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2018年2月12日付Billboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”では、STU48のデビュー・シングル『暗闇』が152,003枚を売り上げて首位を獲得した。
STU48は国内6番目となるAKB48の姉妹グループで、瀬戸内エリアを本拠地とし、<1つの海、7つの県>を股にかける48グループ初の広域アイドル・グループ。2017年3月に誕生し、2018年1月にCDデビューと、これまでのグループに比べて結成からデビューのスパンが短かった本作は、初週売上152,003枚と健闘を感じさせる結果となった。
今回はその健闘を支えた県を調査するため、SoundScan Japanより『暗闇』の都道府県別実店舗売上を抽出し、割合を計算。上位5県は以下の通りになった。なお、売上はtypeA~Gを合計したものとなっている。
STU48『暗闇』
2018/1/31 Release
1位 広島 24.0%
2位 東京 15.0%
3位 大阪 7.1%
4位 岡山 6.5%
5位 神奈川 4.3%
まず、断トツ1位となったのは広島。地元メディアでの露出やイベントの開催、ご当地グルメとのコラボなど、地元に根差した活動で着実にファンを増やしたことが、セールスに繋がったと考えられる。
2位は、1月21日に初の単独コンサートを行った東京。続く3位は大阪と、大都市が続いた。そして、4位は岡山がランクイン。広島と同じく露出やイベントの多さが決め手となったことが推測できる。そして5位には、STU48キャプテン・岡田奈々の出身地でもある神奈川がランクインした。
専用劇場である船の完成は未定、関東圏でのテレビ露出も1月より放送がスタートした『STU48のセトビンゴ!』のみと、けして恵まれたスタートとは言えないSTU48。そんな彼女たちがここまで健闘できたのは、広島を中心とした地元ファンの力が大きいことがわかった。今後は広島・岡山以外の中国・四国地方はもちろんのこと、関東圏の支持をどこまで伸ばせるかが、グループ飛躍の鍵になるだろう。
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