年末からじわじわと再浮上しており、年明けにはついに17位以まで到達した。ストリーミングはリリース以降ずっと安定して上位だが、ダウンロード、動画再生数、カラオケなどのポイントがじわじわと上昇しつつある。

 これにはいくつかの理由があるだろう。ちょうど初のアリーナツアーが年をまたいで行われて注目されたことや、Spotifyの年末キャンペーンのタイアップに起用されたということも大きい。また、クリスマスシーズンに大阪のHEP FIVEで展開されたコラボ企画や、卒業を迎える学生に歌詞が共感されるなど、様々な要因が重なっている。これは、彼らのポテンシャルが上がっており、一気にお茶の間レベルまで大ブレイクする可能性を秘めている証拠だ。ヒゲダンの「Pretender」やKing Gnuの「白日」のような決定打が出るのも時間の問題。しばらくMrs.GREEN APPLEの動きに注目しておきたい。Text:栗本斉

◎栗本斉:旅&音楽ライター、選曲家。レコード会社勤務の傍ら、音楽ライターやDJとして活動を開始。退社後、2年間中南米を放浪し、現地の音楽を浴びる。その後フリーランスとして活動した後、2008年から2013年までビルボードライブのブッキングマネージャーに就任。フリーランスに戻り、雑誌やライナーノーツなどの執筆や音楽評論、ラジオやストリーミングサービスにおける構成選曲などを行っている。

 


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