JAM Project、ツアーファイナルの日本武道館公演が終了

2018年2月23日 / 12:30

2018年2月17日@日本武道館 (okmusic UP's)

影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹の5人のメンバーで活動中のアニソン界のスーパーユニット・JAM Project が、2017年11月より川崎公演を皮切りにスタートさせた全国ツアー『JAM Project JAPAN TOUR 2017-2018 TOKYO DIVE』のファイナルとなる日本武道館公演を2月17日(土)に開催した。今ツアーは2017年10月にリリースとなった、約1年ぶり5枚目のオリジナルアルバム『TOKYO DIVE』を引っ提げて国内11公演での開催となり、このあとさらにアジア複数都市を巡る『JAM Project ASIA TOUR 2018 TOKYO DIVE』が控えている。

アルバム『TOKYO DIVE』を中心とした楽曲で構成された本公演は、アルバムのイントロダクションとなっている楽曲「Spinning Out Of Control」からスタート。バンドメンバーに続いて5人のメンバーがステージに現れ、アルバムリード曲、そしてツアーのタイトルにもなっている「TOKYO DIVE」のイントロが鳴ると、 メンバー5人の衣装がそれぞれのカラーに発色し、客席のテンションは一気に上昇! メンバーの動きとステージバックのLED映像の演出に合わせてカラフルに変色していき、MVでの東京の夜景やスタイリッシュかつエレクトリックな演出をメンバー自身も一体となってステージで表現し、オーディエンスを魅了した。アルバム楽曲から「EMG」「神ノ牙~The Fang of Apocalypse~」などの新しいタイアップ楽曲なども次々に披露。メンバーのあいだでは“メモリアルコーナー”と呼ばれている、少し懐かしくも感じるJAM Projectの既存の楽曲を、奥井雅美ソロ、遠藤・きただにのペア、影山・福山のペアで披露し、影山・福山のペアは二人揃ってアコギを演奏しながらの歌唱でメンバーそれぞれの歌声を存分に聴かせた。

また、前ツアーでも好評だったアコースティックコーナーでは、バンドメンバーが一度ステージから下り、5人のメンバーの楽器演奏アレンジのみのステージを披露。アルバムからの新曲「I KILL-イキル-」では、歌詞の強いメッセージがより一層心に響くパフォーマンスとなった。「Growing Up」では一転してコール&レスポンスなども盛り込まれ、客席と一緒に楽しむメンバーの姿が見られた。さらにこのファイナル公演では、4月25日(水)にリリースが決定しているニューシングル「鋼の Warriors」をライブ初披露! この楽曲は、PS4(R)/PS Vita用ソフト「スーパーロボット大戦X」のオープニング主題歌となっており、いち早くライブでの生披露に客席からは大歓声があがった。

ここまでのステージングでもLED映像では楽曲の世界観に飲み込まれるほどの迫力があり、時に神秘的な映像演出もありながら、JAM Project の圧倒的なライブパフォーマンスをさらに印象づけていたが、「剛腕パンチ」「THE EXCEEDER」と、たたみかけるように熱い楽曲が続き、「Shinning Storm~烈火の如く~」「Crest of “Z’s”」「THE HERO!!~怒れる拳に火をつける~」ではLED映像の演出だけでなく、ステージ前方のファイヤーフレームやジェットスモーク、レーザー等をふんだんに取り入れた演出と熱い楽曲に会場のボルテージは最高潮となった。



アンコールでは、メンバーの美しいハーモニーから始まる「HERO」で会場全体が温かいムードに包まれ、2008年に初めてJAM Projectとしてワールドツアーに挑戦したこと、そして10年経った2018年にまたアジアツアーに出る報告や、すでに発表されている台湾・韓国での公演に加え、広州での公演が決定したことなどを語った。アンコールのラストスパートは、ライブでは必須ともいえる楽曲たちがJAM Project設立から 長年担当してきている『スーパーロボット大戦』シリーズの代表的な楽曲のメドレーとして立て続けに披露され、大盛り上がりとなった。最後にツアーを支えたスタッフや、各公演そしてこの日武道館に集まったファンにも感謝の言葉を述べ、さらに影山ヒロノブ・遠藤正明が第一弾のアーティストとして活動しつづけたレーベルである“ランティス”が、4月から会社の統合により社名が変わることが(レーベル名としては存続する)ニュースとして数日前に発表されたことに触れつつ、“18年間、ランティス、ありがとう!”と影山ヒロノブが叫ぶと、客席から拍手 が沸き上がった。レジェンド級のボーカリスト達が集うJAM Project は、さらに勢いを増したパフォーマンスをこの後アジアの複数の都市で展開していく。
【セットリスト】

OP:Sprinning Out of Control

1.TOKYO DIVE

2.EMG

3.BAD CITY〜We’ll be alright!〜

4.神ノ牙~The Fang of Apocalypse~

5.勝利の未来‐とき‐

6.迷宮のプリズナー

7.Divine Love

8.疾風になれ

9.星空のレクイエム

10.アレクサンドリア

11.Believe in my existence

12.I KILL-イキル-

13.Growing up 14.シュワッチ!〜キミを護りたい〜

15.Everything

16.鋼の Warriors

17.豪腕パンチ

18.THE EXCEEDER

19.The Brave

20.東京スキャンダル

21.Shining Storm~烈火の如く~

22.Crest of “Z’s”

23.THE HERO !!~怒れる拳に火をつけろ~

EN1.HERO

EN2.Rocks〜VICTORY〜GONG〜SKILL
『JAM Project ASIA TOUR 2018 TOKYO DIVE』
5月11日(金) 広州・蓓蕾劇院

5月26日(土) 台湾・Legacy Taipei

5月27日(日) 台湾・Legacy Taipei

6月23日(土) 韓国・Universal Art Center

6月24日(日) 韓国・Universal Art Center
シングル「鋼の Warriors」
2018年4月25日(水)発売

LACM-14740/¥1,200+税

※PS4(R)/PS Vita 用ソフト「スーパーロボット大戦X」オープニング主題歌


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