『Anisong World Matsuri』、初のニューヨーク公演で夢のコラボステージを展開

2018年11月28日 / 18:30

『Anisong World Matsuri at Anime NYC 2018』 (okmusic UP's)

日本のハイクオリティーなアニソンライブを世界中のファンに届けるため、日本を代表するエンターテインメント企業がタッグを組んで企画・制作を行なってきたライブイベント『Anisong World

Matsuri』が2018年で3年目を迎えた。『Anisong World Matsuri』は、2016年にアメリカ・ロサンゼルスで開催された北米最大級のアニメコンベンション『Anime Expo 2016』の共催イベントとして初開催。以降、毎年規模を拡大しながら各国で開催されている。

2017年にはロサンゼルス、ワシントン、上海の3都市でイベントを開催。2018年は、7月4日・6日・7日にロサンゼルスにて『Anisong World Matsuri at Anime Expo2018』を、続く7月21日には上海にて『BiliBili Macro Link – Star Phase × Anisong World Matsuri2018』を開催し、『BiliBili Macro Link – Star Phase × Anisong World Matsuri 2018』ではチケットが即日完売する等年々その注目度は上がっている。

そして2018年11月16日・17日に、今年の『Anisong World Matsuri』の集大成ともいえるニューヨーク公演『Anisong World Matsuri at Anime NYC 2018』が開催された。『Anime NYC 2018』は2017年新しくニューヨークに立ち上げられたアニメコンベンションであり、当初より『Anisong World Matsuri』の開催を強く希望していた。そこで、日米がタッグを組むことにより当ライブイベント初のニューヨーク公演が実現! 現地のアニソンファン4000人を動員し、初雪が降ったばかりの酷寒のニューヨークを熱く盛り上げた。

11月16日の初日公演には、TRUE、鈴木このみ、ナノ、春奈るなの4名が出演。人気アニメの主題歌を数々担当してきた実力派シンガーが勢ぞろいした。ライブ開始早々、4名全員がステージに登場し披露したのはTVアニメ『創聖のアクエリオン』のOP主題歌「創聖のアクエリオン」。アニソンファンにとってはたまらないコラボ&カバーでライブのスタートを華々しく飾った。オープニングの後は各アーティストのステージがスタート!
今回の公演地であるNY出身のナノが1番手を務めた。ナノの力強い歌声で会場の熱気はさらに上昇。特に3曲目「Freedom Is Yours」では、“ずっと海外で歌いたかった曲です。今日伝えたいメッセージがこもっているので、この曲で特別な何かを残せたらと思っています。みなさんも一緒に歌ってください!”と英語で呼びかけ、会場も大合唱で応えた。
続く鈴木このみは今回がニューヨークでの初めての公演となったが、会場は終始大きな歓声に包まれ、彼女を待ち望んでいた多くのファンの期待と喜びがそこに現れているようだった。鈴木もその想いに応えるように、最新シングルのTVアニメ『ソラとウミのアイダ』EDテーマ「蒼の彼⽅」をはじめとした多彩なテイストの楽曲を次々と歌い上げ、そのすばらしい表現力をニューヨークのファン達に見せつけた。
1年ぶりにニューヨークに戻ってきたTRUEは、TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』OP主題歌「Sincerely」でしっとりとスタート。これぞTRUEとも言うべき美しくのびやかな高音が会場いっぱいに響き渡り、全員がその歌声に聞き惚れた。MCでは、“みんなの顔をこうやって一人一人眺めていると、みんなの“アニソンが大好き”という思いに支えられてるんだな、とすごく感じます。ありがとうございます”と語り、ファンへ感謝の気持ちを伝えた。
最後に、ピンクの衣装に身を包んだ春奈るなが登場。1曲目「桃色タイフーン」ではサイリウムによって会場全体が春奈の衣装と同じピンク色に染まり、まさに会場の雰囲気は春奈るな一色に。曲中“やっぱり、ニューヨークが好きだー!”と叫んで現地のファンにアピールした。続く2曲も春奈らしいキュートな歌声とパフォーマンスで駆け抜けた。
また、『Anisong World Matsuri』の大きな特徴の1つ、出演アーティスト同士による豪華なコラボパフォーマンスに今回も注目が集まった。『Anisong World Matsuri at Anime NYC 2018』では、日本を代表する名作アニメソングの数々を出演者たちがコラボ、カバーした。まず、ナノと鈴木このみのコラボによるTVアニメ『魔法戦争』ED主題歌「Born to be」。次に、鈴木このみとTRUEによるTVアニメ「中二病でも恋がしたい!」OP主題歌「Sparkling Daydream」。TRUEと春奈るなによるTVアニメ『けいおん!』ED主題歌「Don’t say “lazy”」に、春奈るなとナノによる「INVOKE」と、非常に盛りだくさん且つ熱いセットリストで、ファンにとっては一瞬たりとも見逃せないライブ展開となった。

