ももクロ佐々木彩夏のライブも!【愛踊祭2017】決勝大会で優勝者&メジャーデビュー決定のアイドル発表

2017年9月5日 / 19:30

 全国のアイドルたちによる国民的アニメソングカバーコンテスト【愛踊祭2017】の決勝大会が、9月2日にTOKYO DOME CITY HALLで開催。中国・四国エリア代表・SPL∞ASHが優勝と、九州・沖縄エリア代表・Chuning Candyのメジャーデビュー決定が発表された。

 今年で3年目となる本大会の決勝大会では、過去最多となる250組以上もの応募の中から選ばれた11組のアイドルたちが熱い戦いを繰り広げた。オープニングでは、今回の課題曲「魔女っ子メグちゃん」が流れた後、ファンファーレが鳴り響き、進行のさわやか五郎(上々軍団)が登場。そして、会場後方より、順番に紹介された11組のエリア代表アイドルが、最後の戦いのステージへと上がっていった。最後に、MCのヒャダインと大会アンバサダーの佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)が登場。会場は一気に盛り上がりを見せた。

 審査員は、音楽作家の多田慎也、コレオグラファーのミキティー本物、ヴォイスメイキングディレクターの岡田実音、スタイリスト・衣装デザイナーのセイショーコ、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚紀、愛踊祭事務局の藤田真一、そして、MCのヒャダインを含めた7人。審査は、オリジナルパフォーマンスと課題曲である「キューティーハニー」と「魔女っ子メグちゃん」のパフォーマンスをもとに行われた。

 選手宣誓は、ファイナリストを代表して、関東Bエリア代表・渡良瀬橋43から、最年少8歳・原島ルカが担当。その小さい体から、「正々堂々、全てをかけて、最後まで全力のパフォーマンスを魅せることをここに誓います!」と強い言葉が放たれた。そして、MCヒャダインによる開会宣言とファンファーレが響き渡り、【愛踊祭2017】決勝大会がスタートした。

<ミルキーベリー>

 トップバッターとして白いレースに包まれた衣装で登場したのは、北海道エリア代表・ミルキーベリー。オリジナルパフォーマンスでは、ラップなど様々な曲調を盛り込んだユニークな曲に乗り、ポップな振り付けを披露。続けて課題曲2曲を披露し、パフォーマンスの最後には、「ベリーベリーハッピー」のコールで、会場を一つにした。審査員の多田慎也に「透明感のあるオーラで癒し効果がある。アイドルのオールスターチームのような感じ」とコメントされ、驚きの表情を浮かべていた。会場リポートでは、元メンバーからのコメントに涙する場面も見られた。

<ピイシーズ>

 東北エリア代表・ピイシーズは、蛍光色を基調としたカラフルな衣装を身にまとい登場。キレキレのギターサウンドとヘビーな重低音が響くロック調の曲をパワフルに歌い上げ、続けて課題曲2曲も披露。審査員のミキティー本物からは「バキバキにこの空間を楽しんでいる。軽く動けるようになったら、もっと良くなる」、吉田尚紀からは「ステージングがむちゃくちゃうまい。お客さんに向けたライブをしている」と語られた。

<ケミカル□リアクション>(□:右矢印左矢印)

 北信越エリア代表・ケミカル□リアクションは、ボディーラインを強調した衣装を身にまとい、アイドルの枠を超えた、芯のあるハスキーな歌声とハードでセクシーなダンスを披露。続いての課題曲「キューティーハニー」では、曲のイメージにぴったりなセクシーなパフォーマンスで、会場を釘付けにし、佐々木彩夏からは「エロかった~」とコメントを受けた。審査員の岡田実音は「圧倒的なボーカル力。去年の課題もしっかり解消してきている」とコメント。一瞬だけ、女の子らしいキュートな笑顔をのぞかせた。

<CY8ER>

 関東Aエリア代表・CY8ERは、原宿系の個性的な衣装を纏い登場。EDMをベースとした曲とキュートな歌声、そして、会場を広く使ったフォーメーションダンスを披露し、課題曲へと続けた。審査員のミキティー本物からは「一人一人が個性を出していて、楽しんでいる。ただ、課題は山ほどある」と厳しいコメント。一方、吉田尚紀は「キャラクタービジネスとしては、最高に素晴らしい」とそれぞれの個性を高く評価した。それに対しても、苺りなはむは、マイペースを貫き通し、ステージを後にした。

<渡良瀬橋43>

 それぞれのイメージカラーの衣装を身にまとった、関東Bエリア代表 ・渡良瀬橋43は、平均年齢10歳とは思えない、堂々たる歌唱と完成度の高いダンスパフォーマンス、一生懸命でパワフルな煽りで会場を盛り上げた。続けての「キューティーハニー」では、見事なハモりも披露。審査員の多田慎也からは「ボーカルが素晴らしい。声がしっかりしている。努力がステージから伝わってくるパフォーマンスだった」と評価を受け、ひたむきに努力してきた彼女たちの姿に、会場は暖かい空気に包まれた。

