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米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”の最新版(12月26日付)で、アデルの『25』がチャートデビューから3週連続1位をマークしたことが明らかになった。10日締めの1週間で72万8,000万枚を全米で売り上げ(ニールセン・ミュージック調べ)ており、このうち純粋なアルバム・セールスは業界予測65万枚を上回る69.5万枚を記録した。同作のトータル・セールスはこれで519万枚となった。
ニールセン・ミュージックが1991年にセールス追跡調査を始めて以来、リリースから3週連続で65万枚以上売り上げたアルバムは『25』が初となる。3週にわたって65万枚セールスを記録したアルバムは過去に4作品あるものの、いずれもリリースから最初の3週間ではない。3週(あるいはそれ以上)にわたり65万枚セールスを達成した直近の作品は、いずれも2001年1月6日付けの同チャートに入っていたザ・ビートルズの『1』とバックストリート・ボーイズの『ブラック・アンド・ブルー』だ。
なお、最新版“Billboard 200”で2位に初登場したのはコールドプレイの『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』だ。同作品は21万枚売り上げ、うち19万5,000枚が純粋なアルバム・セールスとなっている。
イギリス出身の同バンドにとって、これで6作連続トップ5入りアルバムとなった。ちなみに過去4作は全て1位に初登場しており、同チャートを制した直近のアルバムは2014年の『ゴースト・ストーリーズ』で、38万3,000枚を売り上げた。
一方、ジャスティン・ビーバーの『パーパス』は15万1,000枚(29%ダウン)で3位へ1ランク落としたほか、ペンタトニックスの『ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー』は48%アップの13万9,000枚を売り上げたものの、3位から4位へダウンした。
続いて、13万2,000枚を売り上げたG-Eazyの『When It’s Dark Out』が5位にチャートイン。同ラッパーにとって2作品目のトップ5入りとなった。また、『When It’s Dark Out』は“Top R&B/Hip-Hop Albums”チャートおよび“Rap Albums”チャートの両方で初登場1位をマークしている。
この他、6位にはリック・ロスの『ブラック・マーケット』(6万5,000枚、うち純粋なアルバム・セールスは5万4,000枚)がチャートイン。トロイ・シヴァンのデビュー・フル・アルバム『Blue Neighbourhood』(6万5,000枚、純粋なアルバム・セールスは5万5,000枚)が7位スタート。ワン・ダイレクションの『メイド・イン・ザ・A.M.』は4位から8位へダウン、クリス・ステープルトンの『Traveller』が11位から9位へアップ、ザ・ウィークエンドの『Beauty Behind the Madness』が6位から10位にダウンしている。
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