エンターテインメント・ウェブマガジン
1月28日にタイダルからサプライズ・リリースされた、リアーナの8枚目のアルバム『アンチ』から、先行シングル「ワーク」が、全米ソング・チャートで7週目の首位を獲得する大ヒットを記録している。その勢いを受けて、本作から次のシングルとして「キス・イット・ベター」そして「ニーデド・ミー」が、3月30日、2曲同時にリリースされた。
当初『アンチ』からの先行シングルとしてリリースされる予定だった「キス・イット・ベター」は、グラス・ジョンが担当した、イントロのギター・リフが印象的な、ロックとR&Bが融合したナンバー。リアーナ独特のダークなイメージを崩さず、かつポップな要素も取り入れた、アルバムの中でも特にメロディックな1曲で、インパクトも絶大、大ヒットに期待できる選曲だ。
リリース翌日の31日には、公式ビデオがリリースされたばかりで、公開4日で1100万視聴回数を突破している。シーツを纏ったリアーナが、エロティックに身体をくねらせるモノクロのシーンが続き、「キスで癒して」と歌う内容にマッチした、幻想的な映像に仕上がっている。次週の米ソング・チャートでは、このビデオの視聴回数とデジタル・セールスを受け、上位デビューが予想され、「ワーク」に続くTOP10入りも期待できるかもしれない。
もう1曲のシングルとしてリリースされたのは、すでにソング・チャートでもランクインを果たした「ニーデド・ミー」(最高位55位)。リアーナの楽曲特有のリフレインが印象的なナンバーで、DJ・マスタードがメイン・プロデュースを担当している。R&Bチャートやヒップホップ・チャートではすでにランクアップ中、現段階で予定されていないが、ビデオのリリースがあれば、ポップ・チャートでの上位ランクインも見込めるだろう。
「ワーク」で通算14曲目の首位を獲得した、リアーナ。この記録は、ビートルズ(20曲)、エルヴィス・プレスリー、マライア・キャリー(同18曲)に次ぐ、歴代4位にランクインする快挙で、本作『アンチ』からは15曲目の記録更新を狙う。十分その素質がある「キス・イット・ベター」は、現在進行中のワールド・ツアー【アンチ・ワールド・ツアー】の最後に歌われていて、ファンの間でも人気を博している。
およそ3年のブランクがあった新作『アンチ』だが、女王リアーナは健在、彼女の快進撃は止まらない。
Text: 本家 一成
◎リリース情報
『アンチ』
リアーナ
2016/2/10 RELEASE(日本盤)
2,376円(tax incl.)
洋楽2024年4月24日
ポスト・マローンが、ヴォルト・コミックスと、マイケル・ベイとブラッド・フラー率いるPlatinum Dunes(プラチナム・デューンズ)とタッグを組み、自身によるオリジナル・ストーリーに基づく全く新しいIP(知的財産)ユニバースを創造する … 続きを読む
J-POP2024年4月24日
竹内まりやが2007年にリリースしたアルバム『DENIM』のアナログ盤が本日4月24日に発売され、あわせて収録曲「人生の扉」のMVが公開となった。 「返信」「シンクロニシティ(素敵な偶然)」「スロー・ラヴ」「明日のない恋」「人生の扉」な … 続きを読む
洋楽2024年4月24日
映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の日本公開を記念して、2024年5月10日から5月23日まで「ボブ・マーリー ショップ in HMV」の開催が決定した。 大阪・心斎橋の「HMV&BOOKS SHINSAIBASHI」と沖 … 続きを読む
J-POP2024年4月24日
2024年7月20日、21 日に音楽フェスティバル、大阪・舞洲スポーツアイランドで開催れる、”ジャイガ”こと【OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL】第3弾アーティストを発表した。 第3弾アーティストは、20日クリー … 続きを読む
洋楽2024年4月24日
ザ・ウィークエンドは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”の首位に7曲を送り込み、アルバム・チャート“Billboard 200”では4枚のアルバムが1位を獲得するなど、米ビルボード・チャートで数々の偉業を成し遂げてきた。そし … 続きを読む