<テーマパークガール>

 もう一組の関東Bエリア代表・テーマパークガールは、純白のドレスに包まれ登場。まるで、ミュージカルのようなストーリー性のある曲を披露し、課題曲でも完成度の高いパフォーマンスで会場を大いに盛り上げた。審査員のミキティー本物からは「スキがない。移動までダンスになっている。12歳とは思えないほど、表情をうまく使っている」と評価を受け、元気よく嬉しそうに「ありがとうございます!」と答えた。

<BANZAI JAPAN>

 関東Cエリア代表・BANZAI JAPANは、赤と白を基調としたジャパンカラーの衣装で登場。全員が日の丸の扇子を片手に、総勢10人で織りなす、フォーメーションダンス披露。「魔女っ子メグちゃん」では、アクロバットな振り付けも織り交ぜたユニークなパフォーマンスで会場を盛り上げた。審査員の藤田真一は「今日、ファンになりました。一体感が素晴らしい」とコメント。会場リポートでは、妹分ASHIGARU JAPANが涙ながら先輩たちにエールをおくり、彼女たちの師弟関係に会場は感動に包まれた。

<P.IDL NAGOYA>

 東海エリア代表・P.IDL NAGOYAは、真っ赤なドレスで登場。キャッチーで爽やかな楽曲の乗り、ステージ全体を飛び回るパフォーマンスで会場を煽り、課題曲2曲も広い会場を十分に活かした、元気でパワフルなパフォーマンスを披露した。メンバー杉山遥のお母さんからは、頑張った娘へ「幸せいっぱいです!」と暖かいコメントがおくられた。

<フルーレット>

 アタック映像後、関西エリア代表・フルーレットから一人登場したのは、まるな。会場がどよめく中、曲が始まると、キレキレのソロダンスを披露。その後、メンバーが袖から登場するというサプライズ演出で会場を沸かせた。課題曲でもスカートをめくり上げるなど、衣装、会場全てをうまく使った個性的な振り付けに、会場のテンションは一気に高まった。

<SPL∞ASH>

 それぞれのカラーの衣装と花かんむりを身につけ、3連続で決勝進出の中国・四国エリア代表・SPL∞ASHが登場。ミディアムなテンポの楽曲と、伸びのあるクリアな歌声が相まり、それまでの空気を一変させたと思いきや、続けてアップテンポな楽曲を披露し、会場を一気にSPL∞ASHの世界観に引き込んだ。「魔女っ子メグちゃん」では、メンバー由良朱合を主人公としたストーリー性のあるダンス構成と高い表現力に、会場からは大きな歓声があがった。

<Chuning Candy>

 ラストには、アゲアゲのクラブミュージックのようなSEが流れ、ショートパンツにTシャツ、タンクトップの衣装で、九州・沖縄エリア代表・Chuning Candyが登場。派手な見た目を裏切る、ピュアな歌詞とポップなリズムのオリジナル楽曲を、キュートな笑顔で披露し、会場のハートを鷲掴みにした。新体制の7人で挑む中、緊張の色は一切見せず、全員がステージを楽しんでパフォーマンスを繰り広げていった。

<佐々木彩夏(アンバサダースペシャルライブ)>

 会場での投票タイムが終わると、今大会のアンバサダーである佐々木彩夏によるスペシャルライブが行われた。一曲目は、課題曲で今回カバーした「キューティーハニー」。ファイナリストたちの手本となるパフォーマンスを披露した。さらに、ソロデビューシングル「My Cherry Pie」と「だって あーりんなんだもん」へと続くと、会場は、ピンクのペンライトとファンの歓声に包まれ、圧倒的なパフォーマンスを魅せつけた。

 そして、ついに結果発表の瞬間へ。まずは、ベストオーディエンス賞が発表され、SPL∞ASHが受賞。大会アンバサダー・佐々木彩夏より、賞状が授与された。次に、審査員特別賞が発表され、テーマパークガールとChuning Candyが受賞。審査員・ミキティー本物より、賞状が授与された。

 いよいよ優勝者の発表へ。会場が静まる中、ヒャダインの口から出た名前は、SPL∞ASH。その瞬間、会場は今日一番の盛り上がりを見せた。ヒャダインから、トロフィーと賞状、副賞が渡されると、メンバーからは、涙とともに満面の笑みが飛び出した。「3度目の正直、やったぞー!」と歓喜の悲鳴に、会場からは大きな拍手がおくられた。

 拍手が鳴りやまない中、急遽、ヒャダインよりサプライズな知らせが。今大会を見ていたポニーキャニオンの関係者の目に止まり、Chuning Candyのメジャーデビューが決定した。驚きの発表にメンバーは戸惑いつつも、喜びの涙を流した。

 最後に全員で集合写真を撮影。約3か月に渡り、アイドルたちによる汗と涙、そして夢の叶う瞬間を全国にお届けした【愛踊祭2017】は、大盛況の中で幕を閉じた。なお、このイベントの模様は、『musicるTV』にて放送が決定。詳細は改めて紹介される。


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