メトロノーム、ツアーファイナル公演でワンマンライブ開催発表

2017年4月30日 / 17:00

4月29日@渋谷・TSUTAYA O-EAST (okmusic UP's)

エレクトロ・ポップ・ヴィジュアル系バンド メトロノームが、4月29日に最新アルバム『CONTINUE』を引っ提げた『現代MONO/POLY』ツアーのファイナル公演を渋谷・TSUTAYA O-EASTで行なった。

会場の入り口からすぐに壁や階段に縦横無尽に貼られたメトロノームの文字が延々と連なる黒と黄色のKEEP OUT風のテープに迎えられ、ライヴ会場というアトラクションへ向かうドキドキ感をどんどんあおっていく。

SEとしてアルバム1曲目に収録されているインストゥルメンタル曲「CONTINUE」が徐々にライヴオリジナルアレンジへ。「コンニチハ、メトロノーム デス」というゲームライクなナレーションがメンバーを一人ずつステージに呼び込む。それぞれのメンバーがステージに登場するたびに待ちわびていたファンの歓声が嵐のように湧き上がる。そして再度「コンニチハ、メトロノーム デス」のあと、VOICECODER(Vocal)シャラクの鬨の声「メトロノームだ!」で華々しくファイナルが幕を開けた。

まずはALBUMリード曲である『強くてNEW GAME』。腕を突き上げるシャラクに呼応して会場も一気にヒートアップ。妖艶な面持ちでTALBOからパッド、そしてテルミンを操るTALBO-1(ギター)フクスケに上手ファンは失神寸前。最初から身体能力を発揮してのっけからヘッドバンギングをかますTALBO-2(ベース)リウからは片時も目を離すことができない。

しかし、メトロノームはピコりつつ多彩なサウンドで魅せる、その変幻自在さ。「空想ヒーロー」ではフクスケの激しく繰り出されるギターのサウンドが排他的なほどのハードロックを突き付け、空気を硬質にしたかと思うと、「東京ロマンチカ」ではリウの襲い掛かるような姿勢から紡ぎだされる繊細なピアノに、メトロノームとしては異色の艶っぽい声色をビブラートで響かせるシャラクに心を奪われる。さらに「ハーメルン」では一挙に異国に連れ出されるようなシュールで退廃的な妖しい世界が広がるが、一方でメンバー全員が黄色と黒のポンポンを持って会場に振り付け講座をする「豆腐メンタル」はコミカルでおもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかな空気感にと、次から次へとステージ自体のムードが変わっていく。

そんな中で大事に披露されたアルバム『CONTINUE』唯一のカバー曲「形而上気分でRock’n Roll」はグルグル映畫館が原曲。ファンからの惜しみない歓声は、リーダーの天野鳶丸氏に届いただろうか。

本編最後は「プチ天変地異」から「三つ数えろ」。会場が一気に興奮のるつぼと化し、ファンは頭が転げ落ちそうなほどのヘッドバンギング。このまま終われるはずのないステージに向けて、アンコールがメンバーが捌けたとほぼ同時に沸き起こる。その呼び声に応じたメトロノームは「自分コンプレックス」「めんどくさい」と畳み込み、「φD-SANSKRIT」では今回ツアーを通して使われていたメトロノームテープが宙に舞った。

一度ハイになった会場はもう止められない。さらにアンコールの声に登場したメトロノームはライヴで聴かずには帰れない「絶望さん」で大きく「絶望ですかー!?」のシャラクの呼びかけに、何百倍もの熱量で「絶望でーす!!」と返す会場いっぱいのファン。まだ帰れないファンからの熱烈なアンコールに、最後はお祭り騒ぎの「MATSURI」で後ろ髪を全力両手で引っ張る強烈な印象を残して、NEW ALBUM『CONTINUE』発売記念ツアー『現代MONO/POLY』の全公演が終了した。

ライヴ内ではメトロノーム19周年と、シャラクの生誕の両方を一気に祝うワンマンライブ「しゃーたん&めとたん」が、8月25日赤坂BLITZにて行われることが発表された。詳細は4月30日(日)11時以降、オフィシャルHPで発表されるため、チェック必至だ。

Photo by 洲脇理恵(MAXPHOTO)

【セットリスト】

01.強くてNEW GAME

02.ボク募集中

03.空想ヒーロー

04.メタリア~ノ?ピコリア~ノ!

05.東京ロマンチカ

06.BYE-BYE

07.ハーメルン

08.暗いbaby

09.INFORMATION

10.青い鳥

11.解離性同一人物

12.惨敗生活

13.形而上気分でRock’n Roll

14.気が狂いそうな時に口ずさむ唄

15.豆腐メンタル

16.千年世界

17.パパパラノイア

18.プチ天変地異

19.三つ数えろ

ENCORE

20.自分コンプレックス

21.めんどくさい

22.φD-SANSKRIT

23.絶望さん

24.MATSURI


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