<ライブレポート>パノラマパナマタウン、対バンツアー終焉! 思い出の地・渋谷WWWで見せた“覚悟”と“熱狂”

2018年5月6日 / 19:00

 4月26日、パノラマパナマタウンの全国対バンツアー【HEAT ADDICTION TOUR】のツアーファイナル公演が、東京・渋谷WWWにて開催された。

 全国12か所を巡る、バンド史上最大規模となった本ツアー。集大成となるこの日の対バンは、メンバーがかねてより共演を熱望してきた関西の先輩バンド・夜の本気ダンスだ。

 「踊れる準備はできてますかー!」鈴鹿(Dr.)の煽りにオーディエンスが大歓声で答え、一曲目「WHERE?」が始まると、WWWは瞬く間にダンスホールへと変貌を遂げる。≪HONKI DANCE TIME≫と題したパートでは、「Japanese Style」「fuckin’ so tired」など、キラーチューン3曲を惜しみもなく連発。艶めかしい照明とエッジの効いたサウンドが、WWWをますます夜の本気ダンス色に染め上げた。

 「先輩としてかっこいい姿見せたいよな」と突入したラストスパートでは、彼らのアンセム「Crazy Dancer」「Feel so good」、そして「TAKE MY HAND」を立て続けに披露。バンドもオーディエンスも踊りっぱなしの40分間、先輩としての風格を堂々と見せつけたステージだった。

 会場の興奮冷めやまぬまま、バトンを受け取ったパノラマパナマタウン。メンバー登場から間髪入れずに一曲目「PPT introduce」が始まった。「PPT!」のコール&レスポンスで会場の一体感を高めると、続く「世界最後になる歌は」では、岩渕(Vo./Gt.)が曲中にフロア中央に降り立ち、「ツアーいろんなとこ回ってきたけど、今日は初日と同じくらいの気持ちで、見たことない熱狂見にきました!」と宣言。今日の日を最高のものにすると、オーディエンスと約束した。

 本公演の会場である渋谷WWWを“思い入れの強いハコ”と語る岩渕。彼らが今の事務所に所属するきっかけとなったオーディション【MASH FIGHT!】決勝の会場がここ、渋谷WWWだったのだ。当時の自分たちを「先のこと何も考えてなかった」と振り返りつつ、今は「リキッドルームでもやりたいし、Zeppでもさいたまスーパーアリーナでも横浜アリーナ、それでも入らないなら野外にでっかい会場作ってやりたい」と、大きな野望を語ってみせた。

 そんな夢のような話でさえ夢じゃないと思うほど、その後に演奏された「ラプチャー」は鬼気迫るものがあった。「2年半前(オーディションを受けた当時)じゃ作れなかった曲」と披露されたこの曲は、彼らがこの2年半に経験してきた数々のステージを物語るような、痛切なビートが鳴り響いていた。そして、これからより大きなシーンに切り込んでいく“覚悟”を、ひしひしと感じさせるものでもあった。
 
 中盤では、ノスタルジアな雰囲気の漂う「街のあかり」や、どストレートなロックナンバー(新曲)を披露。「MOMO」の曲中では「2年半前ここ(渋谷WWW)の楽屋で書類を書いた、そこに『事務所に何を求めますか』と書いてあった、『この4人で続けること』だって俺たちは書いた」と、当時のエピソードを曲に乗せると、会場からは大きな歓声が上がった。

 そして本編ラストソングは、彼らの代表曲の一つ「フカンショウ」。メンバー4人とオーディエンスが本気でぶつかり合うその光景は、このツアーのタイトルにもなっている【HEAT ADDICTION(=熱狂中毒)】を、会場のすべてを使って体現しているようであった。
 
 アンコールでは、夜の本気ダンス「Crazy Dancer」を<PPT edit>と題しカバー。歌詞には夜の本気ダンスの曲名が所々組み込まれており、リスペクトが感じられる一曲となった。「マジでこっからデカくなるバンドなので、これからもついてきてください!」頼もしい言葉を残し、最後は地元・神戸の地名を題した「SHINKAICHI」で、南は福岡、北は北海道まで、約2か月に渡る対バンツアーを締め括った。

 パノラマパナマタウンはこの後、【CORE HEAT ADDICTION TOUR】と題したワンマンツアーを、東京・代官山UNITと兵庫・神戸VARIT.で開催する。この渋谷での熱狂をさらに上回る景色を見せてくれることに期待大だ。

◎ツアー情報
【CORE HEAT ADDICTION TOUR】
2018年6月9日(土)東京・代官山UNIT
2018年6月17日(日)兵庫・神戸VARIT.

photo:浜野カズシ
text:渕井実香


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