ORANGE RANGE、ONIGAWARA、Halo at 四畳半らを迎え、日本工学院ミュージックカレッジ恒例サマーライブが今年も大盛況!

2018年7月24日 / 15:00

(okmusic UP's)

日本工学院専門学校で音楽業界スタッフを目指す学生達が作るサマーライブが7月4日と7月7日の2日間にわたってマイナビBLITZ赤坂で開催された。

初日の7月4日は『GRIOTTO×日本工学院ミュージックカレッジ Presents〜彩〜』。会場ロビーにはアーティストロゴとCDジャケットが大きなパネルで浮かぶ演出で入り口からイベントへの期待値はマックスに!
ライブのトップバッターはバンドハラスメント。ステージにメンバーが登場するとフロアーからは大歓声に包まれる。イントロが始まった瞬間に爆音の音玉とエアーバーストの特効演出が飛び出し、“僕らが1番びっくりしてる(笑)”と曲終わりのMCで井深康太(Vo)が語った。そして、「Sally」「解剖傑作」と続いた後のMCでは斉本佳朗(Dr)が“僕等3年の途中で大学休学したんですよね”と8月までに復学届を出さなかったら退学になることを明かす。“こうやってステージに立って正解だったんだなって思わせたい”、“だから、復学届は出しに行かないつもりでいる”と語り、“はっこーお前の気持ちをきかせてみろ!”とはっこー(Ba)にバトンタッチすると、彼が手に持っていたのは復学届。井深が“ストップ、ストップ、何見せられてるの(笑)”と仕切り直しながらも、トークでも観客を最高に楽しませようという関西出身の彼らの想いで会場に笑顔があふれた。

また、本公演を共同主催しているイベント『GRIOTTO』についても井深が語った。“『GRIOTTO』を主催している森田大地が日本工学院にいた頃から、でかいイベントにするってそう約束してくれました”、“今日こうやってあいつが卒業した専門学校とタッグを組んでこの日を迎えられたことを本当に幸せに思います”、“あいつ泣き虫だからすぐ泣くけど、今日は今までで最高に泣かして帰りたいと思います”、“あいつの願いはただ一つ、このイベントを楽しんで笑顔で帰ってもらうこと、今日1日どこの会場よりもどの人よりも楽しんでいきましょう!!”。ラストの「君と野獣」を歌い終えると約6秒にもわたる深いお辞儀でステージをあとにした。
続いては、“本日のマイナビBLITZ、数えきれないほどの人の強い気持ちが詰まっております。今日にかかわる全ての人にとって特別な1日にしないと気が済みません、どうぞよろしく!”と強気な表情を見せたKAKASHI。2曲目「流星の中で」の激しくも繊細な歌詞と、言葉にできない想いや葛藤をのせたメロディーが将来へ突き進むオーディエンスの胸に突き刺さる。堀越颯太(Vo&Gu)はMCで“僕らはBLITZに自分たちで立てるようなバンドではありません。ぶっちゃけね”、“『GRIOTTO』と日本工学院とそしてあなたに立たせてもらったステージだと思っています”、“今度はあなたのことをBLITZに連れていきたいと思います”と夢を語った。5曲目「ドラマチック」の《いつかあなたに》の歌詞は、KAKASHIとこの場にいる“あなた”への約束がつまったフレーズに受け取れる。《僕はあなたの隣に逃げ出したくて ドラマチックなこの夜に》と歌った時の照明は会場が澄んだ紺色に照らされ、ミラーボールには黄色いライトが当たり、場内に満月の夜空を演出した。
そして、このライヴを締め括るのはHalo at 四畳半。ポップなSEに観客の肩も自然とリズムを刻み、『GRIOTTO』のタオルを持ったメンバーの姿が見えると場内は歓声で包まれた。渡井翔汰(Vo&Gu)は“やっぱり俺は熱が通った人間が好きで、イベントもそう音楽もそう何であってもそう。つまり人の心に伝わりやすいってことは、それだけ熱い熱い気持ちがこもってるっつーことです”、“どこへいく?何をする?あんたの傍にこの音楽を置いてやってくんないかなあ? いつでも、この音楽があんたの背中を押してやる。あんたの味方でいてやる!”と語り、クールな演奏の中にも常に熱い想いがあふれたイベントとなった。なんだ、かっこよすぎやしないか?このイベント。将来の音楽業界を担う学生たちと、想いを形にして届けてくれたアーティスト、そして『GRIOTTO』主催者の森田がまた夢を届けることを約束した一日となった。
サマーライブ2日目となる7月7日は『turn up』と題して、ORANGE RANGEとONIGAWARAの2組を迎えて開催。場内に入るとステージ上に巨大な鬼瓦の顔左半分、シーサーの顔右半分が風神と雷神のように掲げられていた。インパクトのある形相とその威風堂々な世界観に開演への期待感が高まる。
いよいよ開演。左右2体の顔半分同士がひとつに合わさりONIGAWARAが登場。「タンクトップは似合わない」ですっかり夏気分になった会場はどこを切り取っても最高の笑顔が見られ、ふたりの振り付けに合わせて自然に踊り出していた。「夏フェスなんて大嫌いなんちゃって」では竹内サティフォ(Vo&Gu&Pro)がORANGE RANGEの「上海ハニー」をカバーし、曲のラストには花火の音が鳴り響いて“たまや~”の声とともに照明の演出で場内は夏の夜空色に染まった。本公演は無料動画サービス『GYAO!』にて生配信されており、カメラに向かってポーズをキメる場面も。「ヒットチャートをねらえ!」ではレクチャーされた振り付けを踊り、ワイルド系なお兄さんDJがふたりの後ろで踊っている様子には思わず頬がゆるんだ。「シャッターチャンス’93」の観どころはやはり曲中の撮影タイム! 計4回のシャッターチャンスは、しっかり撮影できるようにとふたりがピタッと微動だにせずポージング。終始とびきりの笑顔を届けてくれたONIGAWARAも最後までポップでキャッチーな時間を届けてくれた。
そして、25周年のサマーライブを締め括る大トリとしてORANGE RANGEが登場。“どうも! ORANGE RANGEです!!”とHIROKI(Vox)の第一声に割れんばかりの歓声。RYO(Vox)も“今日は楽しくなりそうですねえ”と言い、1曲目「Ryukyu Wind」ですでにフロアーは波を打っての大盛り上がりをみせた。RYOが沖縄で祭事の際に踊られる“カチャーシー”をはさみ、「以心電信」ではイントロが聴こえた瞬間に待ってましたと歓声の洪水! 「SHUSHI食べたい feat.ソイソース」ではNAOTO(Gu)もドラムパーカッションに加わり、HIROKIも会場を自由に飛び跳ねまわる。「Hopping」ではYOH(Ba)のベースから始まりスポットライトを独占した。途中MCでRYOが学生からの楽屋に置かれていたウェルカムボードを持ち出し、学生のライヴをお祭り騒ぎにしたいという想いを受け継ぎ“必ず祭にしたい”とステージで宣言! さらに「イケナイ太陽」で会場は最高潮、爆音の音玉とともにフロアーが上下に揺れ、流れはそのまま本編最後の曲「キリキリマイ」へ。メンバー5人が赤い照明に照らされたステージに横1列に並び客席を煽った。まさしく怒涛の時間が過ぎ、アンコールの声。一度クールダウンした会場は「上海ハニー」でまた最高潮に盛り上がり、最後はみんなでカチャーシーを踊り熱気で充満したままエンディングを迎えた。

日本工学院専門学校コンサート・イベント科25周年を飾るにふさわしいお祭りに、観客は満足した表情で会場をあとにした。スタッフとして参加した学生たちはこの熱い経験を持って音楽業界へ羽ばたくのであろう。サマーライブは終わったものの、日本工学院のイベントはまだまだ続く。7月26日には渋谷TSUTAYA O-EASTでイベントを開催、10月28日には学内で行なわれる『かまた祭』にSUPER BEAVERの出演も発表されている。学校は“学ぶ”だけでなく、新しいものを発信して行くという若者たちの“発信の場”となってきているのだろう。日本工学院専門学校コンサート・イベント科の今後の活動にも注目してほしい。
文:日本工学院専門学校 蒲田校コンサート・イベント科 小林未来

カメラマン:ハライタチ
【セットリスト】

<7月4日>

■バンドハラスメント

M1.Sally

M2.解剖傑作

M3.一人隠れんぼ

M4.サヨナラをした僕等は2度と逢えないから

M5.君と野獣

■KAKASHI

M1.幸せ

M2.流星の中で

M3.本当の事

M4.違うんじゃないか

M5.ドラマチック

■Halo at 四畳半

M1 春が終わる前に

M2 ステラ・ノヴァ

M3 リバース・デイ

M4 ユーフォリア

M5 モールス

<7月7日>

■ONIGAWARA

M1 ONIGAWARA SUPER STAR

M2 タンクトップは似合わない

M3 MEGA☆DEATH

M4 夏フェスなんて大嫌いなんちゃって

M5 ヒットチャートをねらえ!

M6 シャッターチャンス’93

M7 Eじゃん

■ORANGE RANGE

M1 Ryukyu Wind

M2 以心電信

M3 チラチラリズム

M4 SHUSHI食べたい feat.ソイソース

M5 Hopping

M6 祭男爵

M7 イケナイ太陽

M8 キリキリマイ

EN1 上海ハニー
【日本工学院ミュージックカレッジ ライブ情報】
■GYAO+PCI MUSIC+日本工学院ミュージックカレッジPresents LIVE

『泡沫~ウタカタ~』

7月26日(木) 東京・TSUTAYA O-EAST

出演:the band apart/kobore/WOMCADOLE/Ivy to Fraudulent Game

<チケット>

前売り¥3,000 当日券¥3,500(ドリンク代別)

https://utakata24.themedia.jp/

■『第53回かまた祭 SPECIAL LIVE「SUPER BEAVER」』

10月28日(日) 東京・蒲田 片柳アリーナ(日本工学院専門学校)


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