超特急がツアーファイナルにてアリーナライブ、アルバムリリース等を大発表!

2016年6月10日 / 23:30

6月10日@パシフィコ横浜 (okmusic UP's)

昨年からシングルで立て続けにドラマ主題歌を務め、注目度ナンバー1の7人組ダンス&ボーカルグループ・超特急が“超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism"のツアーファイナル公演を6月10日にパシフィコ横浜で開催。史上最多の35000人を動員し、生バンドとの共演という新たな挑戦でこれまでになく大人の魅力を押し出して、未来に繋がる新境地を拓いてみせた。

チケット即日完売につき2回の公演追加を経てもなお全日ソールドアウトした今回のツアーでは、従来通りのスタイルで8号車と呼ばれるファンの声援と7人のパフォーマンスが一体となる“Shout&Body”。そして超特急としては初めての生バンドをバックに、生音だからこそのグルーヴ感と彼らの全力パフォーマンスがシンクロする“Body&Groovin'”と、2つのタイトルを掲げて全国を駆け巡ってきた。3月からスタートした16公演の最後を飾るこの日のタイトルは“Body&Groovin'”。客電が落ちるとお馴染みのSEの代わりにステージの左右に構えたバンドがロックなセッションを鳴らし、幕開けの曲「No.1」でコーイチとタカシがフェイクの利いた歌声を聞かせると、想像を絶するアダルトなアレンジに場内は沸騰。さらに、ステージにライトが当たって5人のダンサー陣が姿を現せば、悲鳴のような歓声が湧き上がる。「SAY超特急!」というカイの煽りからスタートした新曲「DJ Dominator」でもファンクなフレイバーを存分に取り込み、自己紹介のMCを挟んでタクヤの「Are You Ready?」の煽りに生ドラムの音が重なる様は、まさにロックバンドのステージのよう。おなじみのナンバーも画期的なバンドアレンジにより別物のように生まれ変わって、曲が始まるたびに驚きと喜びのどよめきが客席に沸き起こる。

ところどころにエモーショナルなバンドセッションも加わって、生音とのシンクロを重視したダンス&ボーカルのパフォーマンスは間合いと溜めを活かしたものとなり、よりセクシーで生々しい魅力が引き立つことに。ユーキが妖しい笑みで投げキスを贈る「Kiss Me Baby」等では特にその側面が際立ち、8号車のメンバーコールと相まって、爆発的なシンクロニズムを生み出してゆく。「Starlight~Billion Beats」と、ボーカル二人とバンドとのアコースティックセッションでセンシティブな世界を描いてくれたのも、このスタイルならでは。ジャジーに大変身した「スターダストLOVE TRAIN」に手拍子が湧き、ダンサー達が軽やかなステップを踏めば、まるでムーディーなバーにでも来ているような心地になる。アダルトな夜の空気は人気曲をテンポよく繰り出すメドレーで爽やかな風となり、さらに8号車のホールを揺るがすようなメンバーコールに。そして超特急最速のコミカル曲「バッタマン」では雄叫びを上げ続けるユースケに、8号車との“これぞ超特急!”なコール&レスポンスが轟いて、場内のテンションは最高潮になる。

その後もボーカル二人だけで届ける「Keyword」「FLASHBACK」ではしっとりと、ダンサー陣も煽りを入れて熱く燃え上がる「OVER DRIVE」等ではアッパーにと、さまざまな情景を描く7人。ポップ、ロック、EDM、R&B、ヒップホップと多彩な超特急の音楽性は、生バンドで奏でられることによりジャズ、ソウル、ファンク、オールドスクール等の要素を得て、7人の歌とダンスをいっそう表情豊かなものにする。最新シングル「Yell」で会場の全員に温かなエールを送り、このツアーのために書き下ろされた「Synchronism」で想いの籠った熱唱と、絆を体現するようなダンスを繰り広げて、ライブを美しく締めくくる……かと思いきや、本日はツアーファイナル。ここで終わるはずもなく、なんとアンコールでは驚きの三大発表が為された。まず一つ目は写真集第二弾の発売。昨年出版した第一弾はマレーシアでの撮影だったが、今回は往年の映画シリーズ『シベリア超特急』にちなみ、なんとシベリアでの撮影になるという。二つ目は10月の2ndアルバムリリース。前作『RING』から約2年ぶりのアルバムということで、どれだけの成長がパッケージされるか期待大だ。さらに三つ目として12月17日に神戸ワールド記念ホール、12月24日に国立代々木競技場第一体育館でアリーナライブを行なうことが発表されると、場内には割れんばかりの大歓声が。昨年のクリスマスイブも同じ会場でライブをしているだけに、カイも「絶対に昨年よりもパワーアップしたパフォーマンスをお届けするので全員来いよ!」と気炎を吐いた。「(次が最後の曲で)嫌だという気持ちはメンバー全員同じです。嫌なら悔いなく一日を過ごすまでです!」というリョウガの名台詞も飛び出した「Signal」でツアーを締めくくり、深々と一礼をしてステージを去るユーキの瞳には光るものが。涙するほどの充実を得たツアーを経て、これから彼らが何とシンクロし、何と一つになっていくのか? まだまだ7人から目が離せない。

photo by 米山三郎(SignaL)

text by 清水素子

【セットリスト】
SE:Overture

M1:No1

M2:DJ Dominator

M3:STYLE

M4:Star Gear

M5:Panipani

M6:Kiss Me Baby

M7:Beautiful Chaser

M8:Time Wave

M9:TurnUP

M10:Starlight~Billion Beats

M11:スターダストLOVE TRAIN

M12:Rush Hour

Secret Express

Shake body

Drive on week

M14:バッタマン

M15:keyword

M16:FLASHBACK

M17:refrain

M18:Burn!

M19:OVER DRIVE

M20:fanfare

M21:Yell

M22:Synchronism

M23:チェイサー

EC1:走れ!!!!超特急

EC2:Signal

【アリーナライブ詳細情報】
12月17日(土)  兵庫 神戸・ワールド記念ホール

開場 16:00/開演 17:00

12月24日(土)  国立代々木競技場 第一体育館

開場16:30/開演 17:30

<夢の青春8きっぷ会員1次先行受付(抽選)>

受付期間:2016年6月10日(金)22:00~6月28日(火)23:59

※今回のお申し込みは入会日によってお申し込み期間異なります。お申し込みの際にはお間違えのないようご注意ください。

■特設サイト

http://bullettrain.jp/arena2016/


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