<オフィシャルインタビュー>堂本光一、オスカー最有力映画『フォードvsフェラーリ』のアンバサダーに

2019年12月14日 / 04:00

 堂本光一が、2020年1月10日より公開の映画『フォードvsフェラーリ』を全面的に応援するアンバサダーに就任した。

 1966年のル・マン24時間レースが舞台の『フォードvsフェラーリ』は、気鋭のカーデザイナーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)と破天荒な一流レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)の熱い友情と、チームの絆、そして不可能に挑戦し続ける2人の奇跡の大逆転を描いた作品で【アカデミー賞】最有力との呼び声も高い。今回、大のフェラーリ好きとして知られる堂本光一のアンバサダー就任記念インタビューが公開された。

――今回、本作のアンバサダーとなることについてのお気持ちはいかがですか?
堂本光一:凄く光栄な事ですし、話を最初頂いたとき凄く嬉しかったです。フェラーリ好きなので(笑)。

――本作の中でお気に入りのシーンを教えて下さい。
堂本:もちろんクルマ好きには凄く楽しめる。レースシーンだけじゃなく、ちょこっと移動しているシーンでも、ああ! すげぇこの車いいなとかオシャレ感があるんですよ。昔の車独特の良さっていうのが、凄く車好きには心くすぐられる部分がありましたし、最近クルマ離れが激しいじゃないですか!? 若い人たちがこの作品を観て車っていいなって思っていただけたら! 描かれている部分で良かったなと思う部分は、主役の2人の友情とか、今の現代にも通ずる大企業の中の1人の人間として何ができるのかという部分とかそういった人間的な部分が描かれているのが印象に残りましたね。

――疾走感のある迫力のレースシーンも魅力ですが、本作はシェルビーとマイルズの、プライドを懸けた挑戦や、“互いを必要とするふたりの友情”も大きなテーマとなっています。ふたりの絆や友情についてはどう思われましたか。共感する部分などはありましたか?
堂本:なんとなく、人間的にもそうですしいろんな世の中の社会とか色んな物がシステム化されているじゃないですか、人間も、普段生活の中でも。それが根本にある人間として大事な部分が、人間らしく人間臭く描かれているのが、現代において忘れちゃいけないこういう気持ち、こういう感覚というのが、この映画から思い出させられるような感じがあってその部分が凄く好きでしたね。

――主人公の2人はユニークなキャラクターで、頭脳派で裏方に徹するシェルビーと、直感で動くようなタイプのケンの、両極端な2人ですが、光一さんは<シェルビー>タイプか、<ケン>タイプか、どちらだと思いますか?
堂本:どっちですかね、いい所取りしたいですよね。直感的に動ける人に憧れますね……という事はそっちじゃないの!? かと言って自分が頭脳派とは思わないんですけど、色んな事を考えた上で行動しよう! って思うタイプの人間かもしれませんね。でも直感大事にしたいんですよ! うーん……いい所取りしましょう(笑)!

――本作はフォードが絶対王者フェラーリに挑むという、不可能に挑戦するストーリーですが、光一さんには今まで不可能と思われることに挑戦したエピソードはありますか?
堂本:自分がやっている仕事自体が、例えば舞台を作り出すときってある意味頭の中にある想像の世界とか現実とはちょっと違う部分を現実にしていく作業なんですよね! それが好きだから自分もこの仕事が好きなんだなーっていう風に感じる事が多いですけどね。ただ不可能にチャレンジ! みたいなこの映画で描かれているようなカッコいい人生は自分の中にあったか!? というと謎な部分ではありますけど、ありがたい事にこの仕事を続けている限りは、常に不可能な事を可能に! という根本にその部分がある仕事なのかなと思ってます。

――最後に公開を楽しみにしている方たちへのメッセージをお願いします。
堂本:1月10日公開の映画『フォードvsフェラーリ』のアンバサダーを務めます、堂本光一です。この映画は、2人の主人公、2人の友情を描いた映画となっております。車好きの方にはもちろん! 何か現代社会において忘れていた部分を思い出させるような映画となっていると思います。本当に芝居も素晴らしいですし、車の迫力あるレースシーンも素晴らしいです! どうか皆さん劇場でご覧いただけたらと思っております。

◎公開情報
『フォードvsフェラーリ』
2020年1月10日(金)より、全国ロードショー
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:マット・デイモン、クリスチャン・ベイル、ジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス、トレイシー・レッツほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation


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