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都内を中心に活動しているシンガーソングライター、みねこ美根が自身初のMVを2本同時に公開した。リリックビデオが好評の「線路」とライヴでは定番の「黒髪のワルツ」の2曲で、サウンドプロデューサーは誠屋の小名川高弘、ビデオディレクターは数々のMVを手掛けるウスイヒロシが担当している。
「線路」は本人作成の手作りMV、そしてウスイ氏が手がけたリリックビデオと少しづつ進化し、今回の本格的なMVが完成! みねこ美根が醸し出す不思議な存在感であり、その妖艶さと清純さを併せ持った目線に、クギ付けにされること請け合いだ。
一方の「黒髪のワルツ」には二人のダンサーが出演。一人は日本を代表するkrumperの asahi twinares ladyave。もう一人は女優でも活躍中の椎名琴音がコンテンポラリーダンスで出演。楽曲の世界観をより一層濃厚に表現した、見応えのある映像となっている。
どちらの楽曲も完成度を上げることを目標にレコーディングしたもので発売の予定はないとのことだが、現在の衝動やライヴを意識したレコーディング作品を4月よりライヴ会場で限定販売をする予定らしく、詳しくはTwitterでアナウンスされるそうだ。気になる人は是非Twitterチェックです。
また、毎月1日と15日にアップされるOKMusicでの連載『映画の指輪のつくり方』も更新されたばかり。こちらも併せてチェックしてほしい。
じわじわと音楽業界で注目を集めている、みねこ美根。まだ無名ではあるが、逆にまだ知名度がないだけに、彼女の未来には期待しかないーー。
■みねこ美根 OKMusic連載『映画の指輪のつくり方』
https://goo.gl/eWxXmT
【コメント】
■ビデオディレクター ウスイヒロシ
はじめて「みねこ美根」を体験したのは2017年の冬の原宿でした。
ステージは引き語り演奏の静けさの中に、女の子のいろいろな感情が吐露される世界観が心地よく、MCでは演奏とは打って変わった「ニヤリ」とさせる人物像を垣間見てすっかり虜になったのでした。
今回のMV2本は、そんな「みねこ美根」を表現できたらいいなと企画がスタートしました。
「とても正気じゃいられない 石のまざったどろだんごを作る夢をみてるのさ」という衝撃的な歌詞ではじまる「線路」は、先行してリリックビデオを制作。
それを無機質な空間で投影するシンプルな空間で「みねこ美根」の存在感、ただ1点に勝負を挑みました。結果、大正解!
魅惑的で誘惑的でツンデレでM的なんだが、どこか儚げで頼りなさげでもあるのに、圧倒的な存在感を象徴する彼女の「瞳」。
まさにサビのフレーズ「目を開けて見えてくるでしょ」そのものなのではないでしょうか?
「黒髪のワルツ」は、夜の街を眺め、歌詞の世界のスケッチする画家のようなイメージでリップシンクをしてもらいました。
また「泣き喚いて踊れ」や「かき乱して歌え」などの歌詞の世界である「悩みを抱えた言い出せない感情」を表現するべく、ダンサー2人の圧巻なパフォーマンスが楽曲の世界観を深めました。
力強く闇を切り裂くようなエッジの効いたダンスは、krumper、 asahi twinares ladyave。しなやかで儚げなバレエの要素を取り入れたコンテンポラリーダンスは、女優でも活躍中の椎名琴音。
2人のソロパートは語るまでもなく素晴らしいが、後半のジャンルを超えたダンスセッションは撮影現場でも圧巻で思わず絶叫してしまいました笑
また「みねこ美根」自身のリップシンクも前半と後半では異なる表情の変化があり、MV初制作とは思えないほどの理解度と感性の鋭さが忘れられません。
聞けば、最近、バンドでのライブ活動も始めたそうで、益々と表現の幅を広げ、存在感を大きくしていくであろう「みねこ美根」に期待しかないです!
■サウンドプロデューサー 小名川高弘
新しい才能との出会いは、
本当にスリリングでワクワクさせられます。
みねこ美根の音楽を初めて聞いたとき、まさにこの感覚でした。
誰もが感じる日常、世の中に潜む〝影″。
それを独自の視点で紡ぐ彼女の言葉・歌声には、
不思議と優しさと愛が込められています。
このバランス感覚はまさに天性のもの。
新しい時代の自作自演アーティスト、みねこ美根。
これからが楽しみでなりません。
■みねこ美根
2曲のMusic videoが完成しました。
「線路」は、日常の中でじりじりと理不尽さを感じている人に向けて書いたもので、「誰かの言う悪口とか批評ではなく、自分の視覚、触覚を信じて生きていこう」と伝えたい歌です。
「黒髪のワルツ」は、感情を抑えて他人ではなく自分を責めてしまう友達に向けて書きました。「許せないことは許さなくても良いんだよ」と伝えたくてつくりました。
部屋の隅、ひとりピアノの前に座って書いた曲が、自分でイメージしていた以上に大きな世界を抱きました。皆様に、聴いて、見ていただいて、「言い表しにくい複雑な気持ち」や「人には言えないような気持ち」は、あっても良いのだと、少しでも皆様自身の存在を良し!とする理由になればと思います。
でも、それだけじゃあ嫌です。脳みそがビリビリするような、熱を出した時の夢みたいに、頭から離れない作品でありたいのです。
サウンドプロデューサーの小名川さんは、「線路」では、鉄がさびたようなざらりとした感じとそれでいて高い熱伝導率による躍動、寂寥感を、「黒髪のワルツ」では、身をゆだねずにいられないドラマチックな展開、大きな揺らぎをより引き出してくださいました。
映像監督のウスイさんには視覚、触覚の面から、「線路」のざらつく質感、フィルムのような明暗、青みがかった光、「黒髪のワルツ」のモノクロームによって生まれる情緒と静寂、踊りによる“動”によって突き動かされる気持ちの高ぶり…など、さらに世界を広げていただきました。「黒髪のワルツ」については、krumper のASAHIさんの力強さと激しさ、椎名琴音さんのバレエの要素を入れたコンテンポラリーダンスによる、たおやかな意思の存在で、視覚的にもさらに劇的な勢いがつき、この楽曲に必要不可欠な血が通った人間らしさを加えていただきました。
ぜひ、ご覧いただいて、すべての相乗効果からなる世界に、全身を浸して欲しいです。
この曲を作った時の自分に、こんなにすごいことになるよと言いたい。
そして、少し先の自分が、今の私に、もっとすごいことになるよと、言いに来てくれるように、そして少し先の未来で皆様に、すごいことになったねぇと、言っていただけるように、深く広がり続ける世界をお見せしていきます。
【ライブ情報】
4月18日(水) Shibuya eggman(弾き語り)
4月19日(木) 下北沢 GARAGE(bandstyle)
5月01日(月) 北参道ストロボカフェ(弾き語り)
5月17日(木) 吉祥寺ROCK JOINT GB(弾き語り)
5月24日(木) 横浜BAYSIS(出演形態未定)
5月31日(木) 下北沢ERA(弾き語り)
※各公演チケットの取り置きはオフィシャルホームページもしくはTwitterなどからお願いします。
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