スターダスト☆レビュー、ライブツアー『楽園音楽祭』が大阪城音楽堂で終幕

9月29日＠大阪城音楽堂 photo by Mariko Miura (okmusic UP's)

スターダスト☆レビューが7月20日の香川・さぬき市野外音楽広場テアトロン公演からスタートした夏の野外ライブツアー『楽園音楽祭2019 STARDUST REVUE with んなアホなホーンズ』が、9月29日（日）大阪・大阪城音楽堂で千秋楽を迎えた。

7都市9公演の最終日となったこの日は、事前の天気予報と異なり、夏の余韻が残る晴れに。

定刻、根本 要（Vo）のアナウンスに続いて、Horn Inst Ver.の「シュガーはお年頃」を演奏しながら、STARDUST REVUEのメンバーと、んなアホなホーンズが登場。ステージから降りて客席を練り歩き、いきなり会場を盛り上げる。

ステージに戻ったメンバーはこのツアーの充実ぶりを物語るかのように、楽しげに、そしてタイトな演奏で観客を冒頭から魅了。またメンバーが言うところの“保険のコーナー”では、「トワイライト・アヴェニュー」「夢伝説」などの代表曲が披露された。

ライブ中、7月に還暦を迎えたドラムの寺田を祝ったかと思えば、来年還暦を迎えるVOH林には定年を匂わせるような演出で会場を和ませる。中盤には、アロハにサングラスと帽子という出で立ちのメンバーが“アラモアナショッピングセンターズ”というグループに扮して登場。カタコトの日本語で笑いをとり、「パイナップルプリンセス~私の青空」の後にアカペラカバーで「Stand By Me」をパフォーマンスした。会場の空気を一気に変え、観客と楽しみたい、楽しませたいというメンバーの想いがそこかしこに散りばめられているのが感じられる。

ライブ終盤、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のエンディング主題歌「うしみつジャンボリー」から、本編最後の「還暦少年」まで一気に駆け抜けた時、会場との一体感は最高潮に。アンコールも本編の勢いをそのまま受け継ぎ、「HELP ME」「Danger Lady」「Goodtimes & Badtimes」を披露。根本が感謝の想いを伝えた後に披露された「Gently weeps」は、夕刻の空と相まって、詰め掛けた観客の記憶に刻み込まれた。

今年の楽園音楽祭は終了したが、スターダスト☆レビューは81本に及ぶライブツアー『還暦少年』の真っ最中だ。バンドは年末まで休むことなく進み続ける。

photo by Mariko Miura

【セットリスト】

※シュガーはお年頃 Horn Inst

1. Can’t take my eyes off you

2. この胸で泣けばいい

3. 流星物語

4. BEATに愛を込めて

5. トワイライト・アヴェニュー

6. Be My Lady

7. 夢伝説

8. 恋するTシャツ

9. 空がこんなに青いはずがない

10. Cassiopeia

11. さよならの足音

12. B型を愛して下さい

13. パイナップルプリンセス〜私の青空

14. Stand By Me

15. うしみつジャンボリー

16. WAOH!

17. 心の中のFollow Wind

18. 太陽の女神

19. 還暦少年

＜ENCORE＞

1. HELP ME

2. Danger Lady

3. Goodtimes & Badtimes

4. Gently weeps
『「還暦少年」ツアー』
10月19日（土）　佐賀・佐賀市文化会館 大ホール

10月20日（日）　鹿児島・霧島市民会館

10月26日（土）　高知・須崎市立市民文化会館

10月27日（日）　香川・サクラートたどつ（多度津町民会館）

11月02日（土）　愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール

11月08日（金）　東京・中野サンプラザホール

11月09日（土）　東京・中野サンプラザホール

11月15日（金）　鳥取・とりぎん文化会館

11月16日（土）　岡山・倉敷市民会館

11月23日（土）　兵庫・三木市文化会館

11月24日（日）　京都・舞鶴市総合文化会館

11月30日（土）　大阪・オリックス劇場

12月01日（日）　大阪・オリックス劇場

12月08日（日）　沖縄・沖縄コンベンション劇場

12月14日（土）　福岡・福岡サンパレスホテル＆ホール

12月15日（日）　長崎・長崎ブリックホール

12月21日（土）　大分・大分iichikoグランシアタ

12月22日（日）　宮崎・都城市総合文化ホール 大ホール

12月28日（土）　宮城・仙台サンプラザホール

12月29日（日）　福島・ とうほう みんなの文化センター

※終了した公演は割愛