オリジナルのススメ!歴代Jr.が歌う先輩ジャニーズのヒット曲5選

2019年7月29日 / 18:00

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲! (okmusic UP's)

今月、7月9日に“ジャニーさん”ことジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんが亡くなられました。高齢だったとはいえ、日本の音楽・エンターテインメントにとって偉大すぎる人の死は、ショック以外の何ものでもなく、「家族葬」の集合写真を見て改めてすごい人だったなぁ…と。歴代所属タレントの名前が書かれたプラカードで初めて、郷ひろみや川﨑麻世etcがジャニーズ出身だと知って、驚いた人もたくさんいたんじゃないでしょうか? そんな先輩方のヒット曲を、昔から後輩たちはコンサートやテレビ番組で幾度となくカバーして来ています。よく聴くんだけど、ご本人が歌ってるのは聴いたことないってパターン案外多そうだったので、これを機に一度オリジナル聴いてみるってどう? 今回は家族写真で「幹部ポジション」と呼ばれた長男を筆頭とした5組の、引き継がれナンバーを紹介します!
「らいおんハート」(’00)/SMAP

1988年結成、1991年CDデビューのSMAP。“国民的アイドル”なんて言葉が生まれた、おそらくジャニーさんが育てた一番のモンスターであり、功労者なんじゃないでしょうか。そんな彼らだけに、カバーされている曲もたくさんありますが、歌詞が素敵な「らいおんハート」をチョイス。《いつか もし子供が生まれたら 世界で二番目にスキだと話そう》。同じ時代を過ごした人たちは、当時結構話題になったんじゃない? ここ。自分が奥さんだったらすご~く嬉しいけど、もし言われた子供だったらちょっとショックだよね、って(笑)。実はこれ、香取慎吾主演『未成年』やKinKi Kids主演『人間・失格』といった人気ドラマの脚本で有名な野島伸司の作詞なんです。だから、なんだかドラマチックなのか…。包容力と愛にあふれた言葉か並ぶこの曲、SMAPの声はきっと呆れるほど側にいてほしいと思わせてくれるはず!
「パラダイス銀河」(’88)/光GENJI

1987年結成、同年CDデビューの光GENJI。ジャニーズの人気者はこれまでもたくさんいるけれど、その人気たるや想像を絶するレベルだと思われます。よく聞くのは、バレンタインのチョコレートがなんと、4tトラック38台分という驚愕の伝説! 諸星和己曰く、その量は武道館のアリーナ全面を山盛りに埋め尽くして、2階席から手を伸ばして掴めるんだとか…(ひゃ~)。そんな彼らの3rdシングル「パラダイス銀河」の《ようこそ~ここへ~》という冒頭はあまりにも有名! ちなみに、デビューシングルから3枚連続で作詞・作曲を担当したのは、CHAGE and ASKAのASKA(飛鳥涼名義)。そんなつながりもあって、先日のASKAのブログ発言(2017年に光GENJIが再結成予定だった、というもの)に至ったのでしょうね、たぶん。伝説のスーパーアイドルぶりが分かる映像で観て聴いてみるのがオススメです!
「DAYBREAK」(’88)/男闘呼組

1985年結成、1988年CDデビューの男闘呼組。今でさえTOKIOや関ジャニ∞がいますが、ジャニーズ初のバンド形態で異端児的なイメージだった彼らの結成当初、成田昭次・高橋一也(現:高橋和也)・岡本健一の3人にジャニーさんが付けたバンド名は『東京』。そこからメンバーの入れ替わりとともに名前も→『東京男組』→『男闘呼組』と変遷、最終的には前田耕陽を加えた4人でのデビューとなったわけです。(あれ…ジャニーさん、バンドに東京=TOKIOって付けたかったのね・笑)1stシングル「DAYBREAK」はジャケット写真とカップリングが異なる全4バージョンを2週にわたってリリース。このカップリングの中には後輩に歌われることもある「Midnight Train」も収録されています。また、親子そろってジャニーズというのも初にして他に類を見ません! 父子夢の共演はもちろんたまらないけれど、息子・Hey!Say!JUMP岡本圭人の現在よりも遥かに若かった、麗しき父の歌声と姿をぜひ!
「仮面舞踏会」(’85)/少年隊

1982年結成、1985年CDデビューの少年隊。大人になったら青年隊になるのか? さらに歳をとったら? なんてよく言ったものでしたが、無事に現在も少年隊として健在です(笑)。そして、やはり少年隊と言えば「仮面舞踏会」、《Tonight ya ya ya…tear~》ですよ! なんとこの部分、当初の歌詞にはなかったそうで、錦織一清のアイデアが採用されたんだとか。わりとサラリーマン男性がカラオケで楽しげに歌ってるのをよく見かけるので、これ、あるかないかは大きい気がする…ナイスアイデア! このデビューシングルもジャケ写とカップリング違いを、こちらは3枚同時でリリース。当時まだ10代のクールかつキレッキレのダンスとともに、甘い歌声をお楽しみあれ!
「アンダルシアに憧れて」(’89) /近藤真彦

1977年入所、1980年CDデビューのマッチこと近藤真彦。後輩ファンの間でもすっかり“マッチさん”と呼ばれているようですが、現在事務所に所属しているタレントの中では一番先輩になるため、ジャニーズファミリーの“長男”と称される存在。「ギンギラギンにさりげなく」や「ミッドナイト・シャッフル」などに続いて歌い継がれている「アンダルシアに憧れて」は、伝説のパンクロックバンドTHE BLUE HEARTSのギタリスト真島昌利のソロシングル曲のマッチバージョンで、なんと9分30秒もあるのです!(真島のオリジナルは13分25秒) そもそも“アンダルシア”がピンときてない人もいるんじゃないかと思うのですが…私は分からなかったです、人なのかモノなのか何なのか(苦笑)。答えはスペインにあるアンダルシア地方のことなんですが、そう考えるとハードボイルドな歌詞の世界もまた違って聴こえてくるってもんです。そして、何よりマッチの声のインパクトは大きい! 哀愁に満ちた雰囲気たっぷりのこの曲は、ぜひオリジナルで堪能してほしい一曲です!
TEXT:K子。

K子。プロフィール:神奈川・湘南育ち。DIE IN CRIESで“音楽=音を楽しむ”ことを知り、好きな音楽の仕事がしたい!とOLをやめてオリコン株式会社に9年所属。どっぷりの反動で旅行業界に転職後、副業で旅・エンタメ関連のWEBで執筆するも、音楽への愛が止められず出戻り人に。愛情込めまくりのレビューやライヴレポを得意とし、ライヴシチュエーション(ライヴハウス、ホール、アリーナクラス、野外、フェス、海外)による魅え方の違いにやけに興味を示す、体感型邦楽ロック好き。


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