そしてここから、ライブは一気にラストスパートへ! ナノはTVアニメ『かくりよの宿飯』OP主題歌の「ウツシヨノユメ」、鈴木はTVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』OPテーマの「This game」、TRUEはTVアニメ『響け!ユーフォニアム』OP主題歌の「DREAM SOLISTER」、春奈はTVアニメ『ソードアート・オンライン』ED主題歌の「Overfly」と、それぞれのアーティストが自身の代表的なアニメタイアップ曲を次々披露し、観客のテンションは最高潮に。熱気冷めやらぬまま、ラストは4人の歌姫が再び揃ってステージ上に登場しTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』劇中歌「God knows…」を熱唱。圧巻のパフォーマンスでライブ1日目を締め括った。
そして2日目、この日の出演者は影山ヒロノブ、きただにひろし、中川翔子、モーニング娘。ʼ18 の豪華な4アーティスト。アニソン界とアイドル界のレジェンドが夢の競演を果たした。

ライブ開始直後、ステージに姿を現したのは影山ヒロノブ、きただにひろしの2名。1曲目からアニソン界の大物2名が競演する贅沢なコラボステージが展開された。披露したのはTVアニメ『NARUTO -ナルト-』よりOP主題歌「GO!!!」。JAM Projectのメンバーとしても活動している2人の息ぴったりなステージに会場のボルテージも一気に上昇した。

『仮面ライダー龍騎』挿入歌「Revolution」できただにひろしのパートが幕を開けた。今回のきただにのセットリストには、日本同様海外でも人気が根強い作品『ワンピース』の主題歌が多くラインナップされ、ニューヨークのアニメ・アニソンファンにとっても“悶絶モノ”だったといえるだろう。特にラストの「ウィーアー!」では、きただにの「sing together!」の掛け声をきっかけに、待っていましたとばかりの大合唱が会場中に巻き起こった。
次に、2人のダンサーを引き連れて現れたのは中川翔子。登場から「Hello New York City!」と元気いっぱいに会場を盛り上げた。中川は、TVアニメ『ポケットモンスター XY』ED主題歌「ドリドリ」や『天元突破グレンラガン』OP主題歌「空色デイズ」などの人気タイアップ楽曲に加え、公演前日に配信開始されたばかりの新曲「blue moon」も歌唱。青いペンライトによって美しく照らしだされた観客席に、中川も「Very beautiful blue color! thank you!」と感激した様子を見せ、会場は暖かい一体感に包まれた。
インスト曲に合わせてステージライトの奥にいくつものシルエットが浮かび、登場したのはモーニング娘。ʼ18。最初に披露したのは、最新楽曲「自由な国だから」。一糸乱れぬフォーメーションダンスとフレッシュな歌声で、一気に会場の空気を引き寄せた。その後も代表曲「恋愛レボリューション21」を含む7曲を披露。終始その情熱的なパフォーマンスで会場の視線を釘づけにした。また、モーニング娘。ʼ18メンバー飯窪春菜はこのステージが卒業前最後の海外公演となることもあり、本公演終了後も現地のファンからは別れを惜しむ声が鳴りやまなかった。
そして最後に、満を持してアニソン界のプリンス・影山ヒロノブが登場。この日を心から待ち望んでいた現地のファンに、TVアニメ『ドラゴンボールZ』OP主題歌「WE GOTTA POWER」や同EDテーマ「僕たちは天使だった」などの名曲アニメソングの数々を届けた。最後の楽曲「聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~」では、影山の熱い歌声によって会場の一体感は最高潮へと上り詰めた。ホール全体が振るえていると錯覚しそうなほどの歓声・大合唱に、影山も“You guys amazing!”と称賛の言葉を口にした。
最高に盛り上がった状態で、ついに公演はラスト1曲を迎えた。影山が“I know. You guys canʼt get enough.”と煽ると、会場からは肯定を表す大歓声が。影山に呼びこまれる形で、この日の全出演者が再度ステージに登場。全米で人気を博した、TVアニメ『ワンパンマン』OP主題歌「THE HERO !! ~怒れる拳に火をつけろ~」でこの日一番の情熱的な歌声を響き渡らせた。ファンは出演者たちの全力のパフォーマンスに感謝の歓声を上げ続け、それは終演後もなかなか鳴りやむことはなかった。

また、2日目も1日目同様、この日限りの夢のコラボステージが数々展開! オープニングで披露された影山ヒロノブ、きただにひろしによるTVアニメ『NARUTO -ナルト-』第4期OP主題歌「GO!!!」の他、きただにひろしと中川翔子による「ペガサス幻想 ver.Ω」、影山ヒロノブと中川翔子による「夢光年」。そして、影山ヒロノブとモーニング娘。ʼ18のコラボステージでは、スペシャルメドレーとして「LOVEマシーン」と「CHA-LA HEAD CHA-LA」の2曲が立て続けに披露され、1日目に引き続き豪華すぎる組み合わせと楽曲で現地のファンを大いに楽しませた。

ニューヨークのファンに2日間最高のアニソンを届けた『Anisong World Matsuri at Anime NYC 2018』は正にアニソンの祭典の名にふさわしい公演となり、北米におけるブランド力を更に定着させた。ニューヨーク市はこれを称え、Day1公演開催日である11月16日を“Anisong World Matsuri Day”として定め、アニメ・アニソン業界にとってだけでなくニューヨーク市にとっても歴史的な1日となったことを認定した。


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