Kleissis、elfin'との2マンライブが大盛況!新曲「Into the Abyss」も初披露!

2019年6月17日 / 18:30

6月15日@東京・GARRET udagawa photo by 石原汰一 (okmusic UP's)

6月15日、声優ボーカルユニットのKleissisが『Kleissis Resonance〜with elfin’〜』を東京・GARRET udagawaで開催。この『Kleissis Resonance』はゲストを迎えての2マンライブで、前回は4月7日にサンドリオンを迎えて行われたが、2回目となる今回は辻美優、花房里枝、厚地彩花、小倉舞子による4人組美声女ユニット・elfin’との競演となった。

 

Kleissisの山田麻莉奈と髙橋麻里、elfin’の花房と厚地による影ナレの後、本編がスタート。最初に登場したのはelfin’。SEが流れる中、スモークが焚かれたステージに黒を基調に青と赤をアクセントにした衣装でメンバーが一人ずつ登場し、「Voice」でライブが始まった。美しくも力強い歌声にファンも大きな掛け声で盛り上げる。その勢いのまま、同じく力強さを感じさせる「発光」を聴かせてくれた。会場の温度も上昇したところで“美声女ユニット、elfin’です!”と各メンバーが挨拶と自己紹介を行い、4thシングルの「君にエール!!!! 〜同じ空の下で〜」から「それが罪でも」「BE FREE」を3 曲続けて披露。序盤は大人っぽさを感じさせるシリアスな楽曲だったが、応援ソング、意思の強さが現れたポップチューン、スケールの大きいアッパーな楽曲で、elfin’のポジティブさをたっぷりと感じさせてくれた。

単独ファンイベント『Beauty Voice Theater vol.6』(9月16日 at 関交協ハーモニックホール)開催決定といううれしいサプライズを挟んで、ラストは5月22日にリリースした最新シングル「ユレル、クレル、ハゼル」。イントロからロックな雰囲気を醸し出し、間奏のワルツやストリングスも特徴となっているメロディーでelfin’のかっこよさを印象付けて締めくくった。途中のMCでメンバーが言っていた通り、“美声”はもちろん、親指と小指を立てるelfin’ポーズを多用し、みんなで踊れて一つになれるのがelfin’のライブの魅力。それを改めて確かめることができたライブだった。

続いて、田中有紀、富田美憂、山田麻莉奈、髙橋麻里、山根綺、元吉有希子、金子有希の声優7人によるボーカルユニット・Kleissisが登場。オープニング曲は、フジテレビ「エイコーさん」エンディングテーマである「決断のDivergence」。AメロとBメロはリレー形式でボーカルを取り、サビでは7人の歌が合わさり力強さを見せ、ファンも拳を突き上げて7人の熱唱に応える。2曲目の「逆さまの世界にて」では、開放感のあるサビのフレーズに目の前に広大な景色が広がるような感覚にさせてくれた。

2曲を歌い終わったところで、“私たちKleissisです!よろしくお願いします!”と田中が挨拶し、“私たちKleissisはこの夏リリース予定の『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』というスマートフォン向けのアプリ、その世界観から派生した声優ボーカルユニットです”とユニットの成り立ちを伝えた。そして“このイベント『Kleissis Resonance』は、4月に続いて2回目の開催となります。この “Resonance”は共鳴とか共振とか、そういう意味が込められていて、みんなと高め合っていこうというライブになっております!“とイベントの趣旨を丁寧に説明した。

続いての楽曲はこの日初めて披露される新曲「Into the Abyss」。ゲームの事前登録が1万人を超えたら新曲を作るという公約から出来上がった楽曲である。『アルカ・ラスト』のゲーム内バトルBGMをKleissis風にアレンジして仕上げた楽曲だという。バトル曲ということもあって“最強にぶち上がれる楽曲です!”と聴きどころを伝え、世界最速披露! ビートの効いたサウンドにパワフルなボーカルを乗せたこの曲はテンポ感もよく、今後のライブの定番曲の一つになっていくことが予想できた。打って変わって『アルカ・ラスト』のオープニングテーマソング「Ark of promise」は優しさを美しい歌声とハーモニーで表現。切なさを感じさせる「さよならの彼方へ」(『アルカ・ラスト』のエンディングテーマソング)、このイベントとも共通する“Resonance”がタイトルに使われている「Another Sky Resonance」でも7人それぞれの歌声の個性を発揮した。

ここで、7月20日に開催されるKleissisの1周年単独ライブ『Kleissis 1st LIVE〜volare(ヴォラーレ)〜』を告知。“そして、そのライブにてまたまた新曲を初披露しちゃいます! 新曲は絶賛制作中なのですが、せっかくなのでちょっとみんなにヒントを教えてあげようかなって思います!”と髙橋がファンに呼びかけた。他のメンバーが「エモい!」「キレイ!」などと新曲のイメージを3 文字で表現し、その後にムチャ振りされた田中も「つよい!」と3 文字で答えた。その流れで、田中が“あっという間ですが…”というと、ファンから「えぇ!」「早い!」という声が上がり、”まだ何も言ってない(笑)。でも、今ので、すごいパワーをもらった”とうれしそうに話し、最後にデビュー曲「Kleissis Chaos」を聴かせた。

そして、elfin’のメンバーをステージに呼び込み、”せっかくの2マンライブということでコラボしちゃいます!”と、「Another Sky Resonance」を貴重なコラボレーションで披露。Kleissisとelfin’の2組の魅力がまさしく共鳴し、大盛況の中、イベントの幕がおろされた。

photo by 石原汰一

text by 田中隆信

【セットリスト】

■elfin’

1. Voice

2. 発光

3. 君にエール!!!!〜同じ空の下で〜

4. それが罪でも

5. BE FREE

6. ユレル、クレル、ハゼル

■Kleissis

1. 決断のDivergence

2. 逆さまの世界にて

3. Into the Abyss

4. Ark of promise

5. さよならの彼方へ

6. Another Sky Resonance

7. Kleissis Chaos

<ENCORE>

■Kleissis&elfin’

1. Another Sky Resonance


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