冷え込む今だからこそ聴きたい5曲

2018年1月29日 / 18:00

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲 (okmusic UP's)

東京は大雪が降り、一気に冷え込みました。雪は1日で終わりましたが、次の日も次の日もなかなか雪は溶けず、アイスバーン状態の道を転ばずに歩かなきゃと慎重になっている毎日です。というよりも、それ以上に寒さが半端なく、心の中で「もっと雪が多くて、寒い地域があるんだから!」とさんざん言い聞かせているのですが、なかなか効果はありません(笑)。できれば布団から出たくない!と思う毎日を楽しくしてくれる音楽を選んでみました。
「SNOW」(’18)/WANIMA

WANIMAのメジャー1stアルバム『Everybody!!(エビバデ!!)』がオリコン週間アルバムランキングで初登場1位をゲットした。昨年末には紅白に初出場を果たしたりと、お茶の間レベルに浸透した彼ら。デビュー時から今日に至るまでの駆け上がりっぷりに驚きつつ、楽曲とライヴの良さを両輪に急速に広がった結果だろうと推測する。個人的にも非常に嬉しいし、彼らにはもっともっと上を目指してもらいたい。今作は再び2ビートを用いた曲調が多くなり、パンクバンドたる側面をアピールしている点も興味深い。もちろんそれだけに止まらず、この曲はWANIMAの中でも珍しくスローナンバーに挑戦。鈴の音を導入したウィンターソングで、切なくもエモーショナルな歌声が心に沁み渡る。
「布団の中から出たくない」(’18) /打首獄門同好会

ここ数日に渡り、この曲がずっと脳内ループしている。まさに東京の大雪を狙い澄ましたかのように、今の僕たちの気持ちを代弁してくれる楽曲ではないだろう。さすが打首獄門同好会! タイムリーすぎて、拍手喝采を送りたくなる。今作は夏秋冬春と四季連続リリースの第三弾にあたる『冬盤』に収録された楽曲で、アニメタッチのキュートなMVも必見! 曲調的には穏やかなテンポ感で進むものの、寒い!という心情を表わすパートはスクリームで表現したりと、これがツボにはまって仕方がない。また、前半から後半にかけて歌詞にもちゃんとストーリー性を設け、本当によくできている。今や子供から大人まで幅広い支持を得ている打首の面目躍如たる秀逸ナンバーと言っていい。
「Into The Future」(’18) /Dizzy Sunfist

大阪発の3ピース・バンド、Dizzy Sunfistの2ndアルバム『DREAMS NEVER END』がもう本当に素晴らしい。フロントふたりが女性でメロディックパンク界の中では異色のトリオ編成なのだが、ここに来て最高傑作を作り上げてくれた。中でもこの曲は壮大かつドラマチックな曲調で、雪が降りしきる銀世界にも合いそうなスケール感を備えている。いわゆる冬ソングとは違うけれど、神聖なムードを放つイントロを経て、ヴォーカルと演奏が入る瞬間は心底ゾクゾクさせられる。京都KBSホールにある巨大なステンドグラスの前で演奏したMVも要チェック!
「サンタさん」(’11) /ももいろクローバーZ

クリスマスシーンが去っていることは百も承知です。しかし、それでも、雪がまだあちこちに残っている街並を見てしまうと、今の方がクリスマスっぽいではないかと思ってしまいます。有安杏果の電撃引退で話題を呼んでいるももクロですが、この曲のMVを観た時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。ど真ん中のクリスマスソングと言える曲調ですが、メンバー5人の愛くるしいキャラが大爆発し、終始目が離せないキラキラしたMVに仕上がっているんです。繰り返しのフレーズも効果的で、寒さを吹き飛ばすアッパーな曲調に萌え…いや、燃えるサウンドになっています。ぜひ!
「Johnny boy」(’87)/GARY MOORE

アイルランド/ケルト音楽をハードロックに落とし込んだ、GARY MOOREの代表作にして大名盤『WILD FRONTIER』。どれも名曲ばかりで捨て曲なんて見当たらないのだが、その中でギターだけではなく、GARYのヴォーカルとしての魅力を存分に味わえる屈指の名バラードがこれ。耳元で囁くような繊細な歌声に引き込まれつつ、同時に肉体も意識もすっぽりと包まれる雄大な世界観にひれ伏すのみ。もの悲しい旋律も日本人の琴線を激しく揺さぶり、夏というよりも、凛とした冬の空気の中で聴きたくなる名曲です。
TEXT:荒金良介


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