トミタ栞 「ふざけてやろうと思っています(笑)」堂々と好き勝手なライブ宣言! 丸山礼もトミタ栞役で出演し4周年を祝福

2017年6月27日 / 18:25

 トミタ栞が、2017年6月24日に【トミタ栞ライブ「HAPPY TIMES」】をTSUTAYA O-WESTにて開催。彼女らしく気張らず、笑顔の花咲くステージを届けて、アーティスト活動4周年へ期待の膨らむライブとなった。

<「今回のライブはふざけてやろうと思っています(笑)」トミタ栞、好き勝手にやります宣言>

 「Welcome to “HAPPY TIMES”! My name is Shiori Tomita!!」大きな拍手&歓声に迎えられてバンドメンバーと白ワンピ―スをまとったトミタ栞が登場。彼女が斜に構えると、ギター&バンマスを務める“まっちぃ”こと町田昌弘が手掛けたポップなパンクナンバー「Lovingly me!!」からライブはスタートした。トミタ栞のシャウトへ“YEAH!”と大きな歓声で応える観衆に、続けて「MONSTER GIRL」「だめだめだ」と畳みかけ、大胆な冒頭のアクトとほのぼのとしたバンドメンバー紹介で幕を開ける。

 いつもステージ衣装の色を定額占いサービスで得たラッキーカラーにしている町田(g)は、今回ケータイを変えたことで占いが見れなくなり自ら選んだ真っ赤な衣装であることを突っ込まれ、「40過ぎてもラッキーカラーに頼ってるんじゃねえ」という天からのお告げだとお決まりの“お兄さん”コールで場を沸かせる。またベースの木下裕晴は、定額制サービスは利用していないものの最近サッカーゲームアプリで課金したことを明かした。そして、今回がトミタ栞のライブに初参戦となったドラムスの山口美代子は、少年のようなハツラツとした笑顔を「僕の夏休みの少年みたい」といじられ正しくそのような笑顔をみせていた。

 「今回のライブはふざけてやろうと思っています(笑)」と、好き勝手にやることを堂々と宣言し、トミタ栞1stシングルc/w曲「スキスキップ」~デビューEP『トミタ栞』の懐かしの曲たちを遊び心を加えて披露。「エ・ネ・ト・カ・ネーション」では、飛び跳ねながら本当に楽しそうな笑顔を散らかせる彼女に観衆の顔もいつも以上にほころぶ。そして「ハレの日の結末」にてハーモニカを吹きながらスキップでハケていくのであった。

<トミタ栞役:丸山礼が「カラーFULLコンボ!」を完コピ!? トミタ栞は“前歯が重要”>

 トミタ栞が着替えている間、バンドメンバーによるアツいプレイで盛り上がる会場。そこへ、先ほどと同じ白いワンピースのトミタ栞(?)が登場し「カラーFULLコンボ!」を踊りだした。その正体は、トミタ栞の仲良しグループのひとり、ロバート秋山のものまでブレイクしている丸山礼だ。本物の振りとはもはや別物だが、これはこれですごく楽しい「カラーFULLコンボ!」を踊りきると、「こんばんは! トミタ栞です!」と大歓声が。そこへ「やめて…」ご本人が引き気味で登場し、「お願いだから、前歯を出すのやめて」と丸山へ早速クレーム。丸山いわく彼女のモノマネでは“前歯が重要”らしい。また、アレンジしすぎだというダンスを検証すべく再度、本人と並んでパフォーマンスし大きな笑い声に包まれていた。

 異様なテンションとなってしまった場内を「線香花火」で少し鎮めると、「大好き、さようなら」「スピン」で彼女のライブを取り戻していく。それに丸山礼の登場後、明らかにトミタ栞の歌声も大きくなっていた。そこで今回親友の登場は必要なパートの一部だったように感じられたのであった。

<4周年を迎えて新たに紡がれていくトミタ栞の物語「楽しくない……うそ、超楽しい(笑)」>

 トミタ「HAPPYになりたいですか!?」観客「いえーい!」、トミタ「ん…楽しくない……うそ、超楽しい(笑)」 ライブは最終パートへ。自ら作詞を手掛けた「恋な歌」では観衆がアイドル風にトミタ栞をもてはやし、彼女もトトロの木をのばすシーンでやるポーズをとってみたり、「きらきら」では両手挙げてもらったのにも関わらず「うわ、こわっ!笑」とリアクションしたり、会場皆で楽しい時間を作り上げていく。また、尊敬してやまない大塚 愛の手掛けた「RounD」は落ち着いた歌唱で酔わせ、最後はライブタイトルでもある「HAPPY TIME」にて本編を締めくくった。アンコールでは8月に初の「ぶどう…狩り」のバスツアー開催を発表。そして「二度寝最高」という彼女らしい のほほんとした楽曲で“二度寝”コールを生み出してライブの幕を下ろした。

 以前MCを務めていたトミタ栞の始まりの番組であるtvk『saku saku』が今年3月をもって終了し、そこでまた変わっていく気がしたトミタ栞の物語。モデルやタレント活動もしている彼女だが、音楽活動も真摯に続けてきて4周年を迎えた。冒頭に言っていた「ふざけてやろう」は、決して不真面目にやるということではなく、気張らずにただその状況を一緒に楽しもうかという提案であったようだ。それゆえに、ライブの一つ一つの場面が鮮明に思い返されほど、この幸せな時間をたくさん心に刻めたファンも多かっただろう。そして、前回のツアーで引っ提げられた2ndアルバム『SPIN』の楽曲たちも続々とブラッシュアップされて、しっかり彼女の楽曲として響いていた。4周年を迎え、また一味違ったトミタ栞の音楽&ライブの今後に期待が高まる。

取材:フルカワタイスケ
撮影:米山三郎 (SignaL)

◎セットリスト
【トミタ栞ライブHAPPY TIMES】
2017年6月24日(土)TSUTAYA O-WEST
01.Lovingly me !!
02.MONSTER GIRL
03.だめだめだ
04.スキスキップ
05.あたらしい朝の歌
06.まにまに
07.エ・ネ・ト・カ・ネーション
08.ハレの日の結末
09.カラーFULLコンボ!
10.線香花火
11.大好き、さようなら
12.スピン
13.恋な歌
14.きらきら
15.RounD
16.もしもワールド
17.HAPPY TIME
En1.二度寝最高

メンバー:
トミタ栞
町田昌弘(g,バンマス)
木下裕晴(b)
山口美代子(dr)
丸山礼(トミタ栞役)

◎イベント出演情報
【小川コータ&とまそん presents「満月キャラバン Vol.61」】
7月9日(日)海の家Asia(神奈川県鎌倉市材木座5丁目 鎌倉中央海水浴場)
OPEN 16:00 / START 16:30
出演:小川コータ&とまそん、トミタ栞、Saku
http://www.tomitashiori.com/live/

 


音楽ニュースMUSIC NEWS

ポスト・マローン、マイケル・ベイらとタッグを組み新しいIPユニバース発表へ

洋楽2024年4月24日

 ポスト・マローンが、ヴォルト・コミックスと、マイケル・ベイとブラッド・フラー率いるPlatinum Dunes(プラチナム・デューンズ)とタッグを組み、自身によるオリジナル・ストーリーに基づく全く新しいIP(知的財産)ユニバースを創造する … 続きを読む

竹内まりや、「人生の扉」MV公開&収録アルバム『DENIM』のアナログ盤をリリース

J-POP2024年4月24日

 竹内まりやが2007年にリリースしたアルバム『DENIM』のアナログ盤が本日4月24日に発売され、あわせて収録曲「人生の扉」のMVが公開となった。  「返信」「シンクロニシティ(素敵な偶然)」「スロー・ラヴ」「明日のない恋」「人生の扉」な … 続きを読む

伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』公開を記念した「ボブ・マーリー ショップ in HMV」開催決定

洋楽2024年4月24日

 映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の日本公開を記念して、2024年5月10日から5月23日まで「ボブ・マーリー ショップ in HMV」の開催が決定した。  大阪・心斎橋の「HMV&BOOKS SHINSAIBASHI」と沖 … 続きを読む

大阪【ジャイガ】第3弾アーティストにクリープハイプ/Novelbright/櫻坂 46ら

J-POP2024年4月24日

 2024年7月20日、21 日に音楽フェスティバル、大阪・舞洲スポーツアイランドで開催れる、”ジャイガ”こと【OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL】第3弾アーティストを発表した。  第3弾アーティストは、20日クリー … 続きを読む

ザ・ウィークエンド、米ビルボードHot 100入り楽曲数がキャリア通算100曲超え

洋楽2024年4月24日

 ザ・ウィークエンドは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”の首位に7曲を送り込み、アルバム・チャート“Billboard 200”では4枚のアルバムが1位を獲得するなど、米ビルボード・チャートで数々の偉業を成し遂げてきた。そし … 続きを読む

Willfriends

page top