新生活の始まりに活を入れてくれる5曲

2019年3月18日 / 18:00

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲! (okmusic UP's)

3月も半ばを過ぎ、学校、職場なども変わり、これからまた新たな生活をスタートさせる人も多いでのではないでしょうか。引っ越しで慌ただしい日々を過ごし、不安と期待が入り交じりながら、将来に向けてワクワクドキドキと胸を高鳴らしている方へ。今回はいきなりスタートダッシュをかけられるように、あなたの背中をグッと力強く押してくれるような楽曲を選んでみました。しかもエネルギーに満ちたサウンドという意味で「パンク縛り」のセレクトです。どうぞ!
「DREAMIN’」(’18)/NAMBA69

Hi-STANDARDでも活動する難波章浩(Vo/B)率いるNAMBA69のここ数年のライヴは著しくパワーアップしており、観る者のケツを蹴り上げるアグレッシヴなパフォーマンスを叩き付けている。16年に元ARTEMAのko-hey(G/Cho)が加入し、4人体制になったことで、バンドは完全覚醒! この曲はポジティヴ全開のパンクロックに、ko-heyのハードコア調のコーラスも援護射撃し、《キミは自分らしく生きている キミは最高なんだよ》と呼びかける歌詞(訳詞)も相まって、体中から力が漲るパワフルな一曲と言っていい。キラキラしたメロディーラインも明るく包み込んでくれるよう。
「Here Comes A Miracle」(’17) /dustbox

メロディックパンクのシーンに「美メロ」を積極的に導入し、後続のバンドに大いなる刺激を与えたバンドがdustboxだ。今年は結成20周年を迎え、ますますバンドのグルーブ感は高まっている。この曲は結成15周年という節目に無料配布され、後に8thアルバム『Thousand Miracles』にも収録された楽曲である。彼らにしては珍しくウォー!ウォー!という分かりやすいシンガロング・コーラスを入れ、今やライヴでも不可欠のアンセム・ソングになっている。曲名通りに《ほら 奇跡が起こる 僕らの夢は叶うのさ》というストレートな歌詞(訳詞)もインディー〜メジャー〜インディーと紆余曲折の道のりを経て、確固たるファン・ベースを築き上げてきた彼らだからこそ、説得力があるものとして胸に響く。
「START」(’03)/locofrank

大阪発の不動の3ピースで既に20年選手というキャリアを持つ彼ら。卓越した演奏力を武器に豪快に鳴らすメロディックパンクは、いつ聴いてもフレッシュな輝きに満ちている。この曲はバンドの名刺代わり的な代表曲で、ライヴでもいつも凄まじい盛り上がりを作り上げている。曲に耳を傾けていると、初心を忘れずに常にここからがスタート地点なんだ!という気分にさせられる。それはこの曲が持つなりふり構わない前のめりの勢いに因るところが大きい。伸びやかなヴォーカルを聴いていると、どこまでも自分の可能性は広がっているんだ、と背中を強く押されるような気持ちになる。
「The Dream Is Not Dead」(’17) /Dizzy Sunfist

“夢は死なへん”というキーワードはこの曲から来ており、もはやこのバンドのキャッチフレーズにもなっている。locofrank同様、大阪発のフロントふたりが女性からなる3ピースバンド。今やメキメキと力を付けており、今年3月16日に行なわれた新木場STUDIO COASTワンマン公演も大成功に収めた。夢を持ち、それに向かって突き進むことで、人生はカラフルに色づいて豊になっていくんだ。そんなピュアなエモーションが、この曲には封じ込められている。言霊という言葉があるけれど、この曲には“音霊”とでも言うべきサウンドパワーを感じる。ぜひ聴いてみてください。
「Check」(’98)/ZEBRAHEAD

これまで何度も来日経験があり、日本のファンにも愛されているUS発の5人組。ラップと歌メロというツインヴォーカル編成が大きな魅力になっており、飛びっきりポジティブな陽性サウンドに身を委ねていると、ストレスも一気に吹き飛びそう。今年3月に最新9thアルバム『BRAIN INVADERS』をリリースしたばかりだが、ここでは記念すべきデビューアルバム『WASTE OF MIND』(98年発表)の冒頭曲を取り上げたい。音楽的にはパンクロックの高揚感に加え、ミクスチャー色の強いノリの良さもあり、一発で心を捉えるキャッチーな曲調に心が晴れ渡ってくるよう。
TEXT:荒金良介

荒金良介 プロフィール:99年からフリーの音楽ライターとして執筆開始。愛読していた漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(登場人物に洋楽アーティスト名が使用されていたため)をきっかけに、いきなりレッド・ツェッペリンの音源を全作品揃える。それからハード・ロック/ヘヴィ・メタルにどっぷり浸かり、その後は洋邦問わずラウド、ミクスチャー、パンクなど、激しめの音楽を中心に仕事をしてます。趣味は偏ってますが(笑)、わりと何でも聴きます。


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