『スター・ウォーズ』最新作の謎に迫るファンミが開催 監督がジョゼフ・ゴードン=レヴィットのカメオ出演をサプライズ解禁

2017年9月12日 / 14:30

 12月15日に公開を控える映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。その約3か月前のタイミングとなる9月11日に、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、同作の監督をつとめるライアン・ジョンソンらを招いた貴重なファン・ミーティングが開催された。会場には思い思いのコスプレに身を包んだファンが集った。

 前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、全米興行収入ランキング歴代No.1 を記録。現在、第二の黄金期を迎える『スター・ウォーズ』旋風の中で、新作へも期待が高まっている。そんな中、新作でメガホンを撮るライアン・ジョンソン監督がこの日のステージに登壇。まずはMCのDJ TAROとサッシャとのやり取りでベーシックな質問に応じ、映画がほぼ完成状態にあることをファンに明かした。また、『最後のジェダイ』は、シリーズ屈指の“衝撃作”と言われていることについて質問されると、サプライズ自体については認めつつ「でも、“サプライズありき”で作ったんじゃなくて、キャラクターの心境を深く考えていった結果、気持ちの上で腑に落ちて、そうなっているんだ」と、脚本づくりの自然な結果であることを明かした。

 新シリーズの主人公、レイの今作での展開については、「まさにレイの物語は、本作のメインなんだ。オリジナルの3部作は、ルークが大人に成長して居場所を見つける物語だったけれど、レイはルークとはまた違う道のりが待っている」とコメント。新作は“大人への成長”をテーマの一つとした作品であると定義した。その点においては、シリーズの“ヒール役”として登場しているカイロ・レンも同様で、「カイロ・レンは、とても複雑でたくさんの層から成り立っているキャラクター。ダース・ベイダ―とは違う。少なくとも今はまだね。彼もまた大人になりきれていない側面があるんだ」と語った。

 イベントでは事前にTwitterでファンから集められた質問も監督に投げかけられ、新作を作るにあたって「ここを外したら『スター・ウォーズ』じゃなくなる」と考えたポイントがあったかについて聞かれると、ジョンソンは「撮影していくうちに、それが『スター・ウォーズ』なのか?とかは、考えないようにしたんだ。良い映画を作るためには、自分の直感を信じるべきだからね。自分の内なる『スター・ウォーズ』を信じることにしたんだよ」と製作中に至った境地を語った。

 続いてプレス陣からの質問コーナーでは「既に公開されている特報映像で、最もカギとなるカットはどこか?」という質問に「ルークの<ジェダイが滅びる>という台詞。彼がなぜそう考えているのか?どうやってそこに到達したのかが、作品のカギなんだ」とコメント。また「作品の核心的なことではなくても良いので、ここで初披露となる情報を教えてください」という無茶ぶりに、客席にいるプロデューサーの様子をうかがいながら「…これならいいかな。昔から仲が良くて『LOOPER/ルーパー』にも出演してくれたジョゼフ・ゴードン=レヴィットがエイリアンの声でカメオ出演しているよ」と、まさに世界初の情報を日本のファンのために明かした。

 ここで壇上には“監督の助っ人”として、本作でも活躍が期待されているドロイド、BB-8も登場。キュートな姿と声で沸かせる。

 この日は会場に集ったファンの代表者からの質問にも答えたジョンソン監督。先日急逝したキャリー・フィッシャーと最後に交わした会話についての質問には「キャリーに出会えたことは、この作品での最大のハイライトでした。最後に会ったのは、彼女の60歳の誕生日の時。実際には叶わなかったけれど、僕は早く本作を見せたいと話をしました。一人のファンとして、そして彼女を知っていた一人として、世界中の人がどれだけ悲しんだか知っています。この作品で、彼女の美しい姿を見られることは、彼女に直接お別れが言えなかった全てのファンにとって素晴らしいことだと思います」と、表情に悲しみを湛えて語った。

 また、先日監督の降板が伝えられた『エピソード9』について、監督をすることに興味があるかを聞かれると「僕は本作を作ることに100%の力を注いできました。だから正直、今は『エピソード9』の監督をすることは考えられないです。どなたが監督になっても、一人の観客として、ファンに戻って見られることを楽しみにしています」と現時点では監督になる意思はないと語った。

 イベント終盤には、自らも『スター・ウォーズ』の大ファンだという尾上松也、河北麻友子が客席からサプライズ登場。また、さらなる助っ人として人気ドロイドのR2-D2とC-3POもステージに登場した。河北からはジョンソン監督へ「いろんな新キャラクターが登場しますが、イチオシのキャラクターがいたら教えて下さい」と質問。それに対してジョンソンは「“ローズ”というキャラクターを今回が映画初登場に近いケリー・マリートランという女優が演じているんだ。彼女が素晴らしいからぜひ観て欲しい。撮影現場の彼女は太陽のように明るいんだ」と語った。

 ライアン・ジョンソン監督の『スター・ウォーズ』への深い愛と、映画の見所が凝縮された1時間弱のイベント。監督との語らいで『スター・ウォーズ』への愛と、映画本編への期待がますます高まる一夜となった。

◎映画情報
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
2017年12月15日(金)全国公開
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン © 2017 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved


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