TIF&モンスラで観客絶賛!やっぱりすごかった“フェスのチキパ”

2017年8月12日 / 22:00

 東京お台場・青海周辺エリアで3日間にわたって開催された大型アイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF) 2017』と、日本最大級のウォーターフェス『MONSTER Slide the City』。この両フェスにCheeky Paradeが出演し、夏のお台場を熱く盛り上げた。

 この夏、新体制に移行したチキパには気合いがみなぎっていた。それは、昨日に後悔を残すくらいなら、明日につながる今、この瞬間に自分たちができる精一杯のパフォーマンスを披露しよう。そして手にした瞬間から消えていく今日、この瞬間を思いっきり楽しもう。という意識なのかもしれない。7月中に出演した各種イベントでもその姿勢がはっきりと表れており、たとえば関ケ原で行なわれた『SEKIGAHARA IDOL WARS 2017~関ケ原唄姫合戦~』では、大トリでのパフォーマンスに心を掴まれ、思わず落涙するファンが続出したほどであった。

 8月5日、TIF2日目の朝。メインステージでもあるHOT STAGEは「BUNBUN NINE9’」で目を覚ます。「TIFおはよー! チキパが朝から飛ばすからちゃんとついてきてね!」「HOT STAGEぶち上がっていくぞー!」と、冒頭から全力でオーディエンスと対峙する5人。もちろん、そんなチキパに応えるため、嵐のようなコールが客席側から巻き起こり、ライブというものが、ステージ上だけで出来上がるものではないことを再認識させる。そして両者が作り出した光景は、圧巻と呼ぶにふさわしい。

 しかし「こんなもんじゃないでしょ? まだまだ上がっていくよ!」と、島﨑莉乃の喉が掻き切れるかのようなシャウトで「C.P.U !?」が目まぐるしく展開していく。ついてこれないファンは振り切る気満々なチキパと、むしろ振り落とすのはこっちのセリフだとばかりに、隙あらば追い抜いてやろうというファンの気迫の全面対決。夏の気温が生ぬるく感じるような熱く激しい衝突がHOT STAGEを包み込む。

 その後も、「Let’s Party」「Hands up!」「カラフルスターライト」「M.O.N.ST@R」と、お台場・青海周辺エリアのどこを探しても盛り上がらない理由が見つからない楽曲ばかりを並べて、ただひたすらにチキパらしいチキパのライブを展開した。観客もこのステージには充足感で感無量だったようで、この段階で早くも「2日目の優勝は、HOT STAGEのチキパ」という声がSNSで散見できたほどだった。

 一方、誰よりもメンバーが一番楽しんでいたのが『MONSTER Slide the City』のステージだった。ウォーターフェスという銘打っているとおり、このイベントでは、曲に合わせて巨大キャノンによるウォータースプラッシュ(放水)があるなど、夏を存分に感じられるようなダイナミックな演出を用意。これにはチキパもステージ裏でのスタンバイ時からテンションが上がりっぱなし。さらにライブが始まると、濡れた地面の向こう側、涼しげなフェスエリアの様子を目にしながら、5人はステージをこれまで以上に声を上げて、時には永井日菜から漏れた笑い声がマイクに乗ってしまうほどに、自由に暴れまわっていた。「モンスラのライブ、すごい楽しかった!!」とは、会場を後した移動車の中での渡辺亜紗美の感想である。

 「フェスのチキパ」とは、昔からアイドルファンの間で語られていた事実ではある。しかし、この3日間のチキパは、これまでとは少し違った。TIF2017最終日に彼女たちがFESTIVAL STAGEにて最後のライブを終えた後、ダイバーシティ東京プラザのフードコートで感想を語り合っていたいくつものグループが、「チキパがすごかった」というフレーズとともに、チキパのことを話しているのを耳にした。

 思えば、TIFの期間を通して、いつしかステージを降りたチキパの間には合言葉ができていた。記者は最終日までの間、次のステージに向かう移動車の中で「さっきのライブを越えよう。」「あのライブを越えよう。」という言葉を、メンバーから幾度となく聞いた。その決意を胸に、ステージの大きさなど関係なく、5人は前回のライブを超えるためにどうするかを考え、そして次のステージでこれまで以上に魂を燃やし、全力で気合いをぶつけた。その終着点として、TIF2017最後のステージがあり、観客からチキパについての上記のような感想が漏れ聞こえたというのも当然の結果といえる。

 そして、新体制となった今の彼女たちの意識は、ライブという形を通じて、オーディエンスにも確実に届いている。

 TIFラストのステージに上がる直前、記者は渡辺から「最近のチキパ、どうですか?」と不意に訊かれた。その時は「いい感じ」とだけ答えたが、多分、次に訊かれる時も同じように答えるだろう。ただし、その「いい感じ」も、今回より次回の方が高いレベルにあるはずだ。

 今の彼女たちは、そのくらい変化……否、進化が著しい。

テキスト&写真:Yosuke Tsuji


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