【深ヨミ】ONE OK ROCKがロング・セールスを続ける実力を探る

2018年5月27日 / 14:00

 集計期間5月14日~5月20日におけるSoundScanJapan映像ソフトランキングにおいて『ONE OK ROCK 2017 “Ambitions“ JAPAN Tour』が72,606枚を売り上げ首位を獲得した。

 また同一集計期間である5月28日付Billboard JAPAN週間アルバムチャート“Top Albums Sales”では2017年1月11日発売の『Ambitions』が586枚で73位、2010年6月9日発売の『Nicheシンドローム』が452枚で96位と安定した販売を続けている。

 ここで、今年に入ってから現在までのランキング(集計期間2018年1月1日~2018年5月20日)から、現在より一年以上前にリリースされた(発売日が2017年5月20日以前)邦楽のみ抽出したランキングを作成してみた。

1位『日本の恋と、ユーミンと。』 松任谷由実 39,795枚 (発売日:20121120)
2位『アンコール』 back number 23,544枚 (発売日:20161228)
3位『YANKEE』 米津玄師 19,322枚 (発売日:20140423)
4位『Ambitions』 ONE OK ROCK 12,753枚 (発売日:20170111)
5位『Bremen』 米津玄師 12,748枚 (発売日:20151007)
6位『All Time Best Album THE FIGHTING MAN』 エレファントカシマシ 11,913枚 (発売日:20170321)
7位『ゆずイロハ 1997-2017』 ゆず 11,524枚 (発売日:20170426)
8位『Nicheシンドローム』 ONE OK ROCK 10,647枚 (発売日:20100609)
9位『diorama』 米津玄師 9,720枚 (発売日:20120516)
10位『オリジナル・トラックスVOL.1』 安室奈美恵 with SUPER MONKEY’S 9,326枚 (発売日:19960930)

 松任谷由実/エレファントカシマシ/ゆず/安室奈美恵/back numberについてはベスト盤であり、アニバーサリーイヤー等の話題性のあるタイミングでリリースした、良曲を集めたベスト盤をロングセールに結びつけているのが目に付く。

 一方、米津玄師/ONE OK ROCKはオリジナル・アルバムを複数枚ランクインさせており、新規についたファンや既存のファンが対象アーティストの過去作に興味を持ち旧譜を購入していると予想できる。米津玄師は特にこれらの過去オリジナル作品の累計販売枚数が比較的少なく(2017年5月以前に発売されたのオリジナルアルバムの累計販売数総合計は、米津玄師:450,367枚/ONE OK ROCK:1,858,005枚)新規のファンが旧譜を購入する動機が強いと考えられる。

 また、タイトル別ではなくアーティスト別に集計すると下記の通りとなる。(2017年5月20日以前に発売したアルバムの2018年1月1日~2018年5月20日の販売数をアーティスト毎に集計)

1位 松任谷由実 59,775枚
2位 ONE OK ROCK 41,087枚
3位 米津玄師 35,869枚
4位 中島みゆき 30,902枚
5位 back number 29,803枚
6位 Mr.Children 21,242枚
7位 エレファントカシマシ 20,239枚
8位 安室奈美恵 19,794枚
9位 X JAPAN 19,173枚
10位 竹原ピストル 19,051枚

 90年代から活躍していてCDを購入することに慣れている世代を購買層のターゲットとしているアーティストが多くランクインしており、また、2年以内にベスト盤をリリースしたアーティストも目立つ。

 そんな中で、ONE OK ROCKのタイトル毎の今年の販売数はグラフの通りである。新曲“Change”のダウンロード・配信のリリースのあった2月16日近辺や4大ドームツアーを行った4月に若干伸びてはいるが各週安定したセールスを記録しているのがわかる。

 本集計以外にも輸入盤を7,000枚以上販売しており、企画や話題性に頼らずとも、安定してファンを獲得し、セールスに結び付けられる実力を伸ばし続けていると言えるのではないだろうか。


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