GLIM SPANKY、ツアー最終公演が大盛況のうちに幕

2019年6月9日 / 13:00

6月8日@豊洲PIT photo by 鳥居洋介 (okmusic UP's)

GLIM SPANKYの全国24都市27公演によるツアー『LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019』が6月8日の豊洲PIT公演で全国ツアーFINALを迎えた。

完売となった最終公演は、本人達が登場する前から熱気に包まれていた。「4 Dimensional Desert」の曲にのって登場すると、観客の大歓声が場内に響き渡った。「Love Is There」のサイケデリックな世界観からスタートした後、「TV Show」「END ROLL」とGLIM SPANKYの代名詞ともいえるヘビーなロックでテンポの良い曲を披露し、さらに立て続けに「怒りをくれよ」、2018年公開映画『不能犯』の主題歌としても話題にもなった「愚か者たち」を投下! 冒頭から松尾レミの唯一無二の歌声と、亀本寛貴が奏でるギターソロで会場を大いに沸かせた。

今回のライブはステージバックに各楽曲の世界観に合わせた映像を投影させる演出も行い、視覚からも惹き付けられるものとなっており、「The Trip」「The Flowers」「In the air」ではサイケデリックな世界へとどっぷりトリップさせ、GLIM SPANKYならではのステージを展開。松尾レミが「中学校の頃にバンドを始めようと思った時に、ウッドストックのDVDをその当時の仲間と一緒に見たんです。今年ウッドストック50年ということをツアー中に気が付いて、演奏したいなと思った楽曲です。私が上京して大学生の時に、中学生の頃に見たウッドストックの風景を思い出して、そしてリアルタイムにウッドストックを体感した人達が今どのように思っているのだろうと、私達は全く知らない世代なのでこういう景色だったのだろうなと思い浮かべながら、作った曲です」と語り、「ミュージック・フリーク」を披露。その後も温かみのあるミディアムテンポの「All Of Us」、ギターリフが印象的な「NEXT ONE」等を立て続けに披露し、観客を盛り上げた。

また、亀本寛貴は「ロックは生活の身近にあるものだと思っていて、仕事帰りにビール片手にふらっとライブを観に行って楽しんでもらえるような、音楽とライブでありたい」と語った。松尾レミは、7月7日の新木場STUDIO COASTで行われる追加公演に関して、「今日はツアーFINALだけど、7月7日は“ツアーの打ち上げ”ということで来てください。そして全く違うセットリストになるので楽しみにしていてください」と話した。

ライブ終盤に入り、「私の目の前にいるロック・キッズ達に送ります」と、多くの方々に愛されている「大人になったら」を披露し、場内をしんみりとひたらせるような空間に包み込んだ。最後に、昨年プライべートでアメリカLAに行った時に目にした風景から書いたという「Looking For The Magic」を披露。今曲は、LAの砂漠のハイウェイの中でみた、砂埃を巻き上げながら先へ走る貨物列車と、これからの予測もつかない出来事が沢山待っている未来へとひたすら愚直に進み続ける自分たちとを重ねて書かれたもの。ステージバックにはその車窓から眺めたような風景映像も投影され、場内をその世界観へと包み込んだ。

アンコールでは「話をしよう」「いざメキシコへ」「アイスタンドアローン」とアンコールで3曲を披露し、グルーヴに身を寄せた観客を大いに盛り上げて最終公演は幕を閉じた。

【セットリスト】

1.Love Is There

2.TV Show

3.END ROLL

4.怒りをくれよ

5.愚か者たち

6.闇に目を凝らせば

7.ハートが冷める前に

8.The Trip

9.The Flowers

10.In the air

11.褒めろよ

12.Hello Sunshine

13.ミュージック・フリーク

14.All Of Us

15.NEXT ONE

16.To The Music

17.大人になったら

18.Looking For The Magic

<ENCORE>

1.話をしよう

2.いざメキシコへ

3.アイスタンドアローン
【ライブ情報】

『LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019 in Taipei』

6月22日(土) 台湾

『LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019 in Hong Kong』

6月29日(土) 香港

『LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019 “EXTRA SHOW”』

7月07日(日) 東京・新木場STUDIO COAST


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