エンターテインメント・ウェブマガジン
2015年から約1年間SNSの活用を停止したことが記憶に新しいエド・シーランが今週、Twitterをやめたと再び宣言した。自分へ向けられる暴言の多さにうんざりしたためで、アカウントは削除しないがもう読んでいないという。
彼のようにSNS断ちをするアーティストは多く、デジタル・デトックス後に復活して現在も自らの言葉で発信している者もいれば、そのままアカウントをマネージメントに任せて宣伝のみに使っている者と様々だ。SNSをやめたスターたちをその背景をタイムラインに整理した。
2009年:私的な内容を多く投稿することで知られるマイリー・サイラスは、早くもこの年にSNS断ちをしている。「わたしのプライベート・ライフ(私生活)をプライベート(非公開)にしたい、わたしは自分のために生きる」とラップしている動画をYouTubeにアップしている。
2011年:シネイド・オコナーが暴言の多さを理由にSNS断ち。同年に復活したものの、自分宛のツイートは全てアシスタントに目を通してもらい、”A-holes”(嫌な奴)をフィルターにかけると宣言。
2012年:出産後の体重や産後うつをネタにされ、赤ん坊を殺すとまで書かれたアデルがSNSを休止。この年はカニエ・ウェストも「すぐ戻る」と一言残したままお休みしており、ニッキー・ミナージュはファンサイトとのいざこざから、ゼイン・マリクは中傷に嫌気がさしてSNSをやめた。
2014年:リリー・アレンが、「かつてないほどに憎しみにアクセスしやすくなっていて、その結果人々はお互いにひどいことをしてもいいと考えている」とコメントし、SNSを断つ。
2015年:「世界を自分の目ではなく、スクリーンを通してしか見ていない」と書き、SNS断ちをしたエド・シーランの他にも、イギー・アゼリアが「わたしはハッピーでいたいのに、あまりにもネガティブで消耗する」とお休みした。
2016年:スターのSNS断ちラッシュだったこの年は、まずフィフス・ハーモニーのノーマニ・コーディが人種差別的な投稿の多さに疲弊しSNSを停止。当時はまだメンバーだったカミラ・カベロが彼女を擁護するツイートを連投した。デミ・ロヴァートはマライア・キャリーのファンの怒りを買い、Twitterとインスタグラムをやめると宣言したが、わずか1日後に復活。デミは2012年にも一度休んでいる。他にもサム・スミスが【アカデミー賞】での発言を批判されてSNSを休止。ホールジーも理由を言わずにやめたが、ネットいじめが原因とみられている。
何度もTwitterをやめていることで知られるアジーリア・バンクスは、ゼイン・マリクに対する人種差別発言が原因で5月からアカウントを凍結されている。
ジャスティン・ビーバーもこの年にインスタグラムをやめた。7,780万人のフォロワーを持つ彼だが、当時彼女と噂されていたソフィア・リッチーに対する誹謗中傷を見かねた為だった。
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