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1月8日付Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート“Top Singles Sales”で、NMB48『ワロタピーポー』が298,081枚を売り上げ1位、同日付の“Top Albums Sales”では、HKT48『092』が122,560枚を売り上げ1位を獲得した。
NMB48約1年振りのシングルであり、人気メンバー・白間美瑠が表題曲では初の単独センターを務める『ワロタピーポー』と、HKT48キャリア初のフルアルバム『092』。どちらも記念すべき作品となった2作だが、今回はSoundScanJapanより、『ワロタピーポー』と『092』の都道府県別店舗売上のTOP10とその県の全体における割合を抽出し、セールス動向を比較した。
NMB48
シングル『ワロタピーポー』
2017/12/27 RELEASE
1位 大阪 25.7%
2位 東京 16.7%
3位 兵庫 5.5%
4位 神奈川 5.1%
5位 愛知 4.5%
6位 埼玉 4.4%
7位 北海道 2.8%
8位 千葉 2.7%
9位 京都 2.6%
10位 静岡 1.9%
HKT48
アルバム『092』
2017/12/27 RELEASE
1位 東京 16.2%
2位 福岡 12.4%
3位 神奈川 7.9%
4位 埼玉 5.8%
5位 愛知 5.5%
6位 千葉 4.2%
7位 大阪 3.9%
8位 静岡 3.2%
9位 茨城 2.7%
10位 広島 2.6%
まずNMB48『ワロタピーポー』だが、大阪が圧倒的強さを見せて1位となり、ほかにも3位に兵庫、9位に京都がランクインしていることから、活動拠点である近畿地方を中心とした支持の高さがうかがえる結果となった。一方HKT48『092』は、1位の東京と2位の福岡で全体シェアの約3割を占めている。また同曲の1~4位は、2016年4月に発売された『74億分の1の君へ』から、2017年8月に発売された『キスは待つしかないのでしょうか?』までのシングル4作品でも同一の結果となった。
このように、同じAKBグループでも、異なった個性をもつセールス動向が見える結果となったが、どちらも地域密着型として地元での浸透力は他の地域に比べ強いものだということがわかった。2作とも東京のシェアが高い要因としては、指原莉乃や宮脇咲良(HKT48)、山本彩(NMB48)などのテレビ出演が目立つことも考えられるが、今後はグループとして、NMB48が近畿地方以外でも購買力を伸ばすことができるか、HKT48が1stアルバムでより一層知名度を全国的に広げることができるか、2組のさらなる活躍に注目していきたい。
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