SHERBETS、圧巻の結成10周年記念ライヴ・レポート

2008年5月15日 / 05:00

4月23日(水)にミニ・アルバム『GOD』をリリースした浅井健一率いるSHERBETS(シャーベッツ)が結成10周年記念ライヴ「SHERBETS 10th Anniversary“MIRACLE GIGS SPECIAL”」を5月10日(土)東京・JCBホールにて行った。

3,500人の観衆に向け「ハロー、トウキョウボーイズ」とベンジーのお決まりの一言でスタートしたライヴは、SHERBETSの前身バンド“SHERBET” 時代のナンバー「ゴースト」という意表をつく選曲で始まり、アルバム『SIBERIA』『AURORA』から最新作『GOD』まで、全てのアルバムやシングル収録曲を網羅した、まさに10周年記念ライブにふさわしいものとなった。

中盤にはロックンロールな新曲「Fire Bird」を初披露、新作『GOD』からは早くも名曲との呼び声高い「小さな花」や「SIBERIA」などを演奏、終盤には「カミソリソング」「タクシードライバー」「ジョーンジェットの犬」と切れ味鋭いナンバーを続けざまに鳴らし、本編は一気に終了。
アンコールで再びステージに登場するとベンジーは、「10周年(ライブ)に来てくれてありがとう。これから先、どうなるかは誰にも分からんけど、またみんなに会えることを祈ってやってくよ。」とMC。
2回のアンコールを含む全24曲をバンドは演奏しこの日、圧巻のステージは幕を閉じた。
今回のツアーは残り1公演、5月17日(土)沖縄・桜坂セントラルにてファイナルを迎え、『FUJI ROCK FESTIVAL’08』『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO』といった大型の夏フェス参戦へと続く。

ライヴでのSHERBETSの活躍に加えソロとしての浅井健一の活動も順調だ。
着うた(R)、着うたフル(R)にて5月7日(水)に先行配信を開始した新曲「サイドカー」「MOTEL BREAKERS」(モータースポーツ“SUPER GT2008”テーマ曲)がPCでも5月28日(水)に配信がスタート。さらに昨年原宿で開催され好評だった個展<KENICHI ASAI Exhibition”Jet Milk Hill to Sherbet Street”>を5月14日(火)から6月15日(日)約1ヶ月間のスケジュールで東京・六本木のZEL CAFE/GALLERYで開催している。水彩・デッサン画を含めた約100点の平面作品展示、限定映像の上映、楽器や私物の展示、さらに本人カスタマイズのバイク”サリンジャー号”の特別展示など彼の世界観を知る上で必見の個展となっているのでこちらもお見逃しなく。